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教育現場に役立つ実践・研究を表彰する【第3回向山洋一教育賞】受賞者が決定。

PR TIMES / 2024年12月6日 12時15分

12/8「第38回日本教育技術学会」にて授賞式を開催  ・ 今年度は「生成AI」や「ゲーミフィケーション」を用いた教育研究も受賞



一般社団法人日本教育技術学会(所在地:東京都品川区、会長:谷和樹)は、12月8日、昭和大学上條記念館(東京都品川区)にて第38回日本教育技術学会を開催します。
「自ら学び続ける子どもを育てるために教育技術をどう活かすか」をテーマに、教育技術について多様な視点を持つ研究者と実践者が議論をします。高橋純氏(東京学芸大学教育学部教授)の特別講演も予定しています。
同学会では、「第3回向山洋一教育賞」の発表と授賞式が行われます。長きにわたり日本の教育界に尽力した向山洋一氏(日本教育技術学会名誉会長)の理念に基づき、2022年、「向山洋一教育賞」が設立されました。教育技術の開発、普及、発展を願い、教育技術賞、最先端実践賞、学級経営・児童生徒指導賞、向山洋一実践・研究賞など、4つの賞が設けられています。
「第3回向山洋一教育賞」には、全国から140編の論文が寄せられ、最終選考の結果、各賞が決定いたしました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/104314/6/104314-6-d3bc92c98ae417db45f3e739b4686706-248x248.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


日本教育技術学会公式HP:https://www.js-eduskill.or.jp/  

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向山洋一教育賞公式HP:https://mukoyama-award.com/


1.第38回日本教育技術学会 東京(ハイブリッド)大会概要 
■テーマ:自ら学び続ける子どもを育てるために教育技術をどう活かすか
日 時:令和6年12月8日(日)10:30~15:40
会 場:昭和大学上條記念館/ZOOMとのハイブリッド
参加費:学会員 2,000円 非学会員 5,000円
申込先:https://jses-38tokyo.peatix.com/

講座内容
10:30~11:00  分科会
11:00~11:40 発表ブース 
12:40~13:15 全体会1. 模擬授業による提案
13:15~13:45 全体会2. 大会記念講演
「これからの授業で求められる教育技術とは」
 東京学芸大学教育学部教授 高橋純氏
13:45~14:30 全体会3. シンポジウム
「自ら学び続ける子どもを育てるために教育技術をどう活かすか」
司 会 : 谷 和樹氏(本学会長・玉川大学教職大学院)
登壇者 :
高橋純氏 (東京学芸大学)
堀田 龍也氏(東京学芸大学教職大学院) 
長谷川博之氏(埼玉県公立中学校教諭)
14:30~14:40 全体会4. 総括講演 会長 谷和樹氏
14:55~15:40 第3回 向山洋一教育賞 授賞式


2.向山洋一教育賞とは
これまでの教育賞には、教科書会社主催のもの、新聞社主催のもの、企業が主催しているものなど、さまざまなものがありました。
しかし、この「向山洋一教育賞」は、実際の教育現場に役立つ実践及び研究を、現場の教員目線で選考するという点で、従来の教育賞とは一線を画します。
教育技術の開発、普及、発展を願い創設された「向山洋一教育賞」では、応募論文による以下4つの賞を設けます。
I.教育技術賞
II.最先端実践賞
III.学級経営・児童生徒指導賞
IV.向山洋一実践・研究賞
また、推薦書による特別賞を設ける。

向山洋一教育賞公式HP:https://mukoyama-award.com/

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/104314/6/104314-6-3b1e03743b0f6c803f60c4e466f5e165-3900x2601.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
第2回向山洋一教育賞受賞者と選考委員(2023年度)

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第1回向山洋一教育賞授与式で挨拶をする向山洋一氏



3.第3回(2024年度)向山洋一教育賞概要
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/104314/6/104314-6-9e8b0e8ef1201f6249b3605d044cc5f4-1461x698.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


■応募方法 向山洋一教育賞HP応募フォームより応募。関連資料は事務局まで郵送。
■募集期間 2024年5月1日から2024年8月31日まで
■応募資格 日本教育技術学会の個人会員、団体会員、賛助会員
■応募論文数 140編
■結果発表 12月の日本教育技術学会東京大会にて、各賞の発表と表彰式を行う。
■選考委員選考委員長 明石要一(千葉大学名誉教授)
■選考委員 
谷 和樹(玉川大学教職大学院教授)
小森栄治(日本理科教育支援センター代表)
堀田龍也(東京学芸大学 教職大学院 教授)
向山行雄(敬愛大学教育学部特任教授)
Anyango(ニャティティ奏者)

■副 賞 受賞者の表彰は日本教育技術学会において行い、以下の通り副賞を授与する。
I.教育技術賞 20万円
II.最先端実践賞 10万円
III.学級経営・児童生徒指導賞 10万円
IV.向山洋一実践・研究賞 10万円

■第3回向山洋一教育賞受賞候補者一覧(都道府県受賞者)と論文タイトル
I.教育技術賞(埼玉県小学校教諭)
子供の「生きる力」を引き出す音楽指導
コロナ禍、小学校3~6年生の音楽会に向けての取り組み

II.最先端実践賞(1) (兵庫県小学校教諭)
向山型社会AIの開発
向山洋一の社会科実践データをAIに取り込み、後世に活用する

II. 最先端実践賞(2) (元北海道小学校教諭)
向山洋一の〈クイズの原則〉で〈子育て教育〉を創る
ゲーミフィケーションの手法を用いて高校生の学習意欲を高める方法

III.学級経営・児童生徒指導賞(大阪府小学校教諭)
「特殊音節の平仮名指導」の研究
1年生で躓きの多い特殊音節の平仮名を、わかりやすく教える指導法

IV.向山洋一実践・研究賞(東京都小学校教諭)
フロー理論に基づく向山洋一の「熱中する授業」の考察

V.特別賞(1)(静岡県小学校教諭)
小学校低学年で学習する加法・減法が苦手な児童の計算力を向上させた
実態調査とその指導法

V.特別賞(2)(北海道中学校教諭)
外国語環境下における英語の高速処理を実現する英語授業
やり取りで2秒以内に返答し始める授業と英会話テスト

※正式発表は、授賞式当日になります。


一般社団法人日本教育技術学会とは
本学会は、教育技術の発掘・創造を期し会員相互の研究上の連絡・協力を促進することを目的とし、1987年に創立されました。主な事業は以下のとおりです。
1.会員の研究の促進・援助
2.学会誌(『教育技術研究』)その他の刊行物の刊行
3.年次研究大会(日本教育技術学会大会)および研究集会の開催
4.内外における関係研究団体との連絡提携
  
日本教育技術学会公式HP:https://www.js-eduskill.or.jp/


向山洋一プロフィール
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/104314/6/104314-6-773ca3596417b92938b6f92b7e2cb92b-500x755.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


1943年、東京生まれ。元日本教育技術学会会長。現名誉顧問。
東京学芸大学卒業。長年にわたり東京都公立小学校教諭を務め、全国の優れた教育技術・方法を集めて共有財産化を図る「教育技術の法則化運動」や、教育コンテンツサイト「TOSSランド」を主宰。「教育技術の法則化運動」は、現在TOSS(Teachers' Organization of Skill Sharing)として、サークル数700、会員数約1万名の日本最大規模の教育団体となった。NHK「クイズ面白ゼミナール」教科書問題作成員、千葉大学非常勤講師、上海師範大学客員教授を歴任。『教室ツーウェイ』『向山型算数教え方教室』など、編集長として数多くの教育雑誌の編纂も手がけた。「学級崩壊」「モンスターペアレント」「黄金の三日間」などは、向山の造語である。『斎藤喜博を追って』(昌平社)、『新版 授業の腕を上げる法則』(学芸みらい社)、『いじめの構造を破壊せよ』(明治図書)、『学校の失敗』(扶桑社)ほか、1,000冊を超える単著・共著・編著書がある。

【教育技術の4つの理念】
向山洋一氏は1984年「教育技術の法則化運動」創設にあたり、次の4つの理念を掲げた。
1.教育技術はさまざまである。できるだけ多くの方法をとりあげる。(多様性の原理)
2.完成された教育技術は存在しない。常に検討・修正の対象とされる。(連続性の原理)
3.主張は教材・発問・指示・留意点・結果を明示した記録を根拠とする。(実証性の原理)
4.多くの技術から自分の学級に適した方法を選択するのは教師自身である。(主体性の原理)



取材等に関するお問い合わせ先
一般社団法人日本教育技術学会
事務局(担当:美崎眞弓)info@mukoyama-award.com
〒142-0064 東京都品川区旗の台2-4-12 
TEL:03-5702-5835 FAX: 03-5702-2384

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