ラクス、クラウド型経費精算システム「楽楽精算Ver.9.6」提供開始 進む電子帳簿保存法の規制緩和を受け続々と機能を強化
PR TIMES / 2020年2月17日 13時5分
~ OCR技術活用でスマホ/PC問わず書類データの自動読み取りが可能に ~
株式会社ラクス(本社:東京都渋谷区、代表取締役:中村崇則、以下ラクス)は、2020年2月17日(月)、クラウド型経費精算システム「楽楽精算」のOCR技術を活用した読み取り機能等のアップデートを実施します。
■ 「電子帳簿保存法」の規制緩和の波を受け、読み取り機能(以下、OCR)等のアップデート
2019年10月、財務省は2020年度税制改正大綱に電子帳簿保存法(以下、電帳法)の規制緩和を盛り込む方針を発表しました。軽減税率導入により増加するであろう企業の負担軽減、生産性を高めることを狙いとしています。
1998年に施行され2005年の法改正で紙媒体の書類(領収書・請求書など)の電子保存が可能になったことを皮切りに規制緩和とともに利用が拡大してきた電帳法。「楽楽精算」は2016年9月より対応を開始、アップデートを重ねてきました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/48948/5/resize/d48948-5-478000-4.png ]
現在「楽楽精算」では、領収書・請求書へのタイムスタンプ付与機能や、伝票の検索機能、保存されたデータに改ざんがないかを一括で検証する機能など、電帳法のスキャナ保存要件に対応する機能※1をそろえています。
その中でも利用頻度の高い機能の一つであるOCRは、2018年6月にローンチされた「楽楽精算」スマホアプリに搭載するかたちで初登場し、これまでも度々アップデートを重ねてきました。
▼アップデート内容について
今回のアップデートにより、スキャンした書類データ※2をPCよりアップロードすることで、以下の情報が自動で読み取られ入力されるようになります。また、今回のアップデートでは領収書だけでなく請求書にも対応しており、すでにOCRが搭載されている「楽楽精算」スマホアプリ※3を併用すれば面倒な手入力を大幅に削減することが可能です。
<OCR対応項目>取引日/受領日/金額/取引先
ほか、領収書・請求書を代理でアップロードできるユーザーを設定することができる機能もアップデートされます。事前に代理者を設定しておくことで、管理・メンテナンスの手間が軽減され、より“楽楽”な使い心地を実現することができます。
※1 「楽楽精算」の電子帳簿保存法対応機能について
https://www.rakurakuseisan.jp/function/ebooks_maintenanceact.php
※2 今回アップデートしたOCR機能が使用できるのはPDFファイルのみです。それ以外のファイルは読み取りが行われません。
※3 「楽楽精算」スマホアプリでは領収書のみ対応しており、請求書の自動読み取りは未対応となっています。
■ 「プロジェクトごとに承認者を設定したい!」 現場のニーズに応える承認フロー設定機能のアップデート
「楽楽精算」は、ユーザーより直接吸い上げたニーズや寄せられた改善要望を元に、新たな機能の開発・アップデートを行っています。その中でも経費精算の承認を行うフローについては、「自部署の上長などを承認者に設定したいとき」と「プロジェクトごとに部署横断で適宜決めた担当者を承認者に設定したいとき」のどちらにも対応できるようなアップデートの要望が多く寄せられていました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/48948/5/resize/d48948-5-960568-1.png ]
▼アップデート内容について
今回のアップデートを通じて、プロジェクトごとに承認者を設定できるようになります。直属の上司だけではなく適切な承認者を充てることで判断のスピードアップ、余計な社内確認の工数削減にもつながることを期待しています。
制作業界など業界特性的に組織を横断するかたちでプロジェクトが立ち上がる企業も多く、また、働き方改革やDX推進など全社的に活動を進めることが推進されるシーンが増えた今、経費精算においても状況に応じて“その業務を理解している承認者”に承認が上がり正しい判断がなされる、柔軟かつガバナンスの効いた体制が企業として望ましいとする声が高まっています※4。今回のアップデート内容は、迅速な判断、スピード感のある業務推進が求められる現代企業において、プラスに働くものと考えています。
■導入社数5,000 社突破! シェアNo.1※5経費精算システム「楽楽精算」とは
ラクスが開発・販売する「楽楽精算」は、交通費、旅費、出張費など、経費にかかわる全ての処理を一元管理できるSaaS(クラウド)型の経費精算システムです。「社員が申請⇒上司が承認⇒経理担当者の精算処理」という一連のワークフローを全て電子化することで、業務効率の改善や、人的ミスの防止を実現できるサービスとなっています。
「楽楽精算」製品サイト https://www.rakurakuseisan.jp/
[画像3: https://prtimes.jp/i/48948/5/resize/d48948-5-248105-2.png ]
また、2019 年9 月末、経費精算システム「楽楽精算」は導入社数5,000 社を突破しました。ラクスは、2022 年3 月末の10,000 社突破を目指し、引き続き様々な施策に取り組んでいきます。
※4 「DX推進指標」とそのガイダンス(経済産業省,令和元年7月)
https://www.meti.go.jp/press/2019/07/20190731003/20190731003-1.pdf
※5 「ITR Market View:予算・経費・就業管理市場2019」SaaS型経費精算市場の累計導入社数ランキング1位
https://www.rakurakuseisan.jp/news/news190819.php
■ 「楽楽精算」を筆頭に、ラクスが展開する「BO Tech」について
BO Tech(BOテック/ビーオーテック)とは、Back Office × Technology(バックオフィス × テクノロジー)の造語で、クラウドやAIに代表される先進テクノロジーを積極活用することにより、経理・財務・人事・総務・労務など企業管理部門(バックオフィス)の劇的な業務効率化を実現するソリューションやサービスを指します。
ラクスは、バックオフィスの社員がBO Techを活用・推進することにより、単純作業にかかる工数を大幅に削減し、一人ひとりがポテンシャルを活かしながら本来の業務に専念できる労働環境を整えることができると考えています。また、BO Techを通じたノンコア業務の圧倒的な負担削減により、企業は残業時間をはじめとする人件費等のコストを抑えられるだけでなく、従業員の満足度を高めつつその稼働を本来のコア業務へとシフトさせる、真の「働き方改革」を実現できると考えています。
今後はシステムを積極活用して絶えず業務効率化を突き進め、より戦略的で生産性の高いコア業務へとシフトする「攻めのバックオフィス」が企業の成長を推進する原動力となっていくはず。ラクスは、「攻めのバックオフィス」を支えるテクノロジーとして、引き続き「楽楽精算」をはじめ様々なクラウドサービスを展開、導入を推進していきます。
【会社概要】
社名 :株式会社ラクス
所在地 :東京都渋谷区千駄ヶ谷5-27-11 アグリスクエア新宿2F
設立 :2000年11月1日
資本金 :3億7,837万円8千円
代表者 :代表取締役 中村崇則
事業内容:クラウドサービス事業
会社HP :https://www.rakus.co.jp/
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