行動データを活用したリアルタイムマーケティングソリューションの提供を開始
PR TIMES / 2017年9月27日 15時13分
株式会社NTTデータ
トレジャーデータ株式会社
株式会社unerry
株式会社NTTデータ(本社:東京都江東区、代表取締役社長:岩本 敏男、以下:NTTデータ)は、トレジャーデータ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:三橋 秀行、以下:トレジャーデータ)のTREASURE CDP、株式会社unerry(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:内山英俊、以下unerry)のBeacon Bank(R)を採用し、行動データを活用したリアルタイムマーケティングソリューションを2017年10月1日から提供開始します。
これまでのECサイトのマーケティングでは、顧客が自社サイトに訪問して初めて顧客の動向を知ることができました。今回、TREASURE CDPに収集するWebアクセスログ等の各種ログと、Beacon Bankが保有する実世界での位置情報ログをマーケティングに取り込むことで、自社サイト以外での顧客の行動をオンライン、実世界の両面から知ることができるようになります。そこにNTTデータのリアルタイムソリューションを繋ぐことで、顧客が興味を持ったタイミングを逃さず、アプローチすることが可能となります。当該ソリューションを導入することで、顧客の興味・関心を即座に収集し、また的確に捉えたオファリングを実現することでマーケティング効果を最大化します。
【背景】
近年、自社に蓄積されたビッグデータを活用し、利用者にとって最適なオファリングを行うことで、マーケティング効果を最大化しようとする動きが高まっています。
NTTデータでは、従来のマーケティングオートメーション(※1)に加え、
1. 顧客理解の深化
2. 顧客コミュニケーションの最適化
を軸に、マーケティングのさらなる高度化を目指してきました。
ところが、これまでの自社データを中心としたマーケティング分析では、顧客に対する理解は自社のスコープを超えることができず、顧客の興味・関心を広範囲に捉えてタイムリーにオファリングを行いたいという要望に応えることができていませんでした。
そこで、自社のスコープ外での顧客の行動から、顧客に対する理解をより深めるために、オーディエンスデータ(※2)や実世界行動データプラットフォームであるBeacon Bank(unerry)と連携し、NTTデータの持つリアルタイム処理技術と組み合わせることで、顧客の興味・関心を的確に捉えて、必要な時に必要なオファリングを提供する、リアルタイムマーケティングソリューションの提供を開始することとなりました。
また、デジタルマーケティングのデータ統合ソリューションTREASURE CDP(トレジャーデータ)を採用することで、大容量の購買取引データやWeb閲覧データ、各種アプリケーションやモバイル端末のログなどの行動データ等の収集・分析を可能とします。
【概要】
リアルタイムマーケティングソリューションは、NTTデータのリアルタイム処理技術をベースとして、顧客に即座にアプローチしていくマーケティングシステムです。
今回、このリアルタイムマーケティングソリューションに、行動データをインプットすることで、顧客が訪問したWebサイトやロケーションを把握することが可能となります。行動データは、オファリングの機会捕捉や最適なコンテンツの選択などさまざまな用途で活用でき、顧客理解の観点で、非常に貴重なデータとなります。
また、顧客のロケーションを即座に捕らえることで、顧客が必要としているタイミングでのアプローチが可能となります。
例えば、顧客が訪問したロケーションやWebサイトの情報をマーケティングの条件に組み込むことで、特定のロケーションにいる顧客に対してタイムリーにオファリングを行うことが可能になりますし、取得された顧客の行動データを分析することで、適切なオファリングのタイミングを探ることも可能となります。
[画像1: https://prtimes.jp/i/16301/7/resize/d16301-7-728335-0.jpg ]
【想定される業界・業種】
顧客エンゲージメントを高めたい金融(銀行・保険・証券)、小売(EC、百貨店、量販店、FC)、メーカー(食品、電気)など。
[画像2: https://prtimes.jp/i/16301/7/resize/d16301-7-603010-1.jpg ]
【各社の役割】
■NTTデータ
高度なリアルタイム処理技術をベースに、各種データの収集からオファリングまで、安定的なマーケティングインフラをワンストップで提供します。
■トレジャーデータ
オンラインおよびオフラインの大容量データの収集・分析・活用を行う仕組みであるTREASURE CDP(Customer Data Platform:カスタマーデータプラットフォーム)をリアルタイムマーケティング基盤に採用することで、自社内の各種データや外部サイトでの行動情報をリアルタイムマーケティングに活用できます。
■unerry
国内最大級のビーコン登録数であるオフライン行動プラットフォーム「Beacon Bank」で得た位置情報や訪問情報を、リアルタイムにマーケティング基盤に連携することで、利用者の行動をリアルタイムに捉えることが可能となります。
【今後について】
今後は、SNSで収集された興味データの連携を視野に入れ、顧客理解のさらなる深化に繋げることを検討しています。また、データの分析精度向上や活用領域の拡大にも力を入れていきます。
NTTデータでは、AIやIoTに関するサービスのさらなる拡充と価値創出を行い、2020年までにAIおよびIoT領域において、売り上げを500億円規模に拡大することを目指します。
今後も、多種多様な顧客接点を持つNTTデータの強みを生かし、お客さま企業のデジタルイノベーションパートナーとして、AI・IoT等のデジタルテクノロジーを活用し、お客さまビジネスの変革・新たな価値創造を支援していきます。
(※1) マーケティングオートメーション
マーケティングの各プロセスおけるアクションを自動化するための仕組み。事前に設定した 顧客の抽出条件と施策設計に基づいて、施策実行を自動化し、マーケティング業務の効率化を図る。
(※2)オーディエンスデータ
Cookieの仕組みを用いて収集された利用者の属性や行動データのこと。
【本件に関するお問い合わせ先】
[表: https://prtimes.jp/data/corp/16301/table/7_1.jpg ]
※本ニュースリリースはトレジャーデータ株式会社、株式会社unerryと株式会社NTTデータが共同で配信しています。重複して配信されることがありますが、ご了承願います。
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