Blockstream衛星はビットコインを活用して世界中にデータを送受信します。
PR TIMES / 2018年12月18日 16時40分
本サービスとビットコインにより誰もが世界中にメッセージを送ることができます
ビクトリア、カナダ: Blockstream衛星はビットコイン・ブロックチェーンを宇宙からブロードキャストする画期的なプロジェクトです。今回、本サービスのネットワークを通じて利用者間メッセージを送受信できる新しいサービスを公開しました。それに加え、Blockstream衛星サービスのサービスエリアがアジア・パシフィック地域にも拡張され送信されたメッセージは世界の何処にいても受け取ることができるようになりました。
以前から提供されていた北・南アメリカ大陸、ヨーロッパ、アフリカにアジア・パシフィック地域の追加は世界でも最も多くの方々に衛星サービスを提供できることになります。山頂から砂漠の中心地まで青空とパソコン、そして安値の衛星テレビディッシュさえあれば誰もがデータを受信することができます。
[画像: https://prtimes.jp/i/29896/4/resize/d29896-4-425781-0.jpg ]
※A map of Blockstream Satellite’s latest global coverage
Blockstream衛星プロジェクトのリーダーであるクリス・クック氏は、“これまでの衛星コミュニケーションは費用の観点から扱いにくいものと思われていたのですが、Blockstream衛星によってより多くのディベロッパーとサービスに活用されることになる”とし、また、“新しく提供されるAPIは世界中に‘Hello World’ を送信できることになるのですが、より挑戦的で様々なユースケースに応用できるでしょう。自然災害通知サービスや安全な個人メッセージング・サービス、またビットコインの市場データを行き渡らないところに送信するなど衛星サービスの特徴と強みを生かしたサービスへの適用を期待できます”と思いを語りました。
衛星データの費用は今も急速に拡張しているビットコインのライトニング・ネットワーク(Lightning Network)技術を用いて支払われることになります。ライトニングはキロバイト毎のマイクロトランザクションが可能であり、また、“オニオン・ラウティング(onion-routing)”技術によって利用者のセキュリティが絶対的に守られることになります。適切な暗号化と同時に利用することにより、Blockstream衛星APIはメッセージの送信者、受信者、また、メッセージ自体もBlockstreamを含める第三者に明かすことなく利用することができます。
BlockstreamのCEOのDr. Adam Back氏は、“Blockstream衛星APIはグローバルなビットコイン・インフラへの重要な一歩である”とし、 “これでようやく世界中の人がインターネットとは独立されたブロードキャスト手段を手に入れることになり、何処にいても信頼できるメッセージング手段とビットコインを利用できるようになりました。アジア・パシフィック地域の追加により、世界の90%にあたる人々をカバーすることになります。この全てが可能になったのはビットコインとライトニング・ネットワークのお陰でしょう”と述べました。
アジア・パシフィック地域でBlockstream衛星をご利用なされたい方は、Blockstream衛星のウェブサイトで最新ソフトウェアをダウンロードして下さい。当ソフトウェアにはAPIアクセスとデータ・ブロードキャストに必要なアップデートも含まれており、2019年1月初頭にサービスが開始される予定です。
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●Blockstreamとは
Blockstreamはビットコインとブロックチェーンインフラにおいてのグローバルリーダーです。Blockstreamのサイドチェーン技術(Liquid Network)はビットコインの清算を素早く処理し、また、金融機関の資産のトークン化を手助けします。また、Intercontinental Exchangeと共同開発した暗号通貨データフィードは業界最高クオリティの取引データをリアルタイムで提供します。GreenAddressはビットコイン・ウォレットの中でも最も進化したウォレットであり、多くの方々から愛されています。2014年設立、世界中にオフィスとチームメンバーが情熱を抱えて働いています。
●Blockstream 衛星
Blockstream 衛星はビットコインのブロックチェーンを宇宙からブロードキャストし、世界中の方々がインターネットへの接続無しにビットコインを利用できるよう始めました。Blockstream 衛星APIを通じて利用者の皆様はプライベートなブロードキャストを自由に利用でき、Lightning Networkを通じて支払うことができます。
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