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「九谷焼の芸術祭 KUTANism」追加情報を公開。作家71名、99点の作品が楽しめる展覧会など、計5つの企画をお届け。

PR TIMES / 2021年9月7日 15時45分

2021年9月18日(土)~11月14日(日)@石川県小松市・能美市

クタニズム実行委員会(事務局:石川県小松市、委員長:宮橋 勝栄)は、伝統工芸“九谷焼”の魅力を世界に伝える芸術祭「KUTANism」を、2021年9月18日(土)~11月14日(日)の期間において実施いたします。
 本日より、KUTANismのメインビジュアルや全出展作家の名前、一部先行で出展作品の画像を公開。その他『LIBRARY(ライブラリ)』の取材先など、オンラインで展開する各コンテンツの追加情報も公開します。(https://kutanism.com



[画像1: https://prtimes.jp/i/64458/4/resize/d64458-4-2cf1f2394c30c8018c1a-0.jpg ]

名称:九谷焼の芸術祭 KUTANism
テーマ:個性を生み出す技法
提供コンテンツ:
『EXHIBITION(エキシビション)』
・高雅絢爛展―九谷焼の今―(キュレーター:国立工芸館主任研究員 岩井美恵子)
・名工選「NEXT九谷 vol.III」展(キュレーター:能美市九谷焼美術館|五彩館| 館長 中矢進一)
『LIBRARY(ライブラリ)』(ディレクター: KUTANism総合監修・練馬区立美術館館長 秋元雄史)
『GUIDED TOUR(ガイドツアー)』(協力企業:株式会社エイチ・アイ・エス、KMQツーリスト株式会社 )
『SHOP(ショップ)』
『MOVIE(ムービー)』
会期:2021年9月18日(土)~11月14日(日)
主催:クタニズム実行委員会
共催:小松市、能美市
協力:石川県九谷窯元工業協同組合、石川県陶磁器商工業協同組合、九谷上絵協同組合、九谷焼団地協同組合、公立小松大学、小松九谷工業協同組合、こまつKUTANI未来のカタチ
後援:北國新聞社、認定NPO法人趣都金澤


『EXHIBITION(エキシビション)』内:高雅絢爛展―九谷焼の今―について


[画像2: https://prtimes.jp/i/64458/4/resize/d64458-4-b3fe7cc557c98579fc2e-2.jpg ]

長い歴史を持つ九谷焼は、令和になった今、再び脚光を浴びています。それは赤絵細描のような絵付技法が昨今の超絶技巧ブームの主流であったこともあるでしょう。しかし九谷焼には他にも多種多様な技法が存在することをご存じでしょうか。
「五彩手」「青手」「金襴手」「染付」「釉裏金彩」などなど。これら技法の共通項をあえて見つけ出すとすれば、華やかで美しいという点ではないでしょうか。展覧会タイトルの「高雅絢爛」は、 そのような九谷焼のイメージが伝わるようにという思いを込めた造語です。本展では、九谷焼の産地である小松市と能美市に関係する作家39名の作品56点をご紹介します。若手からベテランまで、九谷焼の技の競演をどうぞお楽しみください。
[画像3: https://prtimes.jp/i/64458/4/resize/d64458-4-60b7e50702a7d444fe22-4.png ]

[画像4: https://prtimes.jp/i/64458/4/resize/d64458-4-9f730f46f969f47c6c63-5.png ]

[画像5: https://prtimes.jp/i/64458/4/resize/d64458-4-2747ee872fd8a9a3781a-6.png ]

[画像6: https://prtimes.jp/i/64458/4/resize/d64458-4-a6e906b0dc7ce8702180-7.png ]

【出展作家】
浅蔵 五十吉 / 井上 雅子 / 上出 惠悟 / 河端 理恵子 / 元女 貴之 / 北村 和義 / 北村 隆 / 齊田 博 /澤谷 由子 / 柴田 有希佳 / 住田 正実 / 竹内 瑠璃 / 武腰 一憲 / 武腰 潤 / 武腰 敏昭 / 武田 あかね / 田島 正仁 / 田畑 奈央人 / 田村 敬星 / 田村 星都 / 徳田 八十吉 / 中 憲一 / 中田 一於 / 中田 博士 / 中村 陶志人 / 林 美佳里 / 東 早苗 / 福島 武山 / 船木 大輔 / 南 絢子 / 南 繁正 / 宮本 雅夫 / 宮吉 由美子 / 牟田 陽日 / 山岸 大成 / 山田 義明 / 吉田 美統 / 吉田 幸央 / 米田 和


『EXHIBITION(エキシビション)』内:名工選「NEXT九谷 vol.III」展について


[画像7: https://prtimes.jp/i/64458/4/resize/d64458-4-aa126e3d9fc436614b55-3.png ]

古来、わが国のやきものは、中国陶磁器に憧憬を持ち、発展してきた経緯がある。
九谷焼のルーツ「古九谷(OLD九谷)」の色絵は、中国明代の景徳鎮の五彩や華南陶磁器の三彩加飾の「技」にその根源を見る。上絵付窯跡周辺からは、色絵磁器片が多数発見されており、大名前田家のバックアップで、加賀のやきものは、土器・陶器の時代から一気に当時の世界最先端の磁器焼成と上絵付の加飾の技術を手に入れた。
江戸後期の再興九谷諸窯では、古九谷の五彩手、青手の二様式に加え赤絵細描、金襴手(赤地金彩)、彩色金襴手が新たに加飾の技法として登場。明治以降、毛筆細字や青粒、花詰など緻密さを競う技法も生まれ、イッチン盛も工夫され、近代化に伴い錦繡手、砡質手、掻き落とし、釉裏金彩など、百花繚乱の表現の花が九谷に咲くこととなる。器の形状には花器、壷、徳利などの袋物や懐石の皿鉢から煎茶道具、陶彫までに、ロクロ、手びねり、型打ち、タタラ、鋳込みなど多岐にわたる成形の技が光る。次世代の九谷焼を担うであろう作家の皆さんには、先人たちが今の九谷に伝えてくれた「技」をしっかり継承し、それを昇華させて、作家個々人の個性の発露としての「NEXT九谷」を果敢に生み出していってほしい。
[画像8: https://prtimes.jp/i/64458/4/resize/d64458-4-c7a3bad9c43d8132e41a-8.jpg ]

[画像9: https://prtimes.jp/i/64458/4/resize/d64458-4-878e9a6a06a009ae5a05-9.jpg ]

[画像10: https://prtimes.jp/i/64458/4/resize/d64458-4-171907e989753f90abb6-10.jpg ]

[画像11: https://prtimes.jp/i/64458/4/resize/d64458-4-a3c1d322544294048cb3-11.jpg ]

【出展作家】
相川 志保 / 浅蔵 一華 / ai. / 井上 雅子 / 大岩 千珠 / 勝亦 秀彰 / 金丸 涼花 / 河本 真詩 / 元女 貴之 / 上端 伸也 / 北出 太郎 / 北村 和義 / 工藤 完子 / 澤野 茉莉 / 柴田 有希佳 / 島田 琉生 / 城木 遥 / 竹内 瑠璃 / 武腰 彩子 / 武田 あかね / 田畑 奈央人 / 仲田 錦玉 / 中田 雅巳 / 中谷 麻瑚 / 西 由紀夫 / 西野 美香 / 新田 智子 / 架谷 庸子 / 林 美佳里 / 福島 礼子 / 船木 大輔 / 南 絢子 / 南 杏佳 / 宮腰 徳二 / 宮本 ともみ / 牟田 陽日 / 山岸 青矢 / 山崎 大輝 / 山下 紫布 / 山近 泰 / 山本 秀平 / 吉田 純鼓 / 吉村 茉莉


『EXHIBITION(エキシビション)』内:イベントについて ※ご予約は公式サイトより承ります。


【オープニングトークショー】KUTANismトーク九谷焼の多様性が生まれる土壌
[画像12: https://prtimes.jp/i/64458/4/resize/d64458-4-6cb5a89697d12aacf3c6-12.jpg ]

日時:9月18日(土)13:30~15:00
会場:サイエンスヒルズこまつわくわくホール内 参加費:無料
※『高雅絢爛展ー九谷焼の今ー』『名工選「NEXT九谷vol.III」展』の観覧券が必要です。
登壇者:山崎達文(金沢学院大学名誉教授)、秋元雄史

【九谷と美濃、やきもの産地対談】
[画像13: https://prtimes.jp/i/64458/4/resize/d64458-4-ce1a7108aecf7bf18a0d-13.jpg ]

日時:9月25日(土)13:00~15:00
会場:サイエンスヒルズこまつわくわくホール内 参加費:無料
※『高雅絢爛展ー九谷焼の今ー』『名工選「NEXT九谷vol.III」展』の観覧券が必要です。
登壇者:加藤亮太郎(陶芸家)、新里明士(陶芸家)、井上雅子(陶芸家)、中田博士(陶芸家)
聞き手:岩井美恵子

【作家×キュレーター対談】
[画像14: https://prtimes.jp/i/64458/4/resize/d64458-4-bfb36f00b0f461e26f50-14.jpg ]

会場:サイエンスヒルズこまつわくわくホール内 参加費:無料
※『高雅絢爛展ー九谷焼の今ー』『名工選「NEXT九谷vol.III」展』の観覧券が必要です。
「能美の九谷焼と自作について」
日時:9月19日(日)10:30~12:00 登壇者:山岸大成(陶芸家)
聞き手:中矢進一
「小松の九谷焼と自作について」
日時:9月19日(日)13:30~15:00 登壇者:吉田幸央(陶芸家)
聞き手:岩井美恵子

【絵付けワークショップ】※後日焼成した作品をお渡しいたします。
[画像15: https://prtimes.jp/i/64458/4/resize/d64458-4-64d9569fd658b37cbef2-15.jpg ]

会場:サイエンスヒルズこまつウェルカムエントランス
1.赤で骨描きをした素地(飯碗)への赤絵細描、色絵付けのワークショップ
日時:9月20日(月・祝)13:00~16:00 講師:福島武山(陶芸家)
対象:小学校4年生以上 参加費:2,500円(送料別)
2.素地(6寸平皿)への色絵付けのワークショップ
日時:9月23日(木・祝)13:00~16:00 講師:山田義明(陶芸家)
対象:小学校4年生以上 参加費:1,200円(送料別)


『EXHIBITION(エキシビション)』会場について


会場:サイエンスヒルズこまつ  わくわくホール内
住所:石川県小松市こまつの杜2番地
期間:9月18日(土)~9月26日(日)※会期中無休
開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
入場料: 一般500円、大学生・専門学校生300円、高校生以下および18歳未満、障がい者手帳をお持ちの方と付添者(1名)は無料

巡回会場:KAM能美市九谷焼美術館|浅蔵五十吉記念館| ※名工選「NEXT九谷 vol.III」展のみの展示となります。
住所:石川県能美市泉台町南1
期間:9月29日(水)~11月7日(日)※毎週月曜休館
開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
入場料:一般430円(団体20名以上370円)、75歳以上320円、高校生以下および障がい者手帳をお持ちの方と付添者(1名)は無料 ※|五彩館||浅蔵五十吉記念館|との共通入館券となります。


『LIBRARY(ライブラリ)』-秋元雄史がゆく、九谷焼の物語-について


長い歴史に育まれてきた九谷焼の「技」は、どのように生まれ、どうなっていくのか。KUTANism総合監修の秋元雄史が自らその現場に足を運び対話する中で、九谷焼の物語を再発見していく連載シリーズです。小松市・能美市の工房・窯元や、開かれた学びの場である九谷焼技術研修所、流通を支える問屋、果ては九谷焼発祥の地まで、過去の歴史と今の九谷焼の現場を行き来しながら九谷焼の系譜をたどります。全10話、会期中毎週1話ずつの公開を予定しています。
[画像16: https://prtimes.jp/i/64458/4/resize/d64458-4-3f66ae4e68ecc42ed188-16.jpg ]

【取材先一覧】
浅蔵五十吉深香陶窯 / アズマ製陶所 / 石川県立九谷焼技術研修所 / 伊野正峰 / 北野陶寿堂 / 九谷磁器窯跡 /
加賀市九谷焼窯跡展示館 / 庄川良平 / 青郊窯 / 田村敬星 / 竹隆窯 / 宮腰徳二


『GUIDED TOUR(ガイドツアー)』-九谷焼と産地を旅する-について


九谷焼の現場を巡る4つの「KUTANismオリジナルツアー」をご用意。ぴったりのプランを見つけてお出かけください。
【ツアー例:KUTANism2020ライブラリ「秋元雄史がゆく、九谷焼の物語」をリアルに体験できるツアー 】
昨年のライブラリで、KUTANism総合監修・秋元雄史氏が訪問した場所を実際に訪れ、九谷焼の本物の技に触れるツアーです。九谷焼の製土所や窯元、絵付け工房を巡り、最後は九谷焼に盛られた北陸・石川の旬の食材を使ったお食事をお楽しみいただけます。2~6名の少人数のツアーで、ご希望により訪問地の追加も可能です。
[画像17: https://prtimes.jp/i/64458/4/resize/d64458-4-62d91d30f204f668ec9b-17.jpg ]

その他、半日で気軽に小松・能美の九谷焼を体験できるツアーや、展覧会鑑賞ができるコースなども企画・販売予定です。詳細・予約はKUTANism公式サイトにてご確認ください。


『SHOP(ショップ)』-地元のお店、大集合!-について


石川県小松市・能美市の九谷焼販売店の入り口をリンクで提示するとともに、実店舗情報なども紹介しています。どうぞお気に入りが見つかりますように。
[画像18: https://prtimes.jp/i/64458/4/resize/d64458-4-f0e0dd6818baccb5a504-18.jpg ]

【掲載店舗】
絵付工房 色絵 遊 / 株式会社九谷陶泉 / 上出長右衛門窯オンラインショップ / 九谷極彩 中田龍山堂 / 九谷古青窯・くま野 / 九谷晶窯・株式会社トーホードー / 九谷セラミック・ラボラトリー / 九谷百万石 / 九谷焼 いわたや / 九谷焼 虚空蔵窯 / 九谷焼五彩堂 / 九谷焼通販ショップ 陶らいふ / 九谷焼(有)沢田商店 / 九谷焼通信販売専門店 うつわの五彩庵 / 九谷結窯 / 秀山堂 / スタイレンス / SEIKOU ONLINE / 清峰堂株式会社・ギャラリー陶創館 / 辻本商店 / 陶匠大雅 / ひさだ商店 / 本多商店・九谷焼ほんだ / 山口陶業社 / 有限会社 マルサン宮本 / 有限会社マルヨネ 和陶房 / 米田陶香堂


『MOVIE(ムービー)』-映像で楽しむ九谷焼-について


[画像19: https://prtimes.jp/i/64458/4/resize/d64458-4-4716ba8d88ea6df26aae-19.png ]

石川県小松市、能美市を産地とする伝統工芸“九谷焼”の世界発信を目的とした芸術祭です。第3回目となる今年は「個性を生み出す技法」をテーマに5つのコンテンツを、リアルとオンラインで開催します。
展覧会にあたる『EXHIBITION(エキシビション)』では2つの展覧会『高雅絢爛展―九谷焼の今―』、
『名工選「NEXT九谷 vol.III」展』を開催します。また、オンライン上でも参加作家71名による99点の作品展示を実施したり、秋元雄史が実際に産地に足を運び取材したWEBマガジン展開したりするなど、様々なコンテンツを発信していきます。

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