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「NZ×#せかい部 SDGs起業アイデアソンBizVenture」開催報告、及び10月13日(水)18時~優勝チームによるピッチ再現&トークイベントの御案内

PR TIMES / 2021年10月4日 12時45分

日本の優勝チームのアイデアは、パパ向け育児ゲームアプリ

2021年9月18日~20日の三連休、文部科学省「トビタテ!留学JAPAN」とニュージーランド政府留学促進機関 エデュケーション・ニュージーランド(ENZ)は「NZ×#せかい部 SDGs起業アイデアソンBizVenture Japan2021」をオンラインで共催しました。



[画像1: https://prtimes.jp/i/71959/6/resize/d71959-6-26e261ab26976c24a34d-0.jpg ]

当イベントでは、NZの中学・高校生対象の起業家育成プログラムを運営している慈善団体Young Enterprise Trust(YES)及びThe North Asia Centre of Asia-Pacific Excellence(NZオークランド大学内に設置された研究機関)の協力の下、NZ、日本両国からのSDGsについての基調講演、ビジネスプランの作り方、ピッチのテクニック等の講演、ビジネス経験豊富なメンターによるセッション、異文化交流アクティビティ等のインタラクティブなワークショップを通じて、両国のビジネスや文化に触れながら、2日間という非常に限られた時間で、最終日のピッチの準備を行いました。

高校生は、両国から各20名を選抜。40名で8チームを構成し、SDGsに掲げられたゴール、子供の相対的貧困、10代のウェルビーイング、ジェンダー平等の実現の3テーマから1つを選び、解決に資するビジネスプランを設計して審査員に英語で発表。最終ピッチの結果、両国からそれぞれ優勝チームが選ばれました。

日本からは、ジェンダー平等の実現をテーマに選んだ【チーム4】が優勝しました。世界経済フォーラムが発表するジェンダーギャップ指数で120位とG7諸国の中で最低であることに問題意識を持った初対面の5人の高校生が、解決のためのビジネスプランをゼロから検討しました。紆余曲折の末、日本のワーキングマザーの社会的な課題である、家事や育児を積極的に行う父親をサポートする新しいゲームアプリのビジネスを提案しました。

チーム4のメンバーは、以下の5名です。(※50音順)


[画像2: https://prtimes.jp/i/71959/6/resize/d71959-6-a94c96373a3401ce5f91-1.jpg ]

後藤百合名さん 学校法人角川ドワンゴ学園N高等学校
竹村萌花さん  立命館慶祥高等学校
並木里乃さん  学習院女子高等科
山縣大輝さん  西宮市立西宮高等学校
渡邉颯真さん  神奈川県立横浜氷取沢高校



審査員からは、家事育児の不平等な役割分担の実態に着目し、男性をサポートするという発想の斬新さ、従来のパパ向け教室や紙のマニュアルなどと違い、スマートフォンアプリによるゲーム機能による達成感の醸成や、リマインド機能などを生かし、楽しくサポートしようというZ世代ならではのアイデアの斬新さが高く評価されました。

優勝チームが当日の英語ピッチを再現し、日本語で解説トークをする一般公開の凱旋イベントを、10月13日(水)18時からオンライン開催予定です。ぜひ御取材ください。以下のリンクよりお申込みいただけます。
https://tobitate.mext.go.jp/news/detail.html?id=329


[画像3: https://prtimes.jp/i/71959/6/resize/d71959-6-4ec624f5eb8782f49592-4.jpg ]

NZの優勝チームは、日本の10代のウェルビーイングを高める解決策に取り組むことを選択。日本の若者の間でメンタルヘルスに関するポジティブな会話を促進することを目的とした「大丈夫でなくても、大丈夫」という名の持続可能なアパレルブランドを開発するというコンセプトを提案しました。審査員からは、「ファッションでメッセージを発信することは、メンタルヘルスにネガティブな偏見がある日本ではユニーク」と高く評価されました。

今回のイベントは、現在コロナ禍の影響で留学生の渡航が制限されている中でも、NZと日本の高校生の交流を継続的に構築することを目的としています。参加した日本の高校生からは、「志が高い同世代の方と繋がることができてとても感化された」「自分と同じ高校生にも色々な経験や考えを持っている方々がいて活力になりました。SDGsの課題についても実際に行動に移したいと思えるきっかけにもなって、参加して本当に良かったです。」等のコメントが寄せられました。

[画像4: https://prtimes.jp/i/71959/6/resize/d71959-6-e508971c93213858b915-5.jpg ]

ヘイミッシュ・クーパー駐日ニュージーランド大使は、開会式のメッセージで、「来年、日本とNZは外交関係樹立70周年を迎えます。とりわけ教育は、両国の深い友好関係に重要な役割を果たしてきました。パンデミック以前は、毎年1万人以上の日本の学生がNZに留学し、NZの学校や地域社会を豊かにし、NZの人々の国際化に貢献しています。」と述べました。

[画像5: https://prtimes.jp/i/71959/6/resize/d71959-6-fd57fa7fd684cb7e7c3f-6.jpg ]

駐ニュージーランド伊藤康一大使は、閉会式で、「日本とニュージーランドは、世界とインド太平洋地域の経済協力の枠組みづくりや、国際協力をしている価値観を共有する同志国(like-minded countries)です。私はポストコロナの未来の世界を切り開くのは、君たちであり、君たちの世代の連携と協力であると強く信じています。」とメッセージを送りました。

ENZは、トビタテ(#せかい部)との協働で初開催した本企画の成功を受け、2022年度も継続、進化させるべく検討をスタートしました。ENZ駐日代表の北岡美佐子は、「今後の目標は、ビズベンチャーを両国で対面開催し、優勝チームがお互いの国を訪問することです。さらに、生徒のビジネスアイデアを市場で実現するために、両国のビジネスリーダーや関連組織と連携を図って、当プロジェクトを引き続き支援していく予定です」。

今後もENZ及びトビタテは教育を通じたSDGs達成に向けた相互の取り組みに尽力してまいります。

エデュケーション・ニュージーランド(ENZ)について
2011年設立ニュージーランド留学促進政府機関です。ニュージーランドの教育機関を支援しながら、留学先としてのニュージーランドの認知度を高め、ニュージーランドの教育情報を世界に発信しプロモーションすることを目的としています。
■エデュケーション・ニュージーランド公式ページ:https://enz.govt.nz/
■ニュージーランド留学公式ページ: https://www.studyinnewzealand.govt.nz/

トビタテ!留学JAPAN及び#せかい部について
文部科学省の留学促進キャンペーン「トビタテ!留学JAPAN」の取り組みのひとつ『#せかい部』は、学校や地域を超えた同世代がSNSでつながり、海外に関する情報や留学情報を相互に発信。リアルな世界を知るきっかけをつくる、高校生による高校生のためのソーシャル部活動です。
■トビタテ!留学JAPAN公式ページ:https://tobitate.mext.go.jp/
■#せかい部公式ページ: https://tobitate.mext.go.jp/sekaibu/

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