新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)不活化の有効性を確認 寿産業のクレピアパウダー

PR TIMES / 2021年2月15日 19時15分

抗ウイルス性繊維の活用に期待

寿産業株式会社(本社:北海道)、株式会社バイタル(本社:東京都)、札幌エレクトロプレイティング工業株式会社(本社:北海道)が藤田医科大学に受託研究として依頼し、クレピアパウダー(抗ウイルス/抗菌粉末)並びにクレピアファイバー(抗ウイルス/抗菌繊維)の新型コロナウイルス不活化を確認しました。



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クレピアパウダーは、抗ウイルス/抗菌性を持った金属粉末で、クレピアファイバー(R)は、ナイロンにクレピアパウダー(R)を1%配合した抗ウイルス/抗菌性の繊維になります。
(クレピアパウダーは寿産業株式会社の登録商標です)
                
藤田医科大学(愛知県豊明市沓掛町田楽ヶ窪1番地98)の河本聡志准教授と村田貴之教授(いずれも医学部ウイルス・寄生虫学)は、このたび、特殊ニッケル合金めっき被膜の粉末「クレピアパウダー」、およびその粉末を1%配合したナイロン繊維「クレピアファイバー」が、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)を不活化することを確認しました。この研究成果により、ウイルス不活化能を有する繊維をマスクや医療器具カバーなどへ適用し、新型コロナウイルス感染防止手段の一つとすることが期待できます。

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〈実験内容〉
クレピアパウダーのウイルス不活化能評価では、SARS-CoV-2のウイルス液(50 μl)をクレピアパウダー(50 mg)と混合します。一定時間後に5%ウシ胎児血清添加の培養液(90 μl)を加えて懸濁、遠心し、ウイルス液(120 μl)を回収しました。回収したウイルス液を適宜希釈し、VeroE6/TMPRSS2細胞に感染させ、3日後にTissue culture infectious dose 50(TCID50)という指標を計算することで、反応後のウイルス力価を評価しました。

また、クレピアファイバーのウイルス不活化能評価では、SARS-CoV-2のウイルス液(10 μl)をクレピアファイバー(1 cm x 1 cm)上に滴下します。一定時間後に1%ウシ胎児血清添加の培養液(990μl)を加えて振とうし、ウイルス液(120 μl)を回収しました。回収したウイルス液を適宜希釈し、同様に反応後のTCID50を評価しました。

※VeroE6/TMPRSS2細胞は細胞バンクJCRBより入手し、SARS-CoV-2は神奈川県立衛生研究所より入手しました。すべての実験は藤田医科大学内に設置されたバイオセーフティレベル3(BSL3)の実験施設において、適切な封じ込め措置を執りながら実施しました。
〈研究成果〉
クレピアパウダーを6時間反応させることで、感染性ウイルスは約1/10まで不活化されました。12時間反応では1/10,000以下、24時間反応では1/10,000,000以下にまで不活化されました(図1)。クレピアファイバーでは、6時間反応させることで、1/100以下まで迅速に不活化されました(図2)。

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クレピアパウダーおよびクレピアファイバーが、SARS-CoV-2を効率的に不活化できることを実験的に明らかにしたことにより、新型コロナウイルスへの感染対策として、ウイルス不活化能を有するマスクや医療器具カバーといった、抗ウイルス性繊維を使用していくための重要なエビデンスとなると考えられます。

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