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【イマドキのプリクラ事情】なぜ若者はスマホ時代に“400円”のプリクラを撮るのかについての実態調査

PR TIMES / 2019年11月29日 18時15分

プリクラは特別な日の記念に、カメラアプリは日常のひとこまの記録。

女子高生・女子大生を中心とした若者向けのサービスの企画・コンサルティングを提供する株式会社ネオレア(本社:東京都渋谷区、代表取締役:戎 光璃)は、女子高生・女子大生150名に対して「プリクラ」に関するアンケート調査を実施いたしました。



[画像1: https://prtimes.jp/i/48437/5/resize/d48437-5-906557-31.png ]

〈調査背景〉
最初のプリクラであるアトラス社製の「プリント倶楽部」が渋谷のゲームセンターに登場したのは1995年のことです。女子高生の間では「プリ帳」という小さなノートに貼って持ち歩き、友達と見せ合い、プリクラを交換することが流行しました。2002年には売上高が600億円規模まで伸び、まさに「プリクラ黄金期」の時代。しかしスマホの登場を受けてプリクラの利用者は激減しました。年間売上高は、2007年の約307億円から10年後の2017年には約220億まで落ち込んでおり、現在のプリ機市場は約9割のシェアを握る「フリュー」1強となっています。(平成29年度アミューズメント産業界の実態調査報告書より)
しかし、それでもまだゲームセンターに足蹴なく通う女子高生・女子大生が多くいるのも事実です。スマホで自撮りができるこの時代に、なぜ彼女たちは”400円”を支払い、プリクラを撮るのかについて調査しました。

■調査概要
調査概要調査対象:全国の女子高生・女子大生
調査期間:2019年11月
調査方法:インターネットによる任意回答
調査人数:152人

■結果サマリー

[画像2: https://prtimes.jp/i/48437/5/resize/d48437-5-131667-22.png ]



■カメラアプリ=日常のひとコマ、プリクラ=イベントや記念日

[画像3: https://prtimes.jp/i/48437/5/resize/d48437-5-740911-24.png ]

プリクラを撮りたいと感じる理由について、1番多かったのは152人中134人と90%近くが回答した「記念に残したい」でした。さらに深ぼると、プリクラではイベントや記念などちょっとした特別なときに撮影。スマホカメラでは、どこでも手軽に撮影が出来る為、日常の何気ない思い出を撮るという使い分けをされていることが伺えました。また、プリクラは現在もすごいスピードで進化をしており、1回400円を払えば照明や高機能のカメラ、加工機能で簡単に「盛る」ことができます。女子高生・女子大生は「プリクラ=絶対に盛れる」という確信があるため、400円を払いプリクラを撮っているようです。

■現在のSNS=昔のプリ帳?

[画像4: https://prtimes.jp/i/48437/5/resize/d48437-5-753839-27.png ]



撮った後の行動としては、プリクラデータを初め、プリクラ機の中での自撮りや、らくがき画面を「Instagramのストーリーズやフィードにアップ」が1位。その後、遊び終わった後に「プリクラのデータを友達に共有」が2位となりました。

[画像5: https://prtimes.jp/i/48437/5/resize/d48437-5-235714-28.jpg ]

最近のプリクラ活用法の1つは、4位に上がったスマホのクリアケースに入れることです。スマホの台頭によりプリクラをデータで送信することが定番化したため、シールの使い道がなくお財布に入れっぱなしという人が多いようです。せっかくシールがあるから、活用したい!という人にはおすすめです。

現在はスマホの影響を受けてSNSにプリクラをアップすることが定番となっていますが、ひと昔前まで流行っていたのが「プリ帳」です。2000年代初期にポスカやシールを使って身の回りのものをデコレーションする「デコ」ブームの影響を受けて、プリ帳ブームが起こりました。「プリ帳」という自分の世界観を小さなノートに込めて持ち歩き、友達と見せ合い、欲しい写真と交換するという極めてアナログな形。写真をシェアしたり、拡散したりするコミュニケーションはこの頃から萌芽していたと言えます。プリ帳はインターネットがない時代に、『自分の世界観を創る』点や、友達と見せ合い、欲しいプリクラと交換するという点では、若き女子が生み出した“アナログ番インスタグラム”かもしれません。スマホ時代の今では、文字書きやのり付けなどの作業をアプリ上で行うようになりましたが、プリ帳のようにプリクラをシェアして拡散するコミュニケーションは現在も続いています。


■スマホでの自撮りと異なる「プリクラ」の価値

[画像6: https://prtimes.jp/i/48437/5/resize/d48437-5-167894-26.png ]



[画像7: https://prtimes.jp/i/48437/5/resize/d48437-5-161040-25.png ]

プリクラ、カメラアプリでの自撮りそれぞれの「1番楽しいタイミング」を伺いました。カメラアプリでは「自撮り画像を見返しているとき」が約7割と圧倒的に多く、他は「自撮りをしている時」と挙げられ、楽しいタイミングがほぼ2回ということが分かりました。 プリクラの楽しいタイミングには、「プリクラを撮影している時」が40%、「撮ったプリクラを見返している時」が20%、「落書き時間」14%、「落書き前の写りを確認する時間」10%など、カメラアプリに比べると撮影後からも満遍なく楽しいタイミングがあることが分かりました。
[画像8: https://prtimes.jp/i/48437/5/resize/d48437-5-524044-13.jpg ]


プリクラでは、【プリクラを撮ろうと誘う→ゲームセンターに行く→プリクラの撮影中→ラクガキ前に撮った写真を見る→ラクガキ中→シールができあがり→シールや携帯でプリクラを見返す→SNSにアップ】 という長いフローを経るため、1回の撮影でプリクラは自撮りよりも長く楽しめることが伺えます。つまりプリクラは、シールそのものよりも、友人や恋人で「プリを撮る」というイベントが楽しまれているのです。自撮りでは味わうことのできないワクワク感、「非日常の時間と体験」であれば400円は高くないのかもしれません。




■株式会社ネオレアについて

[画像9: https://prtimes.jp/i/48437/5/resize/d48437-5-537966-14.png ]


株式会社ネオレアは、主に現役女子大生で構成された若者向けサービスの企画・コンサルティングチームです。女子学生のリアルで等身大のインサイトを活かした『若者コンサル』を提供します。「人気テレビ番組の企画」や「Instagram運用 5ヶ月で10万フォロワーを獲得」、「主催イベントで2500万円売上」などの経歴を持ったメンバーで構成しています。現役女子大生だからこそわかることを強みに、若者が求めていることを企業様に提案する「若者の翻訳者」の役割を担い、若者ゴコロをしっかりと掴めるサービス作りを支援します。

株式会社ネオレア設立のプレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000048437.html


[画像10: https://prtimes.jp/i/48437/5/resize/d48437-5-296868-15.png ]


2019年12月には、「2019年トレンドランキング」に加え、「2020年トレンド予想」の発表を行う予定です。ぜひそちらのリリースやSNSのチェックもよろしくお願いいたします。

▽HP:https://neorare.jp
▽Twitter: https://twitter.com/neorare_
▽note:https://note.mu/neorare

[画像11: https://prtimes.jp/i/48437/5/resize/d48437-5-381576-16.png ]

現役女子大生がえらぶ『2019年上半期 # ワカモノトレンド』





■会社概要
商号   : 株式会社ネオレア
代表者 : 代表取締役 戎光璃
所在地 : 〒150-6018 東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイス18階
設立   : 2019年8月21日
事業内容: 女子学生を主にした若者向けサービスの企画・コンサル
URL  :https://neorare.jp






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