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2021年のトレンドを反映する花 決定!第17回フラワー・オブ・ザ・イヤーOTA受賞 キーワードは“SDGs生産”

PR TIMES / 2021年11月15日 17時15分

日本一の花き市場が選出!コロナ禍を経て自宅需要が伸びたことで、評価基準に変化到来。

今年で第17回を迎えるフラワー・オブ・ザ・イヤーOTA。およそ20万点に及ぶ候補から次の4点が選出されました。2021年は引き続き新型コロナウイルス感染拡大の影響で、住環境・在宅勤務環境を整えるニーズの高まりと、花き(かき;観賞用植物全般)がもたらすストレス低減効果の認知普及もあり、花や緑への渇望が上昇、とりわけ自宅需要が伸びました。このことにより1本で空間を明るくするような存在感のある花に注目が集まり、さらには季節指数の高い草花類、つまり気候と地の利を生かした生産に取り組む生産地の花が受賞につながりました。季節の花は環境負荷を低く抑えて多くの花を出荷できるのが特徴です。言い換えれば環境配慮型の生産を実現した生産者さんがSDGsの観点からも評価されたといえます。



株式会社大田花き(おおたかき:本社 東京都大田区 代表執行役社長:磯村信夫JASDAQ7555)は、東京都中央卸売市場大田市場に入場する国内最大手の花き卸売会社です。当社では毎年、流通した花きの中から高く評価された品種・生産者にフラワー・オブ・ザ・イヤーOTAの称号を授与しております。年間の取引データに基づく統計分析とバイヤーによる投票でマーケティングトレンドを的確に捉えた品種が入賞するしくみになっています。品質のみならず、買いやすさやトレンドなど、流通の観点が色濃く反映され総合的に評価されることが他の品評会と性質を異にしています。またこの結果を生産者と共有することで、今後の作付けに生かしていただくことを目的としています。

第17回目を迎えるフラワー・オブ・ザ・イヤーOTA2021では、全国、及び輸入品を含むおよそ20万点に及ぶ候補から次の4点が選出されました。2021年は引き続き新型コロナウイルス感染拡大の影響で、花き(かき:観賞用の植物全般)の消費はとりわけ法人需要において低迷しましたが、一方で伸びていたのは自宅需要です。住環境・在宅勤務環境を整えるニーズの高まり、さらには花きがもたらすストレス低減効果の認知普及もあり、花や緑への渇望も上昇しました。このことにより1本で空間を明るくするような存在感のある花に注目が集まりました。加えて、季節指数の高い草花類、つまり気候と地の利を生かした生産に取り組む花が受賞につながりました。季節に咲く花は過剰な肥料やエネルギーコストをかけることなく、環境負荷を低く抑えて多くの花を出荷できるのが特徴です。言い換えれば環境配慮型の生産を実現した生産者さんがSDGsの観点からも評価されたといえます。

総括して、コロナ禍を経て花の消費構造が大きく変わったことで、評価基準の潮目の到来を感じさせる結果となりました。商品そのものの色や形がニーズとマッチしていることに加え、生産者さんの社会的な取り組みが評価され受賞につながったものが多かったようです。自宅需要はとりわけ若い世代において伸びているため、今後SDGsの観点をもとにした評価は加速していくものと思われます。

今回選出された花きと生産者さまは以下の通りです。

【最優秀賞】 シャクヤク “かぐや姫” 
生産者:津南町農業協同組合様(新潟県中魚沼郡)
花きトレンドは小輪化へ向かう中、唯一大輪品目で受賞。化成肥料を一切使わず、有機肥料のみで露地栽培ながら驚くほど大輪の花を咲かせます。SDGsに通じる農業の体現で、品質のみならず社会的な取り組みが評価ポイントとなります。
[画像1: https://prtimes.jp/i/39845/4/resize/d39845-4-d1390609fbc04d097164-1.jpg ]



【優秀賞】 ヒメヒマワリ “旭(あさひ)”
生産者:中島博英様(長野県南佐久郡)
標高1,000メートルの露地で自然の力を生かして栽培。締まりのある堅い作りが夏場のホームユースとして重宝しました。地味な花、脇役の花が好きという中島様ですが、未来を照らす明るい黄色が家庭用に評価されました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/39845/4/resize/d39845-4-f1626e497b49b27e575f-2.jpg ]



【特別賞】 ユリアジアティック ”タイニーダブルユー”
生産者:今井ゆり園 今井利昌様(千葉県佐倉市)
スカシユリの交配種で元々は鉢物品種。業務用の大輪で華やかな品種開発が宴たけなわのユリ業界にありながら、真逆をいく家庭用小輪短茎タイプで新しいユリの価値を創造しました。以下は1本の写真です。直径10cmほどの花がツボミもあわせ5-6輪付いています。
[画像3: https://prtimes.jp/i/39845/4/resize/d39845-4-7da716ffad2f8d699969-4.jpg ]



【新商品奨励賞】 スイートピー ”アッシュブルー”
生産者:JA晴れの国岡山フルーツフラワーセンター様(岡山県倉敷市)
アッシュブルーは染めの品種。染め品種の入賞は当賞史上初。形のバリエーションが限られたスイートピーで、自然には発現しえないような得も言われぬ神秘的な色をプロデュースし、マーケットに送り出しました。SNS上でも多く共有され、スイートピー流通史、ひいては切花流通史においても金字塔を打ち立てました。
[画像4: https://prtimes.jp/i/39845/4/resize/d39845-4-6e72fa01e402a0714448-3.png ]



尚、大田花きでは新型コロナウイルス感染拡大防止に向けた取り組みを行った上で、次の要領で表彰式を開催いたします。各受賞者様もご来場の予定です。ぜひご取材のほどお願い申し上げます。

【フラワー・オブ・ザ・イヤーOTA表彰式 開催概要】
◆開 催 日 時
2021年12月3日(金) 朝6時50分から7時00分

◆場  所
株式会社 大田花き せり室にて(東京都中央卸売市場大田市場花き棟内)

◆表   彰
結果発表、及び受賞者様より一言

◆予 想 動 員
300人から400人 (当日のせり参加買参人数の見込み)

◆当日問い合わせ
株式会社大田花き花の生活研究所 桐生(TEL:080-4354-3091)

◆URL
https://otakaki.co.jp/flower/
(本年の結果は12月3日以降に掲載されます)
※表彰式の撮影・ご取材をしていただける場合は、ご面倒でも事前にご連絡をいただけると幸いです。

◆主   催
株式会社 大田花き https://otakaki.co.jp/

◆運   営
株式会社大田花き花の生活研究所  https://www.otalab.co.jp/


[画像5: https://prtimes.jp/i/39845/4/resize/d39845-4-f9dd67402e2117883e64-0.jpg ]


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