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ブロックチェーンを活用したEVによる電力と環境価値のP2P取引の要素技術の実証実験を完了

PR TIMES / 2019年7月25日 15時40分

株式会社BUIDLは関西電力株式会社の委託を受け、太陽光発電の固定価格買取制度(FIT)終了に伴う太陽光発電の余剰電力およびその環境価値の新しい取引形態の創出を目的として、ブロックチェーン技術を活用したEVによる電力と環境価値のP2P(peer to peer)取引の要素技術の実証実験を完了したことを報告します。




■プロジェクトの全体像
住宅用太陽光発電設備のFIT買取期間が終了し始める2019年11月からプロシューマーである家庭(太陽光発電設備を設置した家庭)は、その余剰電力の売却先を探す必要が出てきます。本実証実験ではそのような余剰電力とそれに伴う環境価値をEVに充電してショッピングセンター等の充放電ステーションで放電することでP2P取引を行い、ショッピングセンターのお買物ポイントなどの対価を得ることを想定しています。充放電量の管理にはEthereumブロックチェーンのプライベート環境を用いてプラットフォームを構築し、各EVがどれだけ充放電してその電力と環境価値を誰にどれだけ引き渡したかを追跡可能な形で管理します。容量の大きな蓄電池でもあるEVを「走る蓄電池」として活用することで、ユーザーはFIT切れ後の余剰電力とその環境価値をマネタイズし、ショッピングセンター等はクリーンな電力と環境価値を入手できます。
[画像: https://prtimes.jp/i/43307/5/resize/d43307-5-963655-0.png ]

■本実証実験のポイント
1. FIT切れの余剰電力とその環境価値の新しい取引形態の実現
 - FIT切れの余剰電力とその環境価値のマネタイズ
 -「走る蓄電池」であるEVを活用し、託送料金が不要

2. ブロックチェーン技術の活用
 - 充放電による電力と環境価値の移転を追跡可能にした
 - 本番適用を見据えた実装
 - 将来的にはポイントのやり取りまで自動処理が可能

■今後のスケジュール
今回の実証実験で得られた結果を元に、技術面とビジネス面での課題抽出とその改善を行い、効率的にエネルギーが活用される社会に向けて研究と実装を続けます。

お問い合わせ先
ブロックチェーン技術の導入を検討される企業様に関しましては、以下の問い合わせ先までお気軽にご連絡ください。

Webサイト:https://www.buidl.jp/
メールお問合せ先:BUIDL問い合わせ窓口(contact@buidl.jp)

【株式会社BUIDLについて】
ブロックチェーン技術が使用されていることを意識せずにそのメリットを享受できる社会の実現のために、企業向けにコンサルティング、実証実験・ツール開発、調査・研究を行っている。ブロックチェーン技術を社会とビジネスにどのように適用していけるかを主目的として実績では金融機関、保険、電力、不動産などの業界においてサービスを提供。
これまでの知見・研究を活かし、特定のブロックチェーンプラットフォームに偏らずクライアントのユースケースに合った最適なプラットフォーム、システム構成を提案することに強みを持つ。

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