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DNA技術のパイオニアDyNAbind社と協業開始

PR TIMES / 2018年11月7日 16時40分

当社は、Gタンパク質共役受容体(GPCR)をターゲットとした創薬におけるリーダーの地位を強化し、新薬の創出を加速させるため、ドイツのDyNAbind GmbH(以下、DyNAbind社)と業務提携契約を締結しましたので、お知らせいたします。

本提携は、DyNAbind社の次世代DNA技術を、当社のStaR(R)タンパク質に適用させることを目的としたものです。これにより、従来創薬が困難であった分野も含め様々なGPCRを標的に、選択性、有効性の高い低分子候補化合物を短期間で創製することが可能になります。


当社の執行役副社長 チーフ R&D オフィサー であるマルコム・ウィアーは次のように述べています。「DyNAbind社とのコラボレーションにより、世界をリードする当社のStaR(R)技術、並びに構造ベース創薬を更に強化することができます。本提携を通じて、業界をリードする先進のDEL技術(DNA-Encoded Library Technology / DNAコード化化合物ライブラリー技術)を活用することができます。当社のStaR(R)タンパク質に、DEL技術を適用することで、医薬候補薬の創出に向けたパイプライン強化のための新しいアプローチを手にすることが期待できます。また本件は、当社が業界最先端のテクノロジーを追求し、当社のプラットホーム技術および創薬力を強化することで、StaR(R)タンパク質の長期的価値を最大化していく戦略にもなります。」


本提携の金銭的条件は非開示としております。本契約では、重要な金銭的費用は当社には発生せず、当社は最適な創薬、開発候補化合物を選択する権利を保有します。


以上


DyNAbind社について

DyNAbind社は、ドイツのドレスデンを拠点とする創薬スタートアップ企業であり、医薬品創製・最適化のための革新的なDEL技術を保有します。同社の創業者は、DEL技術の研究開発における長年の経験を有し、独自の新たなダイナミックライブラリ・プラットホーム開発へつなげました。

一時的な相互作用を検討できるようにDNA構造に特別な調整を行うことで、ライブラリー内の断片化した分子は、自ら理想的な結合構造へと集合し再配列します。これにより、従来のDEL技術において課題とされていた、信号対雑音比が劇的に改善され、誤検出比率が減少します。DNAの再合成が必要でないため、従来数ヶ月を要した結果確認のための定量的ヒット検証を数日間のうちに完了することができます。


そーせいグループについて

そーせいグループは、Gタンパク質共役受容体(GPCR)をターゲットとした独自のStaR(R)技術並びに構造ベース創薬技術から生み出される新薬のデザイン・研究開発にフォーカスした、国際的なバイオ医薬品企業です。当社は提携あるいは自社開発により中枢神経系疾患、がん、代謝疾患、その他希少疾患など複数の疾患領域において、幅広いパイプラインの構築に取り組んでいます。現在進行中の開発プログラムには、日本国内におけるレビー小体型認知症を対象とした自社開発候補薬の第II相臨床試験に加え、Allergan社との提携によるアルツハイマー病の対症療法を目的とした候補薬や、AstraZeneca社との提携によるがん治療を目的としたがん免疫療法の開発も含まれています。その他に、これまでNovartis社、Pfizer社、第一三共株式会社、ペプチドリーム社、Kymab社、MorphoSys社等と提携しています。日本に本社を置き、英国およびスイスに研究開発施設を有しています。

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