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テンプル大学ジャパンキャンパスが「持田・ストロナク全額奨学金」を創設 ゴールドマン・サックス証券持田社長が450万ドル(約5億円)を寄付

PR TIMES / 2021年9月9日 16時15分

テンプル大学ジャパンキャンパス(東京都世田谷区/学長マシュー・ウィルソン/TUJ)は、ゴールドマン・サックス証券株式会社代表取締役社長、持田昌典氏より450万ドルの寄付を受けたことを発表しました。TUJ史上最高額となるこの寄付によって基金が創設され、日本の国公立高等学校出身の優秀な学生にとって、実質学費免除でTUJに通うことのできる奨学金制度となります。



2021年9月9日

「持田・ストロナク全額奨学金」は、持田氏とTUJの前学長であり持田氏の長年の友人である、ブルース・ストロナク氏への敬意を表して名付けられました。日本の国公立高等学校を卒業見込で、TUJに入学を希望する生徒の中から、学業成績等に基づいて毎年若干名を選考し、最大 10 学期間(5年間)の学部課程の学費・諸費用全額を給付します。本奨学金にはオプションとして、テンプル大学アメリカ本校(ペンシルベニア州フィラデルフィア)への最長2学期間の留学(学費・諸費用給付)およびTUJ学部課程への条件付き入学であるBridge Programが含まれます。現在、2022年にTUJに進学する第一期の持田・ストロナク奨学生の出願を受け付けています。

今回の持田氏による寄付は、TUJの39年間の歴史の中でも突出して高額というだけではなく、TUJにとって初の全学費給付型奨学金を実現する寄付基金(運用型)となります。

TUJ学長、マシュー・ウィルソンは「テンプル大学ジャパンキャンパスを代表し、持田氏の寛大さに心より感謝申し上げます。ご寄付のおかげで、この先何世代にもわたり、日本の国公立高等学校の優秀な生徒がTUJの質の高い国際教育への扉を開き、国際色豊かな学生の中に加わる機会を得ることで、自らの夢を追ってリーダーシップへの第一歩を踏み出すことができます」と感謝の意を表しました。

この奨学金創設のはじまりは、持田氏と当時慶應義塾大学客員講師であったストロナクTUJ前学長が出会った約40年前にさかのぼります。ストロナク前学長は、持田氏が英語を学ぶ手助けをするとともに、ペンシルベニア大学の名門ウォートン校で学び、経営学の修士号(MBA)を取得するよう励ましました。その後二人は、長年にわたり、温かい友情を育んできました。

ペンシルべニア大学ウォートン校でMBAを取得後の1985年、持田氏は、ニューヨークのゴールドマン・サックス本社に入社し、翌年日本に帰国。ゴールドマン・サックスの日本での業務拡大に尽力し、2001年からゴールドマン・サックス証券の社長を務めています。ザ・ゴールドマン・サックス・グループ・インク経営委員会メンバーにも名を連ねるとともに、アジア太平洋地域経営委員会の共同議長、ゴールドマン・サックス証券株式会社経営委員会の議長も務めています。

米国テンプル大学総長ジェイソン・ウィンガード(Jason Wingard)は、以前ゴールドマン・サックスのニューヨーク本社人事部門でマネージング・ディレクター兼チーフ・ラーニング・オフィサーを務めていたことがあり、2013年以来持田氏と親交があります。

「持田氏ほど、国際教育が持つ変革力を理解している人は他にいません」と、6月にテンプル大学総長に就任し、それ以前はコロンビア大学プロフェッショナル・スタディーズ(School of Professional Studies)の学部長兼教授を務めていたウィンガードは語っています。「ゴールドマン・サックスにおける持田氏の素晴らしいキャリアは、国際教育が日本の若者や世界中のテンプル大学の学生に与える力を立証する、まさに生きた実例です。我々テンプル大学の関係者は、持田氏を友人と呼べることを大変光栄に思っています」

持田氏はこれまでも、ゴールドマン・サックスのドナー・アドバイズド・ファンドであるゴールドマン・サックス・ギブズを通じて、日本の貧困世帯の子どもたちの生活支援、教育支援に多額の寄付を行っています。

その姿を見てきたストロナク元学長は「何十年にもわたり持田氏は、日本の恵まれない人々への教育機会の提供に尽力してきました。今回のTUJへの寛大な寄付もまた、そうした功績と軌を一にするものであり、日本の若者に、持田氏の足跡を辿り、未来のグローバルリーダーへの道を歩む力を与えるものとなるでしょう」と語ります。

持田氏にとって、日本の国公立高等学校の卒業生―― その多くは世界の文化に直接触れたり身をさらす機会に恵まれていない―― に対する国際教育への投資は、日本の未来への投資です。

「日本を担う未来のリーダーにとって、質の高い国際教育は不可欠です」と持田氏は語っています。「今回の奨学金によって、さまざまな環境に置かれた日本の国公立高等学校出身の学生が、テンプル大学での国際教育を通じて、日本のグローバル化を支えていくことが可能になるでしょう」と述べました。

【テンプル大学ジャパンキャンパス】
テンプル大学ジャパンキャンパス(TUJ)は1982 年、東京に開校以来、日本でアメリカの大学の準学士号、学士号、修士号、博士号を取得することができる唯一の大学として教育を提供しています。授業の内容や取得する単位・学位はアメリカ本校と同等で、アメリカの大学制度に基づき、運営されています。TUJの学生は、時期や期間を自由に決めて、アメリカ本校やローマ校に留学することが可能です。2005 年に文部科学省より日本で初めて「外国大学の日本校」として指定されました。2019 年 8 月に、世田谷区に新設されたキャンパスに移転し、より国際的で、より魅力的なキャンパスへと成長を続けています。2022年には創立40周年を迎えます。

<奨学金詳細>
https://www.tuj.ac.jp/jp/ug/cost-financial-aid/mochida-stronach.html

[画像: https://prtimes.jp/i/10556/4/resize/d10556-4-6de5eeebf4807ee3711d-0.jpg ]


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