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医師限定アンケート 健康情報に関するテレビ番組の反響について

PR TIMES / 2013年1月25日 12時50分

医師の約9割は、健康番組の影響を実感している結果となる

■医師専門サイトMedPeer(メドピア)に登録する医師(5.5万人以上)を対象に「健康情報に関するテレビ番組放送後の反響」について質問をしたところ、2,979件の回答が寄せられた。

■反響が「少しある(過去に数件、思い当たる)」という回答は51.5%、「ある(日常的に感じる)」は37.6%で、約9割の医師が日常の診療の中で健康番組の影響を実感しているという結果となった。

■健康情報番組の影響は大きく、テレビ番組で見聞きした情報を確認する質問や、過剰に反応する患者さんの対応に苦慮するという意見が多い。「翌日の外来では、この話題で持ちきり(40代、循環器内科)」「間違った認識もあり説明が大変です。(30代、産婦人科)」というコメントがみられた。「内容確認のため、自分自身でも見るようにしている(60代、神経内科)」という声もある。




2013年1月25日
メドピア株式会社

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医師限定アンケート:健康情報に関するテレビ番組の反響について

~ 医師の約9割は、健康番組の影響を実感している結果となる ~

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医師5.5万人以上が参加する医師専用サイト「MedPeer」(メドピア、 https://medpeer.jp/)を運営するメドピア株式会社は、会員医師を対象に「健康情報に関するテレビ番組の反響」についてのアンケートを実施し、以下のとおり、結果を取りまとめました。


総合結果:別添/図1、図2を参照


サマリー:


医師専門サイトMedPeer(メドピア)に登録する医師(5.5万人以上)を対象に「健康情報に関するテレビ番組放送後の反響」について質問をしたところ、2,979件の回答が寄せられた。

反響が「少しある(過去に数件、思い当たる)」という回答は51.5%、「ある(日常的に感じる)」は37.6%で、約9割の医師が日常の診療の中で健康番組の影響を実感しているという結果となった。

健康情報番組の影響は大きく、テレビ番組で見聞きした情報を確認する質問や、過剰に反応する患者さんの対応に苦慮するという意見が多い。「翌日の外来では、この話題で持ちきり(40代、循環器内科)」「間違った認識もあり説明が大変です。(30代、産婦人科)」というコメントがみられた。「内容確認のため、自分自身でも見るようにしている(60代、神経内科)」という声もある。

特に反響が大きかった例として、生活習慣病、認知症、更年期、花粉症、健康食品などが挙げられた。健康情報番組以外に、有名人の症例や発言の影響力も無視できない。「正しい情報よりも「不必要な恐れ」「過度な期待」を惹起しているという印象を受ける(40代、精神科)」といったコメントも目立つ。

もちろんメディア情報による啓蒙というメリットも大きい。「『ためしてガッテン』で禁煙の特集があったあとは、禁煙外来に患者さんが増えました(30代、呼吸器内科)」という例もみられた。


コメント(回答に沿えられた自由コメント/一部抜粋)


■「少しある(過去に数件、思い当たる)」  1,534件
・テレビの編集に問題があると思われるが、患者は総じて自分に都合のいいように解釈している。人によっては目の前の医師よりもテレビの言ったことの方が正しいと思い込んでいて困る場合もある。(50代、眼科)
・中には極めて稀なケースを取り上げて、あたかも全例に当てはまるかのように報道する番組もあって、患者さんに過度の不安をあおっているような気がする。(40代、精神科)
・軽く質問されるだけで、そこまで強く影響されている人は少ないです。(30代、放射線腫瘍科)
・番組で得た間違った情報を実践していると聞いて、きちんと指導し直すことが多い。(50代、循環器内科)
・ある日突然、投与中の薬の副作用が心配だから内服をやめたいと言われた。メリット、副作用についてお話ししようとしたが、最初から聞く耳持たずでそのまま帰って行った。(30代、整形外科・スポーツ医学)
・血尿・蛋白尿を指摘されていたが、放置しており、テレビで透析の番組をみて、恐くなって受診したという患者を数名みたことがある。(20代、腎臓内科・透析)
・いいというものを食べすぎて、血糖値があがる糖尿病患者さんもいる。(40代、一般内科)
・有名人などが患者本人と同じ病気だと、その有名人と同じ治療法は適応になるのか、など聞かれることがある。(30代、一般内科)
・ためしてガッテン!で禁煙の特集があったあとは、禁煙外来に患者さんが増えました。その他の番組やCMでCOPDの特集もしていますが、こちらはあまり影響を実感していません。(30代、呼吸器内科)
・健康情報番組の内容を妄信し、食生活などに偏りが生じ、かえって体調不良になる方や、自分が番組でとりあげられた疾患に違いないと思い込んでしまう方が少なからず存在します。(40代、消化器内科)
・新薬の発売、基礎研究の話題など、「あの薬は使えますか?」と聞かれる。(30代、血液内科)
・口臭が気になるということで、非常に珍しい代謝疾患の可能性を疑い、受診された患者さんにはびっくりしました。(50代、一般内科)
・一般的な症状から、非常にまれな重症疾患だけを連想させるような報道の仕方はどうかと思います。(30代、小児科)
・カリウムがよいという放送をみて、高カリウムとなったケースがありました。(40代、消化器内科)
・小児科なので健康番組の影響はあまり多くありませんが、ニュースなどで流行性疾患が取り上げられると受診が増えるのは常々感じます。(50代、小児科)
・テレビで放映された後は自分の症状と同じだがと言って診察に来られる方もいます。(50代、整形外科・スポーツ医学)


■「ある(日常的に感じる)」  1,121件
・いつも外来で話していてもなかなか理解してもなえないが、マスコミを通すと理解するというよりも無条件に信じてしまう患者さんが多いです。(50代、一般内科)
・皮膚科ではホクロの癌の相談が増えます。(50代、皮膚科)
・不定愁訴、めまい、頭痛でCTを希望する外来患者が増えます。(50代、脳神経外科)
・外来患者が「昨日、テレビで○○と言っていましたので、心配になって…」と言って受診されることが多いです。一次予防になる啓蒙的なことならいいですが、むやみに不安をあおるような報道は避けてほしいです。(30代、消化器内科)
・自分が観ていない番組の知らない内容を質問されて困ることもあります。(40代、脳神経外科)
・こちらも見ておかないと、患者さんに番組について質問されたときにどう説明すべきか判断できない場合があるので、なるべくそういう番組は見るように努めています。(30代、精神科)
・眼科ではもう知れ渡った話題ですが、NHKで某大学教授が紹介した点眼薬をメモして処方依頼をしてくる患者さんが一杯来ます。もうだいぶ時間が経ちましたが、未だに毎日のようにそのような患者さんが来ます。テレビ、特にNHKの影響はとてつもなく大きいと感じています。(40代、眼科)
・修正する必要はあるが、啓蒙には役立つ可能性あり。(40代、代謝・内分泌科)
・「効果がある人もいる」を「かなり効く」かの様に放送するのは甚だ迷惑である。(20代、耳鼻咽喉科)
・過活動膀胱・尿失禁・男性更年期障害の番組放送後は急に患者が増えました。(50代、泌尿器科)
・センセーショナルな部分のみが強調され、但し書きの部分が欠落するので、誤って解釈される場合が多く、閉口している。(50代、循環器内科)
・医学的には理不尽な放送があるたびに大変な思いをしますが、啓蒙という観点からは悪いこととは思っていません。(40代、脳神経外科)
・脳過敏症という話題がテレビで流れたあとはひどかった。(50代、脳神経外科)
・患者の受け取りようは一方的で、自身のいいように勝手に解釈していることが多いような気がする。(40代、消化器内科)
・誇張が多く偏見を持たせる内容が多くて迷惑する。放送する側は患者に責任を持たない、医者が責任を持つことになる。(50代、一般内科)
・根拠もなくマニアックな病気を心配して来院する患者さんの対応が大変。(30代、消化器内科)
・啓蒙にはなるのでしょうが、結構トンチンカンな内容もあり、当惑することも少なくありません。(50代、循環器内科)
・週に1、2名の方が「TVでみたので」と薬剤や検査の希望をおっしゃいます。適切な場合はご希望に添えるのですが、中には誤解やご本人の適応にならない場合もありそれなりに負担ですね。(40代、心療内科)


■「ない」  324件
・少しはあるかと思って気にしてみていたりするのですが、全くないですね。(40代、放射線科)
・診療科的に、そのようなことはありません。(30代、麻酔科)
・意外にもほとんどないんですよ。新聞の記事を持ってくる方は時々ありますが。(30代、整形外科・スポーツ医学)
・患者に高齢者が多いせいか、あまりマスコミからの情報を得ていないようです。ほとんど質問を受けません。(60代、一般内科)
・あまり影響はありません。最近はインターネットで調べてくる患者さんもたまにいて、こちらの方がやりにくいです。(30代、循環器内科)
・健康情報番組を、知らないので、その影響かどうかもわからない。(40代、麻酔科)
・山間へき地の診療所に勤務しています。TVの影響はまずありません。(40代、家庭医療)
・テレビよりも保育所や幼稚園の情報の影響が大きい。(50代、小児科)


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※調査方法
□期間:
2012年12月24日(月) ~ 2012年12月30日(日)
□有効回答:
2,979人(回答者はすべて、医師専門サイトMedPeerに会員登録をする医師)

□設問:
医師専用サイト MedPeer内の「ポスティング調査」コーナーにおいて、MedPeer事務局(運営:メドピア株式会社)より、以下の質問を投げかけました。

調査フォーム(設問文 抜粋)
最近、「医師監修」や「大学病院監修」と銘打つ健康情報番組(医療や健康に関するテレビ番組)や、その番組に医師が出演する姿をよく見かけます。
疾患などのテーマ(放送内容)によって影響は異なると思いますが、放送の翌日に外来患者が増えるなど、やはり『テレビ放送の番組の影響は大きい』と感じることがあります。皆さまは健康情報番組の放送後(翌日もしくは翌診療受付日)に、外来の患者さんが増える・患者さんから健康情報番組の内容について相談されるなどは、あるでしょうか?
今までのご経験を踏まえて、健康情報番組放送後の影響をどの程度感じているかを以下の選択肢からお選びいただき、その理由や経験談をコメントにご記入ください。

健康情報に関するテレビ番組放送後の反響は…

1.ある(日常的に感じる)
2. 少しある(過去に数件、思い当たる)
3. ない

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