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IR(赤外線)・Red(赤)・Green(緑)・Blue(青)4つのチャンネルの高精細な12億画像をこれ1台で

PR TIMES / 2019年12月4日 10時55分

可視画像と赤外線画像をこれ1台で取得でき、比較解析ができます。

アイメジャー株式会社(本社:長野県松本市、代表取締役:一ノ瀬修一)は、IR(赤外線)・Red(赤)・Green(緑)・Blue(青)4つのチャンネルの高精細な12億画像を1台で撮影可能な白色・赤外線イメージスキャナ[IRGB-6500(アイアールジービー 6500)]を発売します。不可視インク/可視インクの印字品質検査、機能性フィルムの不具合解析に、木簡など埋蔵文化財遺物の画像データベース化、消えかかった古文書や古写真の可視化、偽造文書・贋作の真偽解析にご利用頂けます。また、12月4日よりパシフィコ横浜で開催される国際画像機器展2019に、出展致します。



[画像1: https://prtimes.jp/i/25232/6/resize/d25232-6-113002-0.jpg ]



アイメジャー株式会社(本社:長野県松本市、代表取締役:一ノ瀬修一)は、IR(赤外線)・Red(赤)・Green(緑)・Blue(青)4つのチャンネルの高精細な12億画像を1台で撮影可能な白色・赤外線イメージスキャナ[IRGB-6500(アイアールジービー 6500)]を発売します。不可視インク/可視インクの印字品質検査、機能性フィルムの不具合解析に、木簡など埋蔵文化財遺物の画像データベース化、消えかかった古文書や古写真の可視化、偽造文書・贋作の真偽解析にご利用頂けます。また、12月4日よりパシフィコ横浜で開催される国際画像機器展2019に、出展致します。

【URL】https://www.imeasure.co.jp/product/ir.html

販売開始:2019年12月20日

展示会情報: https://www.adcom-media.co.jp/ite/
アイメジャー(株)ブース番号 :#32

< IRGB-6500 基本仕様 >
 ・光源 白色LEDアレー 、赤外線LEDアレー(λ=850nm)
  ※波長の変更は可能。(オプション)
 ・取り込み寸法 310 x 420mm(12.2 x 16.5 inch、A3)
 ・光学解像度 2400 pixel per inch
 ・焦点位置調節範囲: ~+6.0mm
 ・階調 各色16bit入力/16bit出力
 ・インターフェース Hi-Speed USB
 ・本体外形寸法 W656xD458xH190 mm
 ・重量 約20kg
 ・ソフトウェア  iMeasureScan for IRGB image scanner

< [新製品] 白色・赤外線イメージスキャナ IRGB-6500の特徴 >
1.12億画素(A3-2400pi)を一発でスキャンする専用ソフトウェアを搭載。
 従来の市販品のイメージスキャナでは、12億画素の画像取得は不可能でした。12億画素の画像とは、近年普及が進む4K/8Kテレビ放送用の8Kカメラを40台同時に並べて撮影した画像に相当します。A3サイズ(310mm × 420mm)の取り込み範囲を光学解像度2400ppiにて一括スキャンします。光学解像度2400ppiは、分解能にして11マイクロメートルに相当します。髪の毛(70μメートル)を6分割する解像度です。

2.1台4役。赤外線画像とフルカラー画像の反射/透過画像を一括スキャン可能。
 白色LEDアレー、赤外線LEDアレーの2種類の光源を切り替えることにより、複数の画像モードの取り込みを1台のイメージスキャナで一括スキャン可能です。(1)フルカラー反射モード、(2)赤外線反射モード、(3)フルカラー透過モード、(4)赤外線透過モード合計、4種類の画像を一括取得することが可能です。

3.白色光源、赤外線光源どちらも立体物に影が出にくい両側照明。
 画像解析を行う場合、照明光の幾何学的な配置は非常に重要です。例えば、フルカラー(可視)画像と赤外線画像の比較を行う際に照明光の向きが異なった場合、赤外線光による光吸収なのか、照明光の幾何学的配置に起因する「影」なのか、得られた画像からスキャン後に判断するのは非常に困難です。影が生じにくい全方位からの照明装置によりこの問題を解決します。

4.有効取り込み寸法は反射/透過モードで共通。プレビュー画像を共用可能。
 市販のイメージスキャナ(EPSON DS-G20000)では、反射モードと透過モードは取込範囲が17mm異なるためプレビュー画面を共用できませんでした。IRGB-6500は全ての画像モードで取込範囲設定を共用可能です。

5.白色光と赤外線光の結像レンズによる焦点位置ズレや倍率ズレをスキャナが自動補正。
 4チャンネル(IR/Red/Green/Blue)全ての色収差を満足するレンズの製造は非常に高額です。IRGB-6500は、フルカラー画像取得時と近赤外線画像取得時に、それぞれに最適焦点位置に自動的にピントを合わせて画像を取得します。一般的に、光学解像度2400ppi(11μm)では、結像レンズによる焦点位置がズレるだけでなく、画像の倍率の変化が問題となります。その差違を事前にイメージスキャナが記憶して自動補正します。そうすることで、4つのチャンネル画像をPhotoshopなどを使ってレイヤー保存し、比較解析が可能となります。12億画素の4つのチャンネル(IR/Red/Green/Blue)の画像をレイヤー演算する。全く新しい画像解析手法の提案です。
 更に、プラテンガラス面に置いた試料の高さ(浮き)に応じて焦点位置を0.0mm ~ +6.0mmまで変更可能です。

<用途>
(1)不可視インク/可視インクの印字品質検査
(2)機能性フィルムの不具合解析に
(3)埋蔵文化財遺物木簡の画像データベース化
(4)消えかかった古文書、古写真の可視化
(5)偽造文書・贋作の真偽解析に

<応用事例>
■ 木簡(もっかん)

 樹木の繊維(セルロース)の奧に染み込んだ墨書(ぼくしょ)の炭素(カーボン)成分により赤外線が吸収され、文字の可視化判読が容易となります。
[画像2: https://prtimes.jp/i/25232/6/resize/d25232-6-345132-1.jpg ]


■位牌(いはい)

 位牌の見かけの汚れは祈祷時の線香などによる燻製(くんせい)が要因と想われます。そのため近赤外線画像ではその汚れ成分を透過し、奧に書かれた墨書(炭素、カーボン)の文字が容易に浮き出てきます。驚く程、簡単に文字が判読できます。

[画像3: https://prtimes.jp/i/25232/6/resize/d25232-6-970649-2.jpg ]


■型紙(かたがみ)

 伊勢型紙に代表される文様(パターン)は、江戸時代着物の絵柄として大切に保存されてきました。手漉き和紙3枚の向きを直角に変えて丁寧に重ね合わせて作られ、水に濡れた時の伸縮方向が等方となるように工夫されます。また虫食い対策として、和紙全体を柿渋(かきしぶ)に浸けられます。その結果、和紙の色は濃い茶色となり肉眼では墨の押印が判読しくにい状態となっています。赤外線画像と可視画像を比較することで、型紙を製造した歴史を紐解くことができました。
[画像4: https://prtimes.jp/i/25232/6/resize/d25232-6-509802-3.jpg ]


■ドロップアウトカラー(RGB)

 工業用途で使われるインクの色再現のしくみは減法混色と呼ばれ、シアン(Cyan)、マゼンタ(Magenta)、黄色(Yellow)、の3色のインクから構成されます。それぞれ、赤(Red)、緑(Green)、青(Blue)の光を吸収します。しかし、それら全てのインクは、近赤外線領域の波長では、「透明」なために透けます。その点、炭素(カーボン)は、近赤外線画像領域においても、吸収特性が変わりません。その結果、見た目には様々な色からなる試料であっても、赤外線画像では炭素(カーボン)のある箇所のみにコントラストが残り可視化されます。従来から、例えば文書に赤いペンで書かれた文字をスキャニング時に消す機能を「ドロップアウトカラー(赤)」と呼びました。赤外線画像においては、同様にこの「ドロップアウトカラー(RGBフルカラー)」が可能となります。


[画像5: https://prtimes.jp/i/25232/6/resize/d25232-6-220230-4.jpg ]





以上

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