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宝塚歌劇団所属演出家の原田諒が演出する 美しさと品格のあるオペラ 不朽の名作『椿姫』上演決定 心弾む<乾杯の歌>、珠玉のアリアの数々…時代を超えた感涙のラストへ!

PR TIMES / 2019年10月9日 15時25分

2020年2月19日(水)・20日(木)・22日(土)・23日(日) 東京文化会館にて 2019年9月28日(土) チケット発売

 公益財団法人東京二期会は、ヴェルディの不朽の名作『椿姫』を上演いたします。
 演出には宝塚歌劇団所属の若き演出家・原田諒を迎え、正統派の“椿姫らしい”『椿姫』でありながらも、若き感性で新解釈される2020年の『椿姫』が誕生します。
 指揮には、今欧州で最も注目を集めているイタリア人指揮者ジャコモ・サグリパンティが初来日。日本を代表する二期会のキャストとともに最高のヴェルディの音楽をお届けします。
  2020年2月19日(水)・20日(木)・22日(土)・23日(日)の上演に向けて、2019年9月14日(土)よりチケットを発売いたします。



[画像1: https://prtimes.jp/i/43876/5/resize/d43876-5-993493-0.jpg ]




東京二期会11年ぶりの新制作を最高のキャストで!


 11年ぶりの新制作となる本公演には、世界で活躍する日本屈指のソプラノ大村博美のヴィオレッタをはじめ、日本を代表する東京二期会精鋭の歌手がキャスティングされました。華麗でドラマティックなヴェルディの音楽の魅力をあますことなくお伝えします。
 キーヴィジュアルは日本を代表するイラストレーターの宇野亞喜良氏が書き下ろし。


気鋭の演出家・原田諒がオペラを演出する!


 宝塚歌劇団に所属し、伝統に基づきながら新鮮な舞台を創造し、第42回読売演劇大賞 優秀演出家賞・優秀作品賞、第43回菊田一夫演劇賞等多数受賞。今演劇、ミュージカル界で最も注目を集める気鋭の若手演出家、原田諒がオペラを初演出します。オペラにも造詣が深い原田だけに、名作『椿姫』をどのように魅せるのか、さらに注目と期待が集まります。

<原田諒コメント>
 今回の 『椿姫』 のお話を頂いた時、自分が宝塚で培ってきた美しさと品格のある舞台、「椿姫らしい」舞台を描き出すことが求められているんだろうなと感じました。
 『椿姫』は時代物と世話物の両方の要素がある上に、レビュー的な部分もある作品だと思います。それらの要素がすべて入っているのが面白いですよね。これまでの舞台作りの経験と、二期会の皆さんの持ち味がうまく化学反応できる舞台にしたいと思っています。
 『椿姫』 に流れるテーマは、日本人がシンパシーを感じやすいものでもあると思います。たとえばヴィオレッタからアルフレードへの絶縁は、歌舞伎で言えば『寵釣瓶※』の縁切りの場のような「心にない愛想尽かし」ですよね。女は泣く泣く別れを告げ、男は彼女の気持ちも知らずに絶望し怒る。現代においてもそういう事件はありますよね。時代が変わろうと『椿姫』 の魅力が色祖せないのは、そういった普遍的な人間ドラマが描かれているからだと思います。芝居は演じる人間の感情がいちばん大事です。それが心から発するものでないと、芝居は成り立ちません。舞台という虚構の世界、様式美の世界を、人間が息づくものにしないといけないと思います。そういった本質を見失うことなく、初心に帰って取り組みたいと考えています。
 古典は新解釈できる面白さもあると思います。演出家としてだけではなく、 ーオペラファンとして、皆さんの期待にお応えできるような「温故知新」の舞台を目指したいと思っています。焼き直しではない「新作の古典」を、自分なりに模索して作っていきたいです。

※「寵釣瓶花街酔醒(かごつるべさとのえいざめ)」:
“吉原百人斬り”事件を基に吉原の世界を豪華絢棚に描いた三世河竹新七による世話物の名作。通称「寵釣瓶」。


世界が注目!イタリアの天才指揮者サグリパンティが初来日


 指揮にはジャコモ・サグリパンティ。オペラ・アワード2016において最優秀若手指揮者に輝き、すでにパリ・オペラ座、バイエルン州立歌劇場はじめとする欧州一流の歌劇場の常連となっているイタリアの若き天才指揮者です。今回の東京二期会『椿姫』公演にて待望の初来日を果たします。その後も、英国ロイヤル・オペラでもデビューが決まっている世界が注目の才能にご注目ください。
 

『椿姫』あらすじ


 貴族の青年アルフレードは、当代随一と調われる高級娼婦ヴィオレッタの館で催された宴で彼女に出会い、 一目惚れしてしまう。アルフレードの純粋な愛にとまどいながらも一途な心を受け入れるヴイオレッタ。
 その後、ヴイオレッタは社交界の生活を捨て、アルフレードと幸せに暮らしていた。ある日、ヴィオレッタのもとに彼の父ジェルモンが訪ねてくる。ジェルモンは、ヴィオレッタに自らの過去を考え、甘い夢を捨てて息子と別れるよう彼女に迫る。彼女は真実の愛を訴えるが、それも虚しく、 失意の中で別れを決意する。ヴィオレッタからの一通の置き手紙を読んだアルフレードは、彼女の不意の裏切りに逆上してしまう。
 数か月の後、ヴィオレッタは病に侵され自宅で床に臥せていた。そこへすべての実情を知ったアルフレードが彼女のもとに駆け付けるが、時はすでに遅く――
 

プロフィール Profile



[画像2: https://prtimes.jp/i/43876/5/resize/d43876-5-807479-1.png ]


演出 原田 諒 Ryo Harada

1981年、大阪市出身。同志社大学在学中の2003年、宝塚歌劇団入団。2010年『Je Chante-終わりなき喝采-』の作・演出でデビュー。『華やかなりし日々』、『ロバート・キャパ 魂の記録』(共に2012年)で、第20回読売演劇大賞 優秀演出家賞を受賞。2016年に作・演出を手掛けた『For the people-リンカーン 自由を求めた男-』で、第24回読売演劇大賞 優秀演出家賞・優秀作品賞を受賞。『ベルリン、わが愛』(2017年)、『ドクトル・ジバゴ』(2018年)は第43回菊田一夫演劇賞を受賞した。近年の主な作品に『雪華抄』、『MESSIAH-異聞・天草四郎-』などがある。また『ふるあめりかに袖はぬらさじ』、『安蘭けいドラマティック・コンサート』など外部での演出も手掛けている。オペラの造詣も深く、今回の『椿姫』が自身初のオペラ演出となる。

[画像3: https://prtimes.jp/i/43876/5/resize/d43876-5-271409-2.jpg ]


指揮 ジャコモ・サグリパンティ  Giacomo Sagripanti

オペラ・アワード2016において最優秀若手指揮者に選ばれ、この世代で国際的な活躍が最も期待される指揮者である。ヴァッレ・ディトーリア音楽祭、リューベック劇場にデビューし、指揮者としてのキャリアをイタリアとドイツでスタートさせた。その後すぐに欧州の歌劇場が彼に注目し、ザクセン州立歌劇場『チェネレントラ』、ヴェネツィア・フェニーチェ劇場『蝶々夫人』、チューリッヒ歌劇場『愛の妙薬』、ボリショイ劇場『ドン・カルロ』、パリ・オペラ座『椿姫』『セビリャの理髪師』『チェネレントラ』『カプレーティとモンテッキ』『蝶々夫人』、マエストランサ劇場『チェネレントラ』、ソフィア王妃芸術センター「スターバト・マーテル」等を指揮したほか、ロッシーニ音楽祭やアレーナ・ディ・ヴェローナにおいても聴衆及び批評家双方から高い評価を得た。
コンサートにも定期的に客演し、王立セビリア交響楽団、フェニーチェ劇場管弦楽団、エッセン・フィルハーモニー管弦楽団、RAI管弦楽団等をはじめとする多数のオーケストラで指揮している。
2016年1月パリ・オペラ座『ウェルテル』が非常な成功を収め、同3月にはサンクト・ペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団にデビュー。近年は、シアトル・オペラにて『オリー伯爵』(新制作)、『セビリャの理髪師』、エッセン・アールト劇場にて『ノルマ』(新制作)、オビエド歌劇場にて『カプレーティとモンテッキ』(新制作)のほか、グラインドボーン音楽祭には『ドン・パスクァーレ』、バイエルン州立歌劇場には『チェネレントラ』でそれぞれデビュー。近年パリ・オペラ座、バイエルン州立歌劇場での活躍が多く、レギュラーで出演している。
今後は『ランメルモールのルチア』でロイヤル・オペラ・ハウスに登場予定。バイエルン州立歌劇場でのアンナ・ネトレプコ主演『トゥーランドット』の指揮を経て、今回の『椿姫』にて待望の初来日を果たす。

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