64歳で児童文学作家デビュー! 第34回福島正実記念SF童話賞大賞受賞の相川郁恵さん
PR TIMES / 2018年8月16日 18時1分
株式会社岩崎書店(代表取締役:岩崎弘明、本社:東京都文京区)は、第34回福島正実記念SF童話賞の大賞受賞作『おれからもうひとりのぼくへ』を書籍化、2018年8月8日に発売しました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/35751/6/resize/d35751-6-914030-0.jpg ]
◆パラレルワールドを描いた作品として、同賞初の成功例!
本作は、第34回福島正実記念SF童話賞に応募された、全222作品の中から最高賞に選ばれました。選考委員によると、「パラレルワールドを題材にした作品はこれまでの応募にもあったが、〈あちらの世界〉の描写が難しく、本作がこの賞初の成功例」とのこと。現実世界とパラレルワールドの相互関係がわかりやすく表現されていて、理屈なく自然に読め、成長物語としてもよく書けているところが、評価されました。
◆何もかもがちょっとずつ違う世界に迷い込んだ「おれ」
[画像2: https://prtimes.jp/i/35751/6/resize/d35751-6-175224-1.jpg ]
[画像3: https://prtimes.jp/i/35751/6/resize/d35751-6-951979-2.jpg ]
ある日、自転車で「おれ」は自分とよく似た男の子とぶつかった。その時から、何もかもがちょっとずつ違うんだ。
家族も友だちも、学校も…。元の世界の親友たちのおかげで、自分がパラレルワールドに来てしまったことがわかった。
新しい世界での生活も案外悪くないけど、やっぱり元の世界にもどりたい!
はたして、無事に戻ることはできるのか…?
◆5回目の挑戦で、念願の作家デビューを果たした相川さん
相川さんは、熊本県多良木町の出身。県立多良木高校を卒業後、東京に進学しました。
本格的に物語を書き始めたのは1990年代初め、山梨県甲府市で3人の子育て中のこと。子どもに読み聞かせをする中で、物語の続きを考えるようになったのがきっかけだそうです。
山梨県内の児童文学の同人誌の発足メンバーでしたが、途中仕事の都合で、執筆を中断した時期を挟んで、末っ子の大学進学を機に再開。同賞には5回目の挑戦で、最高賞を受賞。念願の作家デビューとなりました。
この作品で相川さんが目指したのは「大人に助けてもらうのではなく、子どもが自分で考えて行動する物語」。そして、読者には「夢はかなう、諦めないで」ということを、作品を通じて伝えたいと、相川さんは語ります。
64歳という遅咲きながら、チャレンジする気持ちを持ち続ける相川さん。試行錯誤しながら成長するこの物語の主人公にも重なります。
対象読者は小学校中学年から高学年。子どもが最初に読むSFに、ぴったりの作品です。
◆書籍情報
[画像4: https://prtimes.jp/i/35751/6/resize/d35751-6-599513-3.jpg ]
書名:『おれからもうひとりのぼくへ』
著者:相川郁恵
画家:佐藤真紀子
定価:本体1,200円+税
判型:A5判/96頁/ハードカバー
ISBN:978-4-265-07263-7
発売日:2018年8月8日
・岩崎書店ホームページ 書誌情報ページ
http://www.iwasakishoten.co.jp/news/n25703.html
・Amazon 書誌情報ページ
https://amzn.to/2vNCJIi
◆著者紹介
相川郁恵(あいかわ・いくえ)
1954年生まれ。熊本県多良木町出身。山梨県甲府市在住。山梨県の同人誌「こぶんたん」に所属。「季節風」会員。日本児童文学者協会会員。2018年、第34回福島正実記念SF童話賞を受賞、デビュー作となる。
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
女性的な電信柱に恋を…「なぜか惹かれるんです」初の作品集で“百合小説”を多く書いた理由
文春オンライン / 2024年4月22日 6時0分
-
河合隼雄物語賞、坪田譲治文学賞、野間児童文芸賞……数々の受賞歴を誇るいとうみくが、最新作「真実の口」を書きおろし!
PR TIMES / 2024年4月4日 15時40分
-
SF作家・山本弘さん、誤嚥性肺炎で死去 68歳 『アイの物語』、『百鬼夜翔』シリーズ、「と学会」初代会長など
ORICON NEWS / 2024年4月4日 14時36分
-
SF作家・山本弘さん死去 代表作は「ラプラスの魔」「アイの物語」など
モデルプレス / 2024年4月4日 14時24分
-
ともだち ともる こころに ともる。文研出版より『ともだち ともる』を発売!
PR TIMES / 2024年3月27日 16時15分
ランキング
-
1「大事な大事な退職金2,000万円が“NISA”でみるみる溶けた。」年金月20万円の65歳元サラリーマン、老後計画崩壊で大後悔…「もう、生きていけない」【FPの助言】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年4月24日 11時45分
-
2わずか2年半で消えた「幻のJR新型特急」とは 裏目に出た高性能
乗りものニュース / 2024年4月24日 9時42分
-
3「配属ガチャ」対策を進める企業が、一度立ち止まって考えるべきコト
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年4月24日 8時15分
-
4「東大理3受かった子」に共通する"意外な性格" 日本イチ頭いい子供たちはどう勉強している?
東洋経済オンライン / 2024年4月24日 5時40分
-
5「世界の猫を喜ばす」会社は、なぜ日本中の嫌われ者となったのか…いなば食品の炎上が止まらない根本原因
プレジデントオンライン / 2024年4月24日 9時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください