医療分野向け文書管理クラウドサービスのAgatha(アガサ)新機能を追加した「Agatha IRB V2」を発表
PR TIMES / 2020年9月10日 13時15分
アガサ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:鎌倉千恵美、以下 アガサ)は、9月10日、アガサが提供する医療分野向け文書管理クラウドサービス「Agatha」(アガサ)に、新機能を追加した「Agatha IRB V2」を発表、リリースを開始しました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/52277/4/resize/d52277-4-926893-0.png ]
◆医療分野向け文書管理クラウドサービス「Agatha(アガサ)」とは
Agathaは、医療機関、製薬・医療機器企業などの治験・臨床研究の文書を、クラウド上で共有・保存・管理を可能にした文書管理サービスです。2016年3月のサービス開始以来、日本並びにグローバルでサービス提供しています。日本国内では、臨床研究中核病院の8割で使用実績があります。
◆Agatha IRB V2リリースの背景
1.治験において大量に発生する紙資料の現状
1つの医療機関で発生する紙の量は年間80万枚、2.2トン、2トントラックを超える量といわれています。
そんな中、コロナの患者さんが触った紙を介して感染する事例が発生し、紙を使用しない方法への急速な転換が求められています。
2.治験の紙資料に関連して、コロナ禍で発生している問題
コロナの治療薬やワクチンの開発にも時間がかかっていますが、現在、他の薬の治験で遅延が発生しており、新しい薬を待つ患者さんのもとに薬が届けられるまでにさらに長い時間がかかってしまう状況があります。
<治験の遅延の主な要因>
・医療機関への訪問制限により、治験が科学的・倫理的に実施できるかを審議するための会合が開催できなくなった
・医療機関への訪問が制限され、製薬企業の担当者が医療機関を訪問し、モニタリングできなくなり、治験が停止した
・製薬企業がリモートワークになり、書類の印刷作業ができなくなった。その結果、印刷作業を医療機関で行うことになり、医療機関の作業が増えた
上記の問題を解決するため、紙の資料を電子化し、医療機関と製薬企業が共有できる「Agatha IRB V2」をリリースする運びとなりました。
◆Agatha IRB V2について
Agatha IRB V2は、医療機関と製薬企業間で紙の書類を受け渡ししたり、製薬企業担当者が医療機関への訪問を行わなくても、治験を遅延なく進められるための新機能を追加しました。医療機関が利用するAgathaの環境に、製薬企業担当者が安全にアクセスし、治験の資料の管理に参加できる仕組みを追加しました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/52277/4/resize/d52277-4-651962-3.png ]
[画像3: https://prtimes.jp/i/52277/4/resize/d52277-4-238085-2.png ]
◆Agatha IRB V2のリリースにより期待される変化
これまで課題となっていた以下の作業が不要になります。
・製薬企業から医療機関への郵送、さらに医療機関内の配布・郵送していた作業
・製薬企業担当者による、書類確認のための訪問。それによって発生していた、医療機関の製薬企業担当者への応対
・紙への押印や郵送の作業
【アガサ株式会社について】https://www.agathalife.com/
治験・臨床研究の文書をプロジェクト単位で共有し、管理・保存するためのクラウドサービス「Agath」を、医療機関、製薬企業、医療機器企業、CRO(医薬品開発受託機関)、SMO(治験施設支援機関)、臨床検査会社などに提供することにより、治験・臨床研究の効率化・省力化に貢献することをミッションに掲げてスタートした会社です。
将来の日本の子どもたちが、日本の生活、文化、技術、医療が世界一と信じられる、誇りと感じられる世の中を作ること、そして日本中の研究機関から、新しい治療法や薬が創出される仕組み・基盤を作り、日本の技術や産業によって、世界中の人々の健やかな人生に貢献することをビジョンとしています。
【アガサ株式会社 代表取締役 鎌倉千恵美 】
[画像4: https://prtimes.jp/i/52277/4/resize/d52277-4-735924-1.jpg ]
1998年、名古屋工業大学大学院(工学修士)卒業。同年、総務省総合通信基盤局に入省。
2001年、株式会社日立製作所に入社。製薬・医療機関向けの新ビジネス開発と新ソリューションの基本設計、プロジェクトマネジメント業務を担当。2009年、製薬企業向け電子文書署名ソリューションで新事業開拓賞受賞。2007年、米国ライス大学に留学(経営大学院:MBA)。帰国後、2011年に製薬企業向け文書管理システムを開発・サポート・販売する、米国NextDocs Corporation日本支社の代表に就任。2015年10月、アガサ株式会社を設立。
【アガサ株式会社 会社概要】
会社名:アガサ株式会社 (Agatha Inc.)
代表者:代表取締役社長 鎌倉 千恵美
住所:〒103-0015 東京都中央区日本橋箱崎町1-2 FtFビル2F
資本金:5億3,500万円(資本準備金を含む)
設立:2015年10月2日
URL:https://www.agathalife.com/
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
遺伝子・細胞製剤に特化したCMO/CDMO・サイト‐ファクト社 シリーズA第三者割当増資にて 11.8億円を調達
PR TIMES / 2024年4月22日 12時15分
-
デジタルバイオマーカー開発のテックドクター、臨床研究開発業務支援会社IQVIA社とウェアラブルデバイス等を活用した臨床研究ソリューションを提供開始
PR TIMES / 2024年4月15日 15時45分
-
Veeva Vault EDCが臨床試験1,000件のマイルストーンを達成
PR TIMES / 2024年4月8日 15時45分
-
医療分野向け文書管理クラウドサービス「Agatha(アガサ)」、フランス初のジェネリック医薬品研究所BiogaranでGxP関連文書とプロセスの一元管理に採用
PR TIMES / 2024年4月8日 11時15分
-
【株式会社アクシス】クラウド型電子薬歴『Medixs(メディクス)』を昭和薬科大学に導入 『医療DX』時代に適応するためのカリキュラムに活用予定
PR TIMES / 2024年4月1日 16時15分
ランキング
-
1リッチモンド、顧客満足度1位に「なっちゃう」神髄 目指さずとも…要因は"委ねる"から生まれる主体性
東洋経済オンライン / 2024年4月23日 10時30分
-
2いなば食品、大炎上でも「不買運動」が起きぬ理由 キリンはあれだけ盛り上がったが…どこに違いが?
東洋経済オンライン / 2024年4月23日 18時10分
-
3「会社の飲み会」を避ける人は大損している…飲み会は無駄という若手が知らない"お値段以上のリターン"
プレジデントオンライン / 2024年4月23日 6時0分
-
4【要注意】自宅に「エコキュートの無料点検をします」と突然の来訪! 悪徳業者の「詐欺」の場合もあるの? 正規業者との見分け方や注意点を解説
ファイナンシャルフィールド / 2024年4月22日 5時0分
-
5今から家買う人は知らないとマズい「耐震」の真実 過去の大地震の被害データを分析してわかること
東洋経済オンライン / 2024年4月23日 13時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください