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東京藝術大学大学院に在籍する坪井夏美さんが、ベルリン・フィルハーモニー・カラヤン・アカデミー第二期生として派遣されます。

PR TIMES / 2020年11月20日 10時45分

東京藝術大学(所在地:東京都台東区、学長 澤和樹)は、11月16日(月)にベルリン・フィルハーモニー・カラヤン・アカデミーのオーディションを実施し、本学大学院音楽研究科修士課程在学中の坪井夏美さん(ヴァイオリン)が合格しました。



この度、東京藝術大学では、ベルリン・フィルハーモニー・カラヤン・アカデミーのオーディションを実施し、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団第1コンサートマスターを務める樫本大進氏をはじめとしたベルリン・フィルメンバーの厳正な審査の結果、下記のとおり本学大学院音楽研究科修士課程在学中の坪井夏美さん(ヴァイオリン)が合格しました。
坪井さんは、第一期生の小川響子さん(第67回ミュンヘン国際音楽コンクールピアノ三重奏部門優勝、現在も同アカデミーをはじめドイツを中心に活躍中)に続く2人目の合格者です。
[画像1: https://prtimes.jp/i/62917/5/resize/d62917-5-232411-1.jpg ]

※坪井さんの派遣開始は2021年2月を予定しておりますが、状況を考慮し最終的に決定します。

2018年4月、東京藝術大学は、大学としては世界初の試みとなるベルリン・フィルハーモニー・カラヤン・アカデミーと人材育成に係る協定を締結しました。今般のコロナ禍にあっても芸術の灯を絶やさないことを本学の使命とし、数々の若手芸術家支援策を講じており、今回、日本とドイツを繋いだ初のオンラインオーディション審査の実現に至りました。


[画像2: https://prtimes.jp/i/62917/5/resize/d62917-5-240017-0.jpg ]



なお、本取組につきましては、文部科学省「国立大学機能強化事業」を踏まえた本学の機能強化の一環として実施し、本趣旨にご賛同頂きました宗次徳⼆様(カレーハウスCoCo 壱番屋創業者、NPO 法人イエロー・エンジェル理事長)からの多大なご寄附により実現しております。
今後とも本学の取り組みへのご指導ご鞭撻の程、何卒よろしくお願い申し上げます。



オーディション実施日:2020年11月16日(月)
実施場所:東京藝術大学音楽学部第6ホールにてオンライン審査
合格者:坪井 夏美(つぼい なつみ)


[画像3: https://prtimes.jp/i/62917/5/resize/d62917-5-670197-2.jpg ]

合格者プロフィール:
1993年生まれ。27歳
第12回東京音楽コンクール第1位及び聴衆賞、マイケル・ヒル国際コンクール第4位、フリッツ・クライスラー国際コンクール第5位、第81回日本音楽コンクール第3位受賞。
ソリストとして読響、都響、新日本フィル、日本フィル、東響、東京フィル等のオーケストラと共演。
CHANEL Pygmalion Days 2018 アーティスト。NHK-Eテレ『らららクラシック』、NHK-FM 『リサイタル・ノヴァ』に出演。東京藝術大学卒業時にアカンサス賞を受賞し、皇居内御前演奏会に出演。在学時に安宅賞を受賞。明治安田クオリティオブライフ文化財団奨学生としてウィーン私立音楽芸術大学修士課程を修了し、現在は東京藝術大学大学院音楽研究科修士課程に在籍。原田幸一郎、漆原朝子、堀正文の各氏に師事。2019年7月より東京フィルハーモニー交響楽団第1ヴァイオリンフォアシュピーラー。




<坪井夏美さんコメント>
オンライン審査終了後に樫本大進さんから合格のお言葉を頂き1日経った今でも、これは夢なのではないかとまだ信じられない気持ちです。2019年の春、ウィーンに留学していた私は卒業を前にベルリンを訪れました。その時に聴いた躍動感あふれる美しく力強いベルリン・フィルの音が忘れられず、今もずっと心に残っています。
今回オーディションを受けさせていただいたのは、高校時代から師事しております漆原朝子先生が『オーディション開催が決まったので、もし興味があったら……』とレッスンの際に声をかけてくださったことがきっかけです。
藝大の大学院に在籍しながら、東京フィルハーモニー交響楽団のフォアシュピーラーとして忙しくも充実した日々を過ごしておりましたが、このオーディションの話を伺ってから1日ごとに受けてみたいという気持ちが強くなりました。もしかしたらこれは私の音楽人生の中で一度立ち止まって学べる最後のチャンスかもしれない、挑戦しなかったら絶対に後悔すると思い、強い気持ちで応募いたしました。
今はカラヤン・アカデミー生としての日々が楽しみでなりません。世界各国からのアカデミー生と切磋琢磨しながら研鑽を積み、世界最高峰のベルリン・フィルハーモニー管弦楽団での演奏の機会を通じて、音楽家として大きく成長できますよう精進していきたいと思っております。
最後になりましたが、オーディションを受けるにあたり温かく応援してくださいました東京フィルハーモニー交響楽団の皆様、このような素晴らしい機会をつくってくださいました澤学長をはじめ東京藝術大学関係者の皆さま、ご支援くださいます宗次徳二さまに心から感謝申し上げます。


<参考>
ベルリン・フィルハーモニー・カラヤン・アカデミー
1972 年、ヘルベルト・フォン・カラヤンは、次世代の音楽家育成のためドイツ初のアカデミー機関である「ベルリン・フィルハーモニー・カラヤン・アカデミー」※を設立した。
今日の「ベルリン・フィルハーモニー・カラヤン・アカデミー」は、世界中から才能のある若手芸術家が集まり、ベルリン・フィルハーモニー楽団のコンサートマスターやセッションリーダーが指導に当たっている。
多くのアカデミー修了生は、世界的に有名なオーケストラ団員のポジションを獲得しており、現在のベルリン・フィルハーモニー団員の3分の1は、アカデミー出身者となっている。
※ 2017 年5月24日 「ベルリン・フィルハーモニー・アカデミー」を
 「ベルリン・フィルハーモニー・カラヤン・アカデミー」に名称変更

東京藝術大学
東京藝術大学は、昭和24 年5 月、その前身である東京美術学校、東京音楽学校を母体とし,「広く芸術に関する知識を授けるとともに、深く芸術の技能、理論及び応用の教授並びに研究」を目的に設置された。
当初は美術学部(絵画科・彫刻科・工芸科・建築科・芸術学科)と音楽学部(作曲科・声楽科・器楽科・指揮科・楽理科)の2学部10 学科でスタートし、その後、大学院修⼠課程・博⼠後期課程の設置,学部・研究科及び学内共同教育研究施設等の改組・再編等を行い、平成16 年4月には国立大学法人東京藝術大学が設置する大学となり、現在では2学部4研究科7学内共同教育研究施設等を有する。芸術に係る教育研究分野とその前身である東京美術学校・東京音楽学校の創立から数えて130 年を越える歴史と伝統を有する我が国唯一の国立総合芸術大学となっている。

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