ふくしまの“想い”と“今”を、歌にのせて全国へ。「ふくしまへの想い」をもとに谷村新司氏が作詞作曲!チャレンジふくしまプロジェクトふくしまの今を伝える歌『雲のかなた』完成披露
PR TIMES / 2017年3月7日 16時19分
福島県の“今”を伝えるドキュメンタリーアニメ『みらいへの手紙~この道の途中から~』十一通めの手紙 『雲のかなた』の試写も実施!福島県出身のディーン・フジオカさん、松井愛莉さんからのコメント映像も!
福島県は、3月6日(月)、ふくしまの“想い”と“今”を伝える歌『雲のかなた』とドキュメンタリーアニメーション『みらいへの手紙~この道の途中から~』十一通めの手紙『雲のかなた』を制作するプロジェクトを立ち上げ、完成披露会を郡山ビューホテルアネックス (福島県郡山市)にて開催しました。本プロジェクトは昨年発表された『みらいへの手紙~この道の途中から~』に続き、ふくしまの“想い”と“今”を全国へと発信していくプロジェクトです。
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完成した歌とアニメの一般公開に先立ち開催された完成披露会は、前年の声楽アンサンブルコンテスト全国大会で金賞を受賞した日本大学東北高等学校合唱部(福島県郡山市)による歌の発表で幕開け。ふくしまの“想い”と“今”をのせた歌が、美しい歌声で披露されました。
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歌の発表に続き、『みらいへの手紙~この道の途中から~』十一通めの手紙『雲のかなた』の試写を実施。境界なくどこまでもつながる空を、未来や人に想いを馳せるためのシンボルとして描いた作品が発表されました。
歌とアニメの発表の後には、登壇者によるトークセッションが行われました。最初に内堀雅雄福島県知事から歌の制作経緯の説明が行われ、次に福島県クリエイティブディレクター箭内道彦氏より『雲のかなた』に込めた想いと県内で配布を開始する『雲のかなた』CD・DVDボックスの発表がなされました。
続いて、箭内氏と作詞作曲を担当した音楽家の谷村新司氏による対談映像を放映。県民や福島に心を寄せる方々から一般公募した「ふくしまへの想い」をもとに1つの楽曲を作り上げた両氏によって、制作時の想いや福島県に暮らす方々にとってこの歌がどのような存在になっていくことを願っているかなどが明かされました。
対談映像の後には、福島ガイナックス代表取締役浅尾芳宣氏が登壇し、楽曲からアニメを制作した過程や制作時のエピソードを披露。歌とアニメそれぞれの制作者の立場から『雲のかなた』に込めた想いが明かされました。
トークセッション終盤には、福島県出身のディーン・フジオカさん、松井愛莉さんのコメント映像を紹介。出身地である福島への想いや、今回完成した歌とアニメへの感想がそれぞれの言葉で伝えられました。
完成したふくしまの“想い”と“今”を伝える歌『雲のかなた』と『みらいへの手紙~この道の途中から~』十一通めの手紙『雲のかなた』は、3月6日(月)20:20より特設サイト上で公開を開始。また、楽曲の音源や歌詞、楽譜データは特設サイト上で無料ダウンロードが可能です。
また、『雲のかなた』CD・DVDボックスは3月17日から20日に行われる声楽アンサンブルコンテスト全国大会2017(福島市音楽堂 福島市)参加者に配布するほか、希望する学校や団体に配布する予定。『雲のかなた』が県内外の多くの方に親しまれ、歌われるものになることを目指していきます。
今後のスケジュールは特設サイトで順次告知される予定です。
<特設サイト>
URL:http://ch.pref.fukushima.lg.jp/kumonokanata/
楽曲、歌詞、楽譜など各種データが無料ダウンロード可能。
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<『雲のかなた』CD・DVDボックス>
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<各登壇者コメント>
■内堀雅雄 福島県知事
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震災から今週末で丸6年を迎えようとしています。今の福島を色々な形で国内外へ発信していきたいですが、言葉だけでは伝えきれません。今の福島を、今の私達をどうやって伝えたらいいだろうと考えたのが「歌」だったんです。今の福島の思いを歌にこめたら、どんな歌になるだろうというところから始まり、800を超える方々、6歳から83歳まで、本当に幅広い世代の方から素敵なメッセージを頂きました。
今の福島の思いを色々な世代の方に、外国の方も含めて広く伝えるとき、この歌は間違いなく素敵なツールになることを実感できました。
■福島県クリエイティブディレクター 箭内道彦氏
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この歌は、もちろん「福島の今」の歌でもありますが、これからに繋がっていく「今」です。800通を超えるメッセージの中に「若い人たちへのはなむけになるような歌を作ってください」というメッセージがあって、それがひとつの指針になりました。
この歌は聴いて頂くのはもちろん、歌ってこその『雲のかなた』です。できるだけたくさんの方に歌ってほしいし、合唱部だけではなく小さい子から年配の方まで、色々な人の中でこの歌を育ててもらって、大きな歌になっていったらいいなと感じています。
■福島ガイナックス代表取締役 浅尾芳宣氏
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歌にはみんなをひとつにする力があるので、それをサポートできるような映像にできないかと考えました。
アニメは見た時にそこに自分を反映できる、自分との対話でもあります。このアニメを見て歌を聴いた人が、そこに思いや考えを自由に反映できるような、空に浮かぶ雲のようになったらと思っています。自分の感情を重ねた時に出来上がるものがいいなと思っています。
舞台は相馬。コサギがいた風景を舞台にして、空のように時間を超えて、距離や空間を超えて一つになってほしいという思いをこめました。
<ディーン・フジオカさんコメント>
去年の『みらいへの手紙~この道の途中から~』では、多くの方から「アニメ見たよ」とか「勇気づけられました」という声を多く頂きました。今回もストーリーテラーとして参加させていただき、一人の福島県人として福島が抱える「想い」や「今」を、多くの人に知ってもらうお手伝いができればいいなと思っています。
アニメの制作は、福島に住んでいる方々や関係する一人一人みんなで一緒に未来を作っているようでエネルギーをもらったので、僕も何かしらのかたちでお返しができたらいいなと思っています。
曲の歌詞も、生きていくことに対しての応援歌、「人生賛歌」のよう。前に向かって歩いていこう、未来につなげていこうという意志を、福島の方々やゆかりのある方々と共に、みんなで一緒に口ずさんで、共鳴していけるきっかけの一つになったらいいなと思っています。
<松井愛莉さんコメント>
昨年もこのプロジェクトに参加できたことがとてもうれしかったので、今年もこういった形で参加できることがとてもうれしいです。
『雲のかなた』は、とても前向きなれて、勇気をもらえる曲になっているので、たくさんの方に聴いて頂きたいです。
昨年も毎回アニメの絵が違ったりとか、話ごとによってイラストの描き方も違っていて、すごくかわいい印象を受けます。今回の話は、「空」を通してみんなが繋がっているというストーリーで、鳥や飛行機が出てくることで、「繋がっているんだよ」というメッセージがこめられた、とても素敵なストーリーだなと思いました。
歌詞とも連動していますし、見た方にも「繋がっているんだな」と思って頂き、背中を押してもらえたらうれしいなと思いました。
<『みらいへの手紙~この道の途中から~』十一通めの手紙『雲のかなた』>
監督:浅尾芳宣
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