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眼科遠隔診療サービスを提供する株式会社MITAS Medical、ひろしまサンドボックス「D-EGGS PROJECT」にて国内実証開始。

PR TIMES / 2021年7月29日 10時15分

眼科遠隔診療サービスを提供する株式会社MITAS Medical(本社東京都港区、代表取締役CEO 北直史、以下「MITAS」)は、ひろしまサンドボックス「D-EGGS PROJECT」のコロナ禍のニューノーマル時代を再定義するアイディア391案件中、最終30案件の1つとして採択され、2021年7月より国内実証を開始いたしました。






今回の実証について

広島県内の離島の診療所へスマートフォン接続型の眼科診療デバイス(MS1)と専用アプリケーションを配布し、島外の眼科医と結ぶことで、公立診療所を起点とした島民対象の遠隔眼科検診などを開始いたしました。

これにより離島や山間部といった地理的条件、眼科医偏在の問題、またコロナを原因とする受診控えなど様々な理由から眼科医へのアクセスに障壁を抱える人々に対して、平等に眼科医療を提供できる体制を目指すべく、その先駆けとして今回の実証を通し有用性を検証することを目的に、D-eggsプロジェクトのもと、広島県庁のサポートを受けながら今回の取り組みを進めていきます。

またこの広島県での取り組みを起点とし、全国に存在する1000箇所以の眼科医不在や無医地区にも展開していくべく、引き続き邁進していく所存です。

[画像1: https://prtimes.jp/i/53986/4/resize/d53986-4-27676b4360f602542a45-2.png ]




代表北よりコメント


本プロジェクトでは広島県庁をはじめ行政や福祉保健局の方々、また現場の公立診療所の医師や眼科医の方々など、多くの人々のサポートを得ながら実証を進めています。
その中でもコロナウイルスの影響による受診控えは予想外に多く、へき地における眼科アクセスはさらに悪化しているがわかってきました。MITASのシステムを活用しながら、これらの社会課題を解決していくため、本プロジェクトを生かして前進して参ります。応援をどうぞよろしくお願いいたします。


MITASの事業内容


MITASの事業内容 『医療が届かないところに医療を届ける』というミッションのもと、眼科医以外の方でも診察に必要なクオリティの眼画像を簡単に撮影できるスマートフォン接続型の眼科診療デバイス(MS1)を株式会社タカギセイコーと共同開発し、現在80か国で販売を開始しております。

また、このMS1を弊社が開発した専用アプリケーションと組み合わせて利用することで、眼科診療の経験がない人でも必要な問診・眼画像などを使用し、遠隔で眼科医に相談することを可能にしました。
このサービスは Dr. to Dr. 診療支援システムとして、眼科疾患の予防・早期発見・早期治療へ貢献しています。

[動画: https://www.youtube.com/watch?v=Uza9BIbiTcM ]




これまでの活動例


MITASは眼科医療の領域で課題を抱える新興国で活動を行ってきました。

モンゴルでは、2019年10月からモンゴル国立医科大学と保健省の支援の下、モンゴルの西部の県にある全診療所にMS1と専用スマホアプリを配布し、各診療所から県中心部の眼科医とつなぐ遠隔診療サービスの導入を行いました。
結果として、月に100件以上の症例がMS1の遠隔診療システムを介して診療され、実際に緑内障発作による失明を未然に防ぐなど、その医学的・社会的必要性を再確認することができています。
このようにモンゴルの公共衛生に貢献するとともに、遠隔診療システムのオペレーションを円滑にまわすノウハウや、AI診断を可能にするためのデータ蓄積など数多くの成果を得ています。

またカンボジアにおいては、首都プノンペンにある外資系総合病院にて、MITASの遠隔診療サービスが採択され、2020年1月から運用を開始しています。
加えて、2020年9月24日にJICAより発表された2020年度第一回「中小企業・SDGsビジネス支援事業」に採択して頂いたことも更なる追い風になり、今後さらに課題解決に向け尽力していく次第です。

昨今のCOVID-19の拡大に伴い、非接触診療のニーズが高まっており、国内において遠隔診療の法規制が緩和されるなどの様々な環境変化に合わせ、国内事業も開始しています。

[画像2: https://prtimes.jp/i/53986/4/resize/d53986-4-e625fe3ace6ad2f2fee7-4.jpg ]




ひろしまサンドボックス「D-EGGS PROJECT」とは


[画像3: https://prtimes.jp/i/53986/4/resize/d53986-4-387cfa92ee8e30f96cfa-1.png ]


広島県が中心となって運営を行う、ひろしまサンドボックスとは、AI/IoT、ビック データ等の最新技術を活用し、これまでにない新しいソリューションを創り出し、技術やノウハウを持つ広島県内外の企業や人材を呼び込み、様々な産業・地域課題の解決をテーマとして共創できるオープンな実証実験の場(=プラットフォーム)を構築する事業構想です。

その「ひろしまサンドボックス」のネクストステップとして、令和2年11月26日からスタートした「D-EGGSPROJECT」。コロナ禍のニューノーマル時代を再定義するアイディア(製品やアプリ・サービスなど)を全国から広く募集。募集したアイデアから最大30件を採択し,県内外のプレーヤーの共創によるプロトタイプ開発から県内フィールドでの実証実験を1件当たり最大1,300万円の支援に加え,県外企業向けには最大1,000万円の滞在経費も支援するアクセラセーション・プラグラムです。

全国から応募いただいた391件のアイデアの中から,1次審査を通過した100件について,県内外の皆様からのパブリック評価(動画の「いいね」数(総投票数8,046))も加味し,最終審査を実施し,最終採択30件が選定されました。採択アイディアは今後、県内フィールドでの実証実験を経て、最終的な成果発表会を行います。

【D―EGGS PROJECT公式サイト】
https://newnormal.hiroshima-sandbox.jp/

【今後のスケジュール】
スケジュール(予定)
・実証実験期間/令和3年4月下旬~10月中旬(予定)
・成果発表会/令和3年10月中下旬(予定)


会社概要

会社名:株式会社MITAS Medical
代表者:代表取締役/医師 北直史
設立:2017年4月
所在地:東京都港区赤坂8-4-14 青山タワープレイス8F
https://www.mitasmedical.com/

本件に関する問い合わせ
担当:山内
Email: info@mitasmedical.com


[画像4: https://prtimes.jp/i/53986/4/resize/d53986-4-c8bfe34014534d469cb5-3.png ]


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