オープンストリーム、食品保管時の温度情報を管理するサービス「HACCP-RA」の提供を開始
PR TIMES / 2021年6月3日 11時45分
クラウド上で複数店舗状況をリアルタイム・ペーパーレスで一元管理
株式会社オープンストリームホールディングス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:吉原 和彦)の事業会社である株式会社オープンストリーム(本社:東京都新宿区 代表取締役社長:吉原 和彦、以下オープンストリーム)は、SBクラウド株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 兼 CEO:内山 敏、以下SBクラウド)からの技術支援のもと、食品事業者に対して食品保管時の温度情報を監視、収集、可視化、管理するサービス「HACCP-RA」(ハサップ・アールエー)を開発し、提供開始しました。
■背景
改正食品衛生法により、食品を扱う事業者に対して2020年6月からHACCPに沿った衛生管理の義務化が開始されました。事業者は、食品の衛生管理の実施状況について工程ごとに洗い出し、管理、記録、保存する必要があり、2021年6月からは完全義務化となります。
こうした衛生管理を行うための人的資源の確保や設備投資など、事業会社の負担を最小限に抑えることを目的に、オープンストリームではHACCPに沿った衛生管理の工程のひとつである食品保管時の温度監視からデータ収集、一覧表示およびグラフ化して可視化するという一連の作業を自動で管理するサービス「HACCP-RA」を開発しました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/76980/4/resize/d76980-4-367230-0.jpg ]
■本サービスの特長
◎センサーを設置するだけで、HACCP管理に対応
「HACCP-RA」は、温度をモニタリングするセンサーを設置するだけで、データ履歴を保持・可視化できます。
当社から送付するセンサー類(親機と子機)の電源をコンセントに差し、専用クラウドシステムの画面にログインするだけで、受け取ったその日のうちからご利用いただけます。モバイルからもログインできるため、いつでもどこでも管理画面を確認できます。
[画像2: https://prtimes.jp/i/76980/4/resize/d76980-4-930120-1.jpg ]
◎店舗ごとのデータの取りまとめや帳票での管理負担を軽減
クラウド環境でHACCP-RAを利用することで、複数の店舗状況を一元管理できます。各店舗に設置したセンサーにより、庫内の温度をリアルタイムで確認ができるほか、クラウド上にログが蓄積されます。CSV出力機能を搭載しているため、紙による複数店舗のデータ取りまとめや帳票での管理が不要になり、事業者の負担を軽減できます。
[画像3: https://prtimes.jp/i/76980/4/resize/d76980-4-815797-2.jpg ]
◎グラフ化で直感的に把握
集めたデータは管理画面上でグラフ(折れ線グラフ)化され、各店舗の温度の推移を直感的に把握できます。各センサーのバッテリーの残量もグラフ上で確認できるため、見落としを防げます。
[画像4: https://prtimes.jp/i/76980/4/resize/d76980-4-815770-3.jpg ]
◎異常検知アラート
庫内の温度が基準値から逸脱した場合、メールで異常を通知します。リアルタイムで通知されるため、管理者は迅速な対応が可能です。
■SBクラウド 代表取締役社長 兼 CEO 内山 敏様からのコメント
SBクラウドはオープンストリームによる「HACCP-RA」のサービス提供開始を心より歓迎いたします。SBクラウドは「HACCP-RA」の運営にあたって、クラウドインフラの構築や機械学習を活用した予兆検知のアルゴリズム作成などをオープンストリームと共同で行っております。
「HACCP-RA」の導入により、HACCP対応のなかでも重要業務であるモニタリング業務が効率化され、多くの食品事業者の負担が減ることを大いに期待しております。
今後もSBクラウドはオープンストリームとのパートナーシップを通じ、さまざまな業界のデジタルトランスフォーメーション推進に貢献してまいります。
■今後の展望
今後はSBクラウドの技術協力のもと、機械学習を活用した「予兆検知機能」を提供する予定です。「予兆検知機能」はクラウド上に蓄積した過去のデータをもとにAIが異常を予測し、発生前に管理者に通知する機能です。これにより、温度上昇などのトラブルを未然に防ぐことができます。
また、HACCP-RAをはじめとしたサービスの活用により食品衛生管理の自動化を推進し、事業会社の負担を軽減するウェビナーなど各種イベントをSBクラウドと共同で実施してまいります。
【株式会社オープンストリームについて】
オープンストリームは、クラウド、ビッグデータ、AI、IoTなどの最先端技術を駆使したシステムインテグレーションと、お客様の課題解決を支援するコンサルティングサービス、業務効率化に貢献する自社製品「Biz/Browser」を提供しています。近年では、企業や大学と連携し、新たな価値を創造する実践的オープンイノベーション活動を展開しています。
本社 :東京都新宿区西新宿2-7-1 小田急第一生命ビル9階
設立 :2000年1月
代表者 :代表取締役社長 吉原 和彦
資本金 :2億6,260万円
URL :https://www.opst.co.jp/
※記載されている会社名および商品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。
※本プレスリリースに掲載されている内容は、発表時点の情報です。
※画像は全てイメージです。改良のために予告なく変更する場合があります。
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
オープンストリームホールディングス、小学生向けプログラミング教室を開催
PR TIMES / 2024年4月12日 16時15分
-
フクシマガリレイ|HACCP ExAround 冷媒ガス漏れ予兆検知サービス発売のお知らせ
PR TIMES / 2024年4月10日 12時15分
-
小型センサマネジメントユニット「RMS-3200」を販売開始 遠隔地における設備保守の効率化、故障やトラブルのリスクを低減
PR TIMES / 2024年4月2日 15時15分
-
三井情報、次世代型の回転機器故障予兆検知ソリューション 「AssetWatch」の独占販売契約を締結
共同通信PRワイヤー / 2024年4月1日 11時0分
-
ラトックシステム、「IT導入補助金2024」のIT導入支援事業者の認定を取得
PR TIMES / 2024年3月21日 15時13分
ランキング
-
1格安スマホの利用者は約4割 実際に支払っている月額利用料金の2位は「2000円台」、1位は?
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年4月19日 17時15分
-
2グリコ「チルド食品」出荷再開→再停止…システム障害で 乳製品・洋生菓子など、5月中旬の再開目指す【全文】
ORICON NEWS / 2024年4月19日 18時57分
-
3日本在留の外国人が日本で働きたくない理由 2位は「働く環境が悪い」、1位は?
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年4月19日 17時15分
-
4セブン―イレブン、おにぎりや弁当の「値引き」タイミングを本部が通知へ…食品ロス削減狙い
読売新聞 / 2024年4月19日 20時31分
-
5「セブン-イレブン」フランチャイズ巡る訴訟 元オーナー側に「店舗の明け渡し」など命じる判決確定
MBSニュース / 2024年4月19日 20時20分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください