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社会実験Exographの商用化に関わる仕組みについて、株式会社Plasmaが国際特許の出願を行いました

PR TIMES / 2019年12月26日 10時15分

本特許の利活用・独占契約に関して興味ある企業からの問い合わせを2019年12月26日から2020年1月31日の間に募集し、この間に問い合わせを頂いた企業を優先的に対応します。

株式会社Plasma(東京都目黒区、代表取締役 遠野宏季)は、私生活動画を収集しそこから得られるデータの利活用・売買を行うプラットホームの仕組みについて、2019年12月6日に国際特許の出願を行いました。
本特許の利活用及び独占契約について興味のある企業からの問い合わせを、本日2019年12月26日から2020年1月31日の間に募集します。
この期間に問い合わせを頂いた企業に対して、特許活用・独占契約に関して優先して対応する予定です。



社会実験Exographについて

[画像1: https://prtimes.jp/i/51036/6/resize/d51036-6-514880-6.jpg ]



株式会社Plasma(東京都目黒区、代表取締役 遠野宏季)は、11月1日からプライベート情報を全て収集し、マネタイズ方法とその価値を模索するする社会実験Exographを行っています。
この実験では、被験者宅へ浴室以外の全ての部屋にカメラを設置し、24時間1ヶ月の生活動画を収集する代わりに、被検者へ20万円の報酬を支払います。
プロジェクト公開から応募締切日の11/15までに1311名の応募があり、最終的に4名の被験者宅へカメラの設置を行いおよそ11/25~12/25の1ヶ月間の間、動画収集によるプライベート情報の収集を行いました。

収集された動画は、被験者の許諾が得られた部分のみを利用し、人物をマスク処理し匿名化した状態で企業や有識者とのヒアリング、社会実験の結果発表報告に利用することを想定して収集を行いました。
なお今回の取り組みは社会実験であり、実際に取得された動画を企業側へ提供・売買することはありません。

プロジェクトHP: https://exograph.plasma.inc
プロジェクト経過:https://note.mu/hirokie/m/mf21c9832ee69
プロジェクトの進捗Twitter: https://twitter.com/hiroki_enno


特許に関する問い合わせ募集の意図
本社会実験では、居住環境を撮影して得られる私生活データの利活用を経済合理性を踏まえた上で探っていきたいと考えています。
また実験期間中に社会・顧客ニーズがあると判断した場合は事業化を目指す予定です。
その中で事業シナジーがあり興味を持って頂ける企業との提携を模索したいため、本特許に関する問い合わせを募集しています。

出願した国際特許の内容について
出願日:2019/12/6
出願番号:PCT/JP2019/ 47911
特許の内容としては、以下のような用途を想定したものとなっています。

居住者が居住する空間への撮影装置設置
撮影装置により撮影されたデータへマスク処理・タグ付け処理・解析処理などを行ったもののデータ保存
処理後に保存されたデータアーカイブに対するSaaS型タグ・画像検索エンジンの提供(「20代 風呂上がり 飲み物」と入力すると20代が風呂上がりに飲み物を飲んでいるシーンの動画が出力される、など)
処理後に保存されたデータアーカイブに対するAPIの提供(居住者ユーザーが許諾した場合に、そのユーザーの生活データのタグ情報を提携企業へ提供し、パーソナライズされたサービスをユーザーが受けることができる(例:夜更かししがちなユーザーへの、パーソナライズされたサプリメント、レストランでの小鉢、保険、睡眠具、音楽などのレコメンデーション))


以下、特許出願時の明細書の冒頭抜粋
【発明の名称】分析装置、分析方法及びプログラム
【技術分野】本発明は、分析装置、分析方法及びプログラムに関する。
【背景技術】
店舗内での顧客の行動を分析する顧客分析システムが知られている。例えば特許文献1には、顧客の個人情報の保護を図りながら、店舗内での顧客の様々な行動を分析することが可能な技術が開示されている。
【特許文献1】特開2019-139321号公報
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、よりパーソナライズされた新たなビジネス等を発掘するためには、店舗での顧客の行動を分析するだけでは十分ではない可能性がある。例えば、特許文献1に記載の技術では、店舗内における顧客の動線や店舗で販売されている物品に対する顧客の行動等を分析することが可能であるが、店舗での顧客の行動以外については分析することができない。
そこで、本発明は、ユーザが生活している環境におけるユーザの行動を分析することが可能な分析装置、分析方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
本発明の一態様に係る分析装置は、居住者が生活する居住空間ごとに設置された撮影装置により撮影された、前記居住空間ごとの画像を記憶部に格納する格納部と、前記居住空間ごとの画像を分析することで、該画像に映っている居住者の生活行動に関する情報を含むタグ情報を生成し、生成したタグ情報を該画像と対応づけて前記記憶部に格納する分析部と、前記記憶部に格納されたタグ情報又は画像を絞り込むための検索条件を取得する取得部と、取得した前記検索条件に対応する1以上のタグ情報、前記1以上のタグ情報の各々に対応づけられる1以上の画像、又は、取得した前記検索条件に対応する画像を出力する出力部と、を有する。
【発明の効果】
本発明によれば、ユーザが生活している環境におけるユーザの行動を分析することが可能な分析装置、分析方法及びプログラムを提供することができる。

以下、図を一部抜粋

[画像2: https://prtimes.jp/i/51036/6/resize/d51036-6-485710-3.png ]



[画像3: https://prtimes.jp/i/51036/6/resize/d51036-6-639264-5.png ]

[画像4: https://prtimes.jp/i/51036/6/resize/d51036-6-644549-4.png ]

問い合わせ先
問い合わせは以下の弊社HPの問い合わせフォームよりお願いします。
https://www.plasma.inc/#contact

本実験の社会的背景と意義
AIやロボットの発展に伴い、働かなくても良い人が将来的に現れると言われています。
また経済成長のみを追い求める資本主義に疑問を感じ、シェアリングエコノミーなど次の産業・社会構造を模索する人が増えてきている様に思います。
その中で、例えば納税や労働以外に「生き様のデータ」を提供することで社会に貢献し、社会保障や金銭的対価を受けるという選択肢があっても良いのではないでしょうか。
そのような仕組みを提供して行く前に、まずは社会として新しい価値観に対してどう対応するかを確かめる必要があるため、Exographを企画しています。

Plasmaについて

[画像5: https://prtimes.jp/i/51036/6/resize/d51036-6-858319-1.png ]


Plasmaは「科学技術で社会をもっと前へ進め、人類の幸福に資する」をビジョンとして、AI/IoTなど種々の先端技術を取り入れることで社会や顧客の課題を解決し、価値提供を行います。
Exographではデータ駆動型社会(データ資本主義、データ経済)の可能性と課題をあぶり出す取り組みを行っている。
- 会社名:株式会社Plasma
- 所在地:東京都目黒区目黒2-11-3
- 設立日:2019年11月1日
- 代表取締役:遠野宏季
- URL: https://www.plasma.inc

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