「ヘデラ・ハッシュグラフ」の一般公開と同時に26の次世代分散型アプリケーション(Dapps)が稼働開始
PR TIMES / 2019年9月17日 17時40分
ヘデラのプラットフォームが一般公開され、誰でも自由に分散型アプリケーション(Dapps)の構築が可能に
エンタープライズ分野での利用を想定した公開分散型台帳のヘデラ・ハッシュグラフは本日、メインネットベータ版の一般公開を行いました。今日から誰でも簡単に口座を開設でき、自由に分散型アプリ(Dapps)の開発が可能になります。ヘデラ上ではすでに数百ものアプリケーションが開発されていて、ヘデラの一般公開と同時に26の分散型アプリ(Dapps)とツールが稼働を開始しました。
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ダラス州テキサス — 2019年8月29日 - エンタープライズ分野での利用を想定した公開分散型台帳のヘデラ・ハッシュグラフは本日、メインネットベータ版の一般公開をしました。今日から誰でも簡単に口座を開設でき、開発者は自由に分散型アプリ(Dapps)の開発ができます。ヘデラ上ではすでに数百ものアプリケーションが開発されていますが、ヘデラの一般公開と同時に26もの分散型アプリ(Dapps)とツールが稼働を開始しました。
稼働開始をしたアプリケーションの中には下記が含まれています。
Adsdax
10日間ですでに200万取引を実現している分散型広告プラットフォームとマーケットプレイスを提供している。
Certera
医療薬品開発の世界的リーダーのCerteraはヘデラのミラーノード(読み取り専用ノード)を運営し、ヘデラ上での医療データの収集と分析結果を活用し、医療トレーサビリティーを実現していきます。
Chainlink
ヘデラ上のアプリにオラクルを提供し、オフチェーンデータとの連携を可能にします。
【ヘデラ・ハッシュグラフCEO、マンス・ハーモン氏のコメント】
『オープンアクセスと同時に様々なアプリケーションが稼働し、ミラーノード(読み取り専用ノード)やヘデラの普及を促進するツールが公開されたことをとても嬉しく思います。当初からヘデラに信頼を寄せ、サポートをして頂いた方々に心から感謝をします。それぞれのプロジェクトがどのようにより公平、セキュア、そして分散されたインターネットを実現していくのか楽しみです。』
一般公開をしたヘデラ・ハッシュグラフは下記3つのサービスを提供しています。
仮想通貨(秒速1万取引に制限)
スマートコントラクト(秒速10取引に制限)
ファイルサービス(秒速10取引に制限)
スマートコントラクトとファイルサービスの速度は2019年後半にかけて徐々に加速させていく予定です。以前発表された4つ目のコンセンサス・サービスは2019年後半にリリースされる予定で仮想通貨と同じパフォーマンスが期待されます。
【ヘデラ・ハッシュグラフ共同創業者及びチーフサイエンティスト、リーモン・ベアド氏のコメント】
『世界中の開発者をヘデラプラットフォームにご招待します。どのようなものが創造されていくのかとても楽しみです。オープンアクセスと同時に運営審議会メンバーのノードも稼働しはじめ、業界でもっとも非中央集権的な公開ネットワーク構築に向けて次のステップを踏みました。』
ヘデラ・ハッシュグラフは「ヘデラ運営審議会」というガバナンス組織によって運営されています。このヘデラ運営審議会は業界と地域を横断した世界トップレベルの企業39社を含み、次世代の分散型台帳プラットフォームに非中央集権的な責任のあるガバナンスを提供できるように形成されています。
運営審議会メンバー企業名はこちらを参照ください:https://www.hedera.com/council
ヘデラプラットフォーム上で稼働中の分散型アプリケーションの抜粋(Dapps)
ADPROV:アドテック業界に存在するデジタル広告の詐欺や矛盾を特定、検証、除去。
ADSDAX:広告業界に存在する詐欺や不透明性の問題を解決。
ALL OVER CHAIN:資産のトークン化、保管、トレーディング、決済を可能に。
ARMADA CHAIN:プライバシー保護を維持し、サプライチェーンデータの共有と可視化。
BINSIGNIA:バイナリーファイルの署名、認証及びデータ整合性の確保。
CARBON:ステーブルコイン。
CERTARA:ヘデラ上の医療データを収集と分析結果を活用し、医療トレーサビリティーを実現。
CHAINLINK:ヘデラ上のアプリにオラクルを提供し、オフチェーンデータとの連携を可能に。
COINSQUAD:仮想通貨関連のあらゆるサポートをするヘルプデスクの役割。
EARTHTILE:環境価値の活用やトークン化。
EVEC:IoTアプリの開発を容易にする分散型IoTプラットフォーム。
HASH-HASH:ヘデラ・ハッシュグラフ「ブロックエクスプローラー」の役割。
HASHING SYSTEMS:分散型ドメイン取得サービス。
HBARPRICE:hbarウォレットの開発。
HEX:分散型取引所(Dex)
HMANAGER:ヘデラ・ハッシュグラフの仮想通貨やファイルサービス活用のツール
INTELLECTUAL PROPERTY VAULT:デジタル文章の保存、署名、管理をするWebアプリ。
LONESTAR DATA TECHNOLOGIES:あらゆる業種に分散型サイバーセキュリティを提供。
MYEARTH.ID:自己主権型アイデンティティを可能に。
MYHBARWALLET:無料オープンソースのヘデラウォレット。myetherwalletのヘデラ版。
OTRAFY:飲食業界のデータ収集によるトレーサビリティーや食の安全に貢献。
PLAYHASH:宝くじアプリ。
POWER TRANSITION:PtoP電力取引を可能にするiMaaSプラットフォーム。
REJOLUT:スマートコントラクトの稼働を容易にする。
TUNE.FM:音楽業界を再編し、アーティストとファンを直接繋げるプラットフォーム。
ZABO:仮想通貨ウォレットとアプリケーションの統合を容易にするAPIを提供。
ヘデラ上で開発中のアプリケーションはこちらを参照ください:
https://www.hedera.com/users
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専門用語について
分散型台帳とは英語でDistributed Ledger Technology (DLT)の日本語訳。
データ記録を中央で管理するのではなく分散して管理する台帳のこと。一般的には中央サーバーでデータを管理しますが、分散型台帳はデータを分散して複数のサーバーで同じ記録を保持することで改ざんやハッキングにの耐性を付与する。
中央集権(Centralized)とは権力が中央に集まっていることを意味し、特定の管理者が全体を支配することのできる環境のこと。
非中央集権(Decentralized)とは権力が分散していて、集合知や多数決などで意思決定される環境のこと。
許可型(Permissioned)とは許可されたノードのみが同意形成に参加ができるネットワークのこと。
非許可型(Permissionless)とは許可されていないノードでも自由に同意形成に参加ができるネットワークのこと。
HBARコインとはヘデラネットワーク上で二つの役割を果たすデジタルコイン。1)分散型アプリケーションを稼働するために必要なアプリの「燃料」、2)ネットワークのセキュリティを維持する「投票権」。燃料がないとアプリが稼働できない。投票権が集中的に保有されてしまうとネットワークのセキュリティーが脅かされる。
ミラーノードとは同意形成に参加しない一方でネットワーク上で行われているすべての取引を参照することができるノード(コンピューター)のこと。ミラーノード所有者はどの情報をどれだけの期間保存するかを自由に決めることができる。誰でも自由にミラーノードを構築することができる。
コンセンサス・アルゴリズムとは中央集権的な管理者が存在しないネットワークにおいても合意形成を可能にするコンピュータープログラムです。不正をはたらく意図を持つ参加者がいたとしても複数のコンピューターが同じ情報を矛盾なく保持することができます。ビットコインやイーサリウムが活用するPOW(プルーフ・オブ・ワーク)やPOS(プルーフ・オブ・ステーク)といった種類があります。
ハッシュグラフ・コンセンサス・アルゴリズムとはブロックチェーンが応用するPOWとは違う種類のコンセンサス・アルゴリズムです。ブロックチェーンではなく、DAGと呼ばれるデータ構造で非同期ビザンチンフォルトトラレント(aBFT)という業界最高レベルのセキュリティを保ちつつ超高速に同意形成を得ることのできるコンセンサス・アルゴリズムです。2015年にリーモン・ベアド博士が発明をした技術です。
詳しくは、
ウェブサイト→https://hedera.com
ツイッター→@hashgraph
テレグラム→t.me/hashgraph
ディスコード→https://www.hedera.com/discord
ヘデラ・ハッシュグラフホワイトペーパーはこちらから→https://www.hedera.com/whitepaper
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