アリババクラウド、「ApsaraDB for PolarDB」と強化した「Web Application Firewall」を日本で提供開始
PR TIMES / 2020年5月20日 16時15分
日本のお客様のデジタルトランスフォーメーションを支援する、アリババのデータベースとセキュリティの最先端技術が日本でも利用可能に
東京発、2020年5月20日 - アリババグループのデータインテリジェンスの中枢であるアリババクラウドは本日、主要なデータベースプロダクト「ApsaraDB for PolarDB」、進化したセキュリティプロダクト「Web Application Firewall」、ネットワーク高速プロダクト「Global Acceleration」を日本で提供開始したことを発表しました。これらの製品は、アリババのプラットフォーム上で行われる日々の業務や、アリババが開催する大規模なイベントを支える主要技術として活用されています。デジタル化へのニーズの高まりに対応し、信頼性と耐障害性に優れたクラウドインフラストラクチャを求めているお客様にこれらの製品を提供します。
アリババクラウド・ジャパンのカントリーマネージャーであるユニーク・ソン(Unique Song)は、次のように述べています。
「当社独自のクラウド製品は、その有効性が実証されており、今回、日本市場でこれらの製品を提供できることを大変嬉しく思います。市場を横断する強固な接続性とコンピューティング処理およびデータ分析の負荷に耐える堅牢さを備えた安全で高性能な当社のクラウドインフラストラクチャにより、パンデミック後のお客様のデジタルトランスフォーメーション戦略を支援し、日本のお客様のよきパートナーになれると考えております。」
アリババクラウドは日本市場での展開に向けて、ローカルのITサービス・パートナーと提携し、特にゲーム、Eコマース、オンライン・メディアなどの業界で、費用効果および信頼性が高く、そして管理しやすいクラウドベースのサービスを求めているお客様向けに、新製品を活用したサービスを提供していきます。
今回提供される新製品には、データベース・サービスの「ApsaraDB for PolarDB」、機能強化されたセキュリティ・サービスの「Web Application Firewall」、そして、ネットワーク・サービスの「Global Acceleration」の概要は以下になります。
■「ApsaraDB for PolarDB」は、アリババクラウドのリレーショナル・データベース・サービスです。本サービスは、昨年の「アリババ・グローバル・ショッピング・フェスティバル」においてピーク時に毎秒8,700万件のリクエストを処理するなど、高い弾力性と信頼性を兼ね備えたクラウドネイティブのデータベースとして、アリババの電子商取引プラットフォームの運用を支える重要な役割を担っています。優れたストレージおよびコンピューティング性能を持つApsaraDB for PolarDBクラスターは、最大100テラバイト(TB)のストレージ容量と最大で16ノード構成が可能です。MySQL、PostgreSQLとの完全な互換性、Oracleとの高い互換性をを持ち、コンテナ仮想化技術や共有・分散型クラウドストレージ技術を利用して、CPUやメモリを容易に拡張することができます。
■機能強化された「Web Application Firewall(WAF)」は、アリババクラウドの社内クラウド・セキュリティ・インテリジェント・コンピューティング機能を活用して、サイバー攻撃やデータ漏洩を防ぐクラウドネイティブのセキュリティ・サービスです。Alibaba Cloud WAFは、SQLインジェクション、クロスサイトスクリプティング(XSS)、一般的なWebサーバープラグインへの脆弱性、トロイの木馬のアップロード、コアリソースへの不正アクセス、その他一般的なOWASP(Open Web Application Security Project)攻撃を防御することができます。昨年の「アリババ・グローバル・ショッピング・フェスティバル」では、プラットフォーム上で行われたすべてのリクエストに対してセキュリティ・チェックを行いました。この大規模なオンライン・ショッピング期間中においても、その強力な検知能力と弾力性のある技術アーキテクチャによって、ダウンタイム・ゼロを実現しています。
■「Global Accelerator」は、企業のグローバルなインターネット接続をサポートする、ネットワーク高速化サービスです。グローバル展開するゲームやメディア企業は、この信頼性が高く、混雑のないアリババクラウドのグローバルネットワークに支えられたGlobal Acceleratorを利用して、世界中のユーザーに高速なネットワーク体験と超低遅延伝送を提供できるようになります。数分以内に有効化できるため、さらに迅速でコスト効率に優れたサービス導入が可能になります。また、オーディオやビデオなど様々なファイルタイプの送信を高速化し、リモート会議、オフィスオートメーション、Webサービス高速化、在宅勤務などのシナリオで、異なるリージョンにある多国籍企業のチーム間のコミュニケーションを向上させます。
アリババクラウドは、急成長しているクラウド事業部門として、親会社であるアリババグループの実績のある技術を提供し、日本国内において、ビジネスを拡大するお客様やパートナーの成功を支援しています。昨年、アリババクラウドは、日本のパートナーと共同で、ライブ動画配信、画像検索、パーソナライズされたレコメンデーション、Alibaba Cloud Container Service for Kubernetes (ACK)、ゲーム・セキュリティに関する一連の製品とソリューションを展開しました。アリババクラウドは現在、日本において2つのデータセンターを擁し、ゲーム、小売、旅行、製造業、メディアなど、さまざまな業界の顧客にサービスを提供しています。
【アリババクラウドについて】
2009年に設立されたアリババクラウドは (www.alibabacloud.com)、アリババグループのデータ・
インテリジェンスの中枢です。ガートナーによると、アリババクラウドは世界のIaaSプロバイダーの上位3社に入ります。また、IDCによると、アリババクラウドは中国におけるパブリック・クラウドサービスの最大手プロバイダーでもあり、同社のマーケットプレイスを利用する事業者、スタートアップ、企業、公共サービスを含む、世界中の組織に包括的なクラウド・コンピューティング・サービスを提供しています。アリババクラウドは、国際オリンピック委員会 (IOC) の公式クラウドサービス・パートナーでもあります。
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