AUTHLETE、500 STARTUPS より資金調達
PR TIMES / 2017年5月23日 10時58分
株式会社 Authlete(本社:東京都千代田区、代表取締役:川崎 貴彦)は、シードラウンドにて500 Startups Japan(代表:James Riney)より資金調達を実施しました。今回の資金調達を含め、Authlete はシードラウンドにて合計1億4千万円の資金調達を完了いたしました。今後、開発体制の強化を図ると同時に、国内外で事業を拡大させてまいります。
弊社サービスAuthlete は、APIエコノミーの基盤技術である OAuth 2.0 と OpenID Connect の実装をサポートするデベロッパー向けのサービスです。2015年からサービス提供を開始し、これまで世界20カ国以上での利用実績があります。また、本サービスは、「市場へのインパクト」、「マネジメントチームの質」、「ビジネスモデルの革新性」、「成長ポテンシャル」、「グローバル性」が認められ、本年3月に開催された金融イノベーションビジネスカンファレンス FIBC 2017という国内最大級のFinTechピッチコンテストにて、大賞を受賞しております。
■Authleteの3つの特長
導入および管理が圧倒的に簡単:認可サーバーおよび OpenID プロバイダーの実装に必要な機能をすべて Web API として定義し、お客様に提供しています。クラウド版であれば、お客様側で認可用データベースを用意する必要もなく、導入時の工数を大幅に削減でき、製品化までの時間を短縮できます。また、常に最新の仕様にあわせてアップデートされていくため、運用も圧倒的に簡単です。任意の環境で利用できるオンプレミス版も提供しております。
認証と認可の分離:認可に特化した独自のアーキテクチャーであるため、任意の認証技術と組み合わせることが可能です。また、既存の認証システムを用いて、認可の仕組みを導入することも可能です。
複数サービス導入を前提とした設計:既存のサービスの多くは、サービス毎に認可サーバー/ OpenID プロバイダーを必要としますが、Authleteであれば、一元的にそれらを管理することができます。
■Authlete 代表取締役 川崎コメント
「弊社サービスのAuthleteは、世界で勝負するために作り上げた製品です。FIBC 2017での大賞受賞後、国内企業からの問い合わせが増えており、非常にうれしく思っています。さらなるビジネス拡大に向け、今後は海外でもお客様を増やしていく計画で、500 Startups が持つ経験とネットワークは、弊社が海外展開を加速させる上での強力な足掛かりになると考えています。」
■500 Startups Japan代表 James Riney 氏 コメント
「川崎さんは、OAuth 技術に関して世界トップクラスのエンジニアであり、Authleteは彼にしか作れないプロダクトです。彼らの技術は API エコノミーを活性化し、多くの分野でイノベーションを引き起こすと期待しています。彼らの事業拡大に貢献できることを光栄に思っています。」
■API エコノミーについて
Web API を通じて、サービス同士が連携し、お互いの強みを利用し合い、巨大なエコシステムを構築していく新たな潮流は、現在、『APIエコノミー』として注目を集めています。Web APIは、ウェブサービス同士の連携、IoTデバイスからの買い物、スマホ家計簿アプリと銀行APIの連携など、FinTech や IoT を含む幅広い分野を支える基幹技術です。2017年に公開された marketandmarkets.com の試算によると、2021年に26.65億ドルの市場に成長するとみられています。
■OAuth 2.0およびOpenID Connectについて
OAuth 2.0は、クライアントアプリが認可サーバーから許可証(アクセストークン)を取得る手順を標準化した仕様です。クライアントアプリが、あるサービスの Web API を利用する際、その許可をクライアントアプリのユーザーから得ているかどうかを、Web API 側で確認する必要があります。この確認のため、クライアントアプリは、Web API に対してアクセストークンを提示することが求められます。認可サーバーは、そのアクセストークンの発行を管理するためのサーバーです。この仕様に沿った認可フローを構築することで、安全に API を公開することが可能となります。
OpenID Connect は、OAuth 2.0を拡張する形で作成された、あるサービスのユーザー情報を他のサービスでも利用できるようにする手順を標準化した仕様です。あるサービスから「認証された」という事実をIDトークン使って管理することで、他のサービスでもユーザー情報を利用可能になります。OpenID プロバイダーは、このIDトークンの発行を管理するサーバーになります。
■株式会社Authlete
Authlete社は、セキュアな API 実装に必要な OAuth 2.0 と OpenID Connect の実装をサポートするデベロッパー向けのサービスを提供しています。Authlete を活用する企業は、自社サービスの開発にリソースを集中させ、製品化までの時間を短縮することができます。仕様に準拠した認可サーバーの導入も容易になり、導入後も最新の仕様に合わせて常にアップデートされていくため運用コストを削減できます。世界中の API を活用する企業で利用されており、その分野は、金融、IoT、ヘルスケア、自治体など多岐にわたります。Authlete 社は、2015年に川崎貴彦らにより設立、先端技術に詳しい経験豊富な技術及び事業開発グローバルチームによって構成されています。
■500 Startups Japan
500 Startups は、60ヶ国1,800社以上のスタートアップへ投資する、世界で最もアクティブなシード投資ファンドです。Paypal やFounders Fund に務めたデイヴ・マクルーアにより2010年に創業されました。投資先としては、Twilio、GrabTaxi、Credit Karma といった評価額10億ドルを超える企業や、Viki(楽天により買収)や MakerBot(同Stratasys)、Wildfire(同Google)、Sunrise(同Microsoft)といった大型M&A EXITを達成した企業が挙げられます。
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
世界初!形式の異なる企業のデジタルアイデンティティー証明書を変換する技術を開発し欧州データスペースへの接続実証に成功
PR TIMES / 2024年4月19日 15時15分
-
Microsoft Exchange Online、SMTP認証におけるBasic認証終了へ
マイナビニュース / 2024年4月18日 9時31分
-
エンカレッジ・テクノロジ、次世代型特権ID管理ソフトウェア「ESS AdminONE」の最新バージョンV1.3を5月末より販売開始
@Press / 2024年4月17日 11時0分
-
「アプレット領域分割技術」を活用したNTT ComのSIMが非対面決済向けクラウド型決済端末でトップシェアのアイティアクセスのクラウド型決済端末に採用
@Press / 2024年4月9日 11時0分
-
ガイアックス、DAO組成・運用一元化「DAOX」のオープンベータ版提供を本日より開始!
PR TIMES / 2024年3月28日 11時45分
ランキング
-
1サイゼリヤ、ギリギリ「国内黒字化」も残る難題 国内事業の利益率0.05%、値上げなしで大丈夫か
東洋経済オンライン / 2024年4月24日 7時30分
-
2【速報】1ドル=155円を突破 円安止まらず 日米金利差「縮まらない」見方から円売り・ドル買い強まる
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年4月24日 21時19分
-
3山手線沿線の再開発が進む 「新宿、渋谷、品川」駅の工事はいつ終わるのか
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年4月25日 7時10分
-
4イトーヨーカドー、祖業のアパレル復活なるか アダストリアとの新ブランドが生んだ“相乗効果”
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年4月25日 10時0分
-
5目印は「エコだ値」シール、セブン-イレブン“見切り品”値引き拡大へ 食品ロス削減へ…客「貢献できて嬉しい」【Nスタ解説】
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年4月23日 20時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください