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いわきFC、『ラグビー等の国際的競技力向上を目指したリアルタイムでの採血検査の実証計画』に参加

PR TIMES / 2020年5月19日 18時55分

このたび、いわきFC(いわきスポーツクラブ:福島県いわき市)は、株式会社マイクロブラッドサイエンス(本社:東京都千代田区)、シスメックス株式会社(本社:神戸市)及び株式会社ドーム(本社:東京都江東区)が、新技術等実証制度(「規制のサンドボックス制度」(注))に基づいて申請した「ラグビー等の国際的競技力向上を目指したリアルタイムでの採血検査の実証」に関する新技術等実証計画において、実証対象として参加することを、お知らせいたします。



本プロジェクトは、アスリートにとって最適なパフォーマンス管理の実現を目的として、ネットワーク型の高精度自己採血検査システムの実用性を実証するもので、本日、主務大臣である厚生労働大臣及び文部科学大臣によって認定されました。本検査サービスを利用することで、アスリートはスポーツ現場などにおいて、いつでも、自分だけで、様々な免疫系の血液検査を行うことができ、また検査結果データ履歴をその場ですぐに参照し、活用することが可能になります。

なお、規制のサンドボックス制度認定においては、本プロジェクトで実証する血液検査機器及び検査システムは、医療機器及び体外診断用医薬品に該当しないものであることが確認されるとともに、本サービスを提供する場所が衛生検査所の登録を受ける必要がないことが確認されています。

本実証プロジェクトは、株式会社マイクロブラッドサイエンス、シスメックス株式会社及び株式会社ドームの3社が共同で実施し、実証対象としてはいわきFCのほか、帝京大学学友会体育局ラグビー部が参加します。

各社が提供するサービス内容及び役割は以下の通りです。l検査装置、検査システムはシスメックス社が開発した超小型のコンパクト免疫検査装置を利用します。本装置は、マイクロ流路技術によって、わずか30μLの微量血液を試料として高感度な迅速検査を実現しています。試薬は直径12cmのカートリッジディスクに密閉され、本体は一片17cmの立方体形状で、様々な検査現場に持ち運ぶことができます。本装置は、複数のセンサーを内蔵して検査プロセスの自動管理を行うとともに、インターネットに接続して検量線データの取得や、検査結果データのアップロードを自動的に行います。l微量血液採取及び検査情報管理には、マイクロブラッドサイエンス社が運用するLifeeシステムを利用します。アスリートは、カートリッジのQRコードをスマートフォンLifee Appで読み込み、Lifee Tubeで微量の指先血を自己採血して試薬カートリッジに滴下し、検査装置にセットします。測定が終了すると、検査結果データは自動的にLifeeパーソナルヘルスレコード(PHR)システムに連動し、即座に利用者のスマートフォンに検査結果が通知されます。スマートフォンLifee Appでは、様々な項目の検査履歴がグラフ化され、一目で自身のコンディションを知ることができます。l本実証プロジェクトの現場運用は、株式会社ドームが担当します。本プロジェクトにおける検査サービスでは、採血、検査だけでなく、検査データ管理も選手個人に帰属します。従って、現場での血液検査の利用と、獲得される検査データの活用をアスリートに指導し、競技・選手個人に合わせたパフォーマンスアップをサポートする運用体制を提供します。自己検査によって得たデータを自身の行動計画にどのように反映させたら良いかを専門家と検討することで、チームの戦力強化につなげます。


(注)規制のサンドボックス制度とは、IoT、ブロックチェーン、ロボット等の新たな技術の実用化や、プラットフォーマー型ビジネス、シェアリングエコノミーなどの新たなビジネスモデルの実施が、現行規制との関係で困難である場合に、新しい技術やビジネスモデルの社会実装に向け、事業者の申請に基づき、規制官庁の認定を受けた実証を行い、実証により得られた情報やデータを用いて規制の見直しに繋げていく制度です。

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