日本ぐらし館 木の文化研究会 第3回シンポジウム「住まい手からみる木造住宅の未来」開催

PR TIMES / 2014年3月26日 15時16分

~京都の木造住宅建築から「住みごたえ」「住みこなし」を学ぶ~



日本ぐらし館 木の文化研究会 第3回シンポジウム
「住まい手からみる木造住宅の未来」開催
~京都の木造住宅建築から「住みごたえ」「住みこなし」を学ぶ~


「日本ぐらし館 木の文化研究会」(委員長:高田光雄)が、全国の工務店ネットワーク「ジャーブネット」(主宰:株式会社アキュラホーム宮沢俊哉)共催、株式会社アキュラホーム(本社:東京都新宿区 社長:宮沢俊哉)協賛のもと、3月18日(火)に、今年で第3回目となるシンポジウム「住まい手からみる木造住宅の未来」を開催しました。

第3回目となる本シンポジウムは、当研究会の総括として、住まい手および住まい方に着目するとともに、大きく変容する社会環境下で変化する住まいへの価値観やニーズを考察し、これからの木造住宅のあり方について議論しました。

まず、京都大学大学院教授の高田光雄氏が、本年度の研究主題「住まい手からみる木造住宅の未来」について解説。「ヨーロッパは石の文化、日本は木の文化」などと言われるが、木の文化は決してそのような単純なものではなく、
また、日本の木造住宅が本当に住まい手にとって意味のある方向に向かっているのかは大いに疑問である。真の居住文化と向き合い、その現代的価値を引き出し、継承・発展させてこそ木の文化ではないのか、と問題提起しました。

続いて、京都府立大学大学院教授の檜谷美恵子氏は、「子育て期・高齢期のライフスタイルと住まい」をテーマに講演。社会環境の大きな変化のなかで、住まい手の生活とニーズがどう変わっているのかの調査をもとに、持続可能なケアのしくみづくりをキーワードとする、新しい集住文化の構築の方向性を提示しました。

また、高田光雄氏、檜谷美恵子氏が、それぞれ携わった事例を紹介し、パネリストである京都大学大学院教授の鉾井修一氏、京都大学大学院教授の林康裕氏、京都工芸繊維大学大学院准教授の矢ケ崎善太郎氏、木村工務店大工棟梁の木村忠紀氏、京都庭園研究所庭師の比地黒義男氏を交え、様々な観点からパネルディスカッションを行いました。

最後に、ジャーブネット主宰の宮沢俊哉が、「3回にわたるシンポジウムの集大成とも言うべき今回、住まい手にまつわる研究や異なる立場の方々の意見をうかがい、様々な価値観があることを改めて認識した。つくり手は『住み心地』の良いものを提供したいと考えるが、一方で、住まい手が参画する双方向のものであるとする『住みごたえ』、住まい手がライフスタイルに合わせて家を使いこなす『住みこなし』という考えや、閉じた「家族本位」から開かれた「接客本位」へ、という提言に触れるなど、大変勉強させていただきました。住まいづくりの本質とつくり手はどうあるべきなのかを追求し続け、理想の暮らしづくりを行っていきたい」と述べました。

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