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北陸の工芸の魅力を世界に発信!「国際北陸工芸サミット」11月に富山県で開催

PR TIMES / 2017年8月22日 10時40分

国内外の新進気鋭の若手工芸家を表彰するアワードも創設

「THIS IS 工芸-伝える。創る。-」をテーマに、北陸の工芸の魅力を世界に発信する「国際北陸工芸サミット」が11月に富山県で開催されます。

 11月16日(木)~23日(木・祝)をコア期間として、8月26日(土)に全面開館する富山県美術館(富山市)をメーン会場に、国内外の専門家が多数参加する国際シンポジウム=11月18日(土)富山県美術館、23日(木・祝)ウイング・ウイング高岡=や展覧会=11月16日(木)~1月8日(月・祝)富山県美術館=など多彩なプログラム・イベントを展開いたします。
さらに、50歳以下の作家、職人、デザイナーなど若き“工芸人”を対象とした「U-50国際北陸工芸アワード」を創設し、11月23日(木・祝)に表彰式を国宝・瑞龍寺(高岡市)で行います。










[画像1: https://prtimes.jp/i/26917/4/resize/d26917-4-401707-0.jpg ]

[画像2: https://prtimes.jp/i/26917/4/resize/d26917-4-251327-1.jpg ]


本サミットPRイベントとして、東京都中央区からも富山の工芸の魅力を発信
首都圏情報発信拠点「日本橋とやま館」で“デザイン県とやま”の魅力を発信する企画展を8月28日~9月3日に開催するほか、県内工芸作家の作品の販売会やワークショップ、トークイベントなどを9月18日~10月1日に行います。また三越日本橋本店でも、9月20日~10月2日の「第64回日本伝統工芸展」開催に合わせて、9月27日~10月3日に県内の伝統的工芸品やクラフト等の展示、販売、ワークショップを行います。

記念すべき第1回サミットは“アートとデザインをつなぐ”富山県美術館がメーン会場
「国際北陸工芸サミット」は、文化庁と北陸3県(富山・石川・福井)が連携し、平成29年度~33年度の5年間、北陸の工芸の魅力を国内外にアピールする広域的な催しです。文化庁の「文化芸術創造活用プラットフォーム形成事業」として、初年度の平成29年度は富山県で開催され、31年度は福井県、32年度は石川県で開催されます。

第1回サミットのメーン会場となる富山県美術館は、ピカソやミロ、シャガールなど20世紀の世界的名画に加えて、国際的にも評価の高いポスターや椅子のデザインコレクションで知られる富山県立近代美術館が、今年3月、富山駅北の富岩運河環水公園に移転・新築されたのを機に改称されたもの。本県の主要産業であるアルミや県産材を多用して建てられています。屋上庭園「オノマトペの屋上」には、グラフィックデザイナー・佐藤卓氏デザインによるオリジナル遊具を配置するなど、「アートとデザインをつなぐ美術館」をコンセプトとする同館は、まさに今回のサミットのメーン会場にふさわしい施設と言えます。

それでは、主なプログラム・イベントの趣旨・内容を以下に紹介します。

1.若き「工芸人」たちの取り組みを表彰する「U-50国際北陸工芸アワード」
「U-50国際北陸工芸アワード」は、漆器・銅器・鋳物・木彫・和紙・絹織物・蒔絵・陶磁器をはじめ、ガラス・革・銅器以外の金属・染織などの分野における50歳以下の作家、職人、デザイナーなど若き「工芸人」が対象。作品、表現、技術だけではなく、工芸に対する考えや取り組み、戦略と実践、さらに未来への展望などを総合的に評価して奨励する賞です。従来の工芸が持つ固定概念を一から見つめ直すことで、ボーダーレス化が進み、分野横断的になってきている世界の工芸の潮流をとらえ、国際的なネットワークやコラボレーションの機会を創出し、そこから工芸の未来ビジョンを描くことを目指しています。

本アワードには今回、35の国・地域から403件(国内28都道府県から160件、国外から243件)の応募があり、7月の一次審査で66名(組)を選び、8月下旬の二次審査でファイナリスト6名(組)を選考。ファイナリストたちは、北陸の各工芸現場で、ホスト(企業・工房・職人など)と協同で、新しい作品を創造する「協同創造プログラム」に参加。同プログラムの成果、およびアワード出品作品を11月22日に最終審査します。

審査にあたっては、選考委員長に青柳正規氏(東京大学名誉教授)を迎え、国内からは、伝統工芸・文化の継承・発展を促す活動を行っている元サッカー日本代表選手の中田英寿氏や、テキスタイルデザイナーで東京造形大学教授の須藤玲子氏ら、国外からは、ミュージアムオブアート&デザイン・チーフキュレーターのシャノン・ストラットン氏(米国)ら欧米・アジア諸国の第一線のデザイナー・建築家・文化研究者らが、グランプリ=1名(組)、賞品200万円=や奨励作品の選出にあたります。

2.「ワールド工芸100選(仮称)」
「国際北陸工芸アワード」選考委員がキュレーターとなり、各国を代表する作品を選抜、同アワード二次審査に参加した作品と合わせて、合計約100作品を富山県美術館に展示します(11月16日~来年1月8日)。

3.「国際北陸工芸アワード」優秀作品等の巡回展
「国際北陸工芸アワード」における優秀作品等を県内の美術館・県立文化施設で巡回展示します(期間は来年1月中旬~2月上旬、場所は高岡・富山・魚津を予定)。

4.「国際北陸工芸サミットシンポジウム(仮称)」
各国から招へいした専門家・選考委員による、工芸をテーマにした講演会や討論会を開催します。11月18日は富山県美術館で、青柳選考委員長による基調講演や、その他の選考委員、国内外のゲストスピーカーによるパネルディスカッションを開催。11月23日はウイング・ウイング高岡で、選考委員によるアワードの講評を含むパネルディスカッションを開催します。


5.その他の関連企画・イベント
・富山県美術館開館記念展Part2「素材と対話するアートとデザイン」(11月16日~来年1月8日、富山県美術館)
・「日本のわざと美」展【文化庁主催事業】(11月17日~12月17日、富山県水墨美術館)

・東京「日本橋とやま館」での県内各産地の工芸品の展示やワークショップ等(9月下旬~10月上旬)

・北陸3県が合同で「テーブルウェア・フェスティバル」に参加(来年2月、東京ドーム)

・県内の工芸品の主要産地でクラフトツーリズム、工房見学、制作体験、学生らとのコラボ企画などを実施


[画像3: https://prtimes.jp/i/26917/4/resize/d26917-4-361419-2.jpg ]


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