『テレビウォッチャー満足度調査』視聴者を最も満足させる“脚本家”は誰か⁉トップは『リーガルハイ』の古沢良太!
PR TIMES / 2016年5月31日 9時40分
第2位は僅差で宮藤官九郎 第3位は「HERO」の福田靖、第4位は「ごちそうさん」「天皇の料理番」の森下佳子
データニュース株式会社(本社:東京都渋谷区/代表取締役:竹内信悟http://www.data-news.jp/)
では、2011年より「テレビウォッチャー」というテレビ番組の視聴アンケートを毎日実施し、満足度・接触数・録画数・感想を取得しています。
近年のテレビドラマは、人気俳優が出演すれば必ず大ヒットするということがなく、以前にも増して“質”を求められる時代になってきました。今回はテレビドラマの質を大きく左右する“脚本家”に注目。より視聴者を満足させるテレビドラマを手掛けた脚本家はいったい誰なのか?2012年4月期から集計しているテレビウォッチャーの満足度から“高満足脚本家”ランキングを調査しました。
データニュース株式会社(本社:東京都渋谷区/代表取締役:竹内信悟http://www.data-news.jp/)では、2011年より「テレビウォッチャー」というテレビ番組の視聴アンケートを毎日実施し、満足度・接触数・録画数・感想を取得しています。
近年のテレビドラマは、人気俳優が出演すれば必ず大ヒットするということがなく、以前にも増して“質”を求められる時代になってきました。今回はテレビドラマの質を大きく左右する“脚本家”に注目。より視聴者を満足させるテレビドラマを手掛けた脚本家はいったい誰なのか?2012年4月期から集計しているテレビウォッチャーの満足度から“高満足脚本家”ランキングを調査しました。
【調査概要】
1.データニュース社が行なっているテレビ視聴アンケート「テレビウォッチャー」(WEBアンケート)より
2.調査の対象:関東1都6県、全国の20歳~79歳までの男女を対象に実施
3.調査対象者:3000人(F1・F2・F3、M1・M2・M3各層500人ずつ)
4.調査対象ドラマ:2012年4月期~16年1月期の地上波で放送、朝ドラ&20時~23時台ドラマ(5話以上の連続)、期間中2作品以上、単独脚本(クレジット表記上)で手掛けた作品
[画像: http://prtimes.jp/i/17832/7/resize/d17832-7-779439-1.jpg ]
2012年4月期から16年1月期までのドラマで、より満足度の高いドラマを手掛けた“高満足度脚本家”に輝いたのは、堺雅人主演の『リーガルハイ』シリーズを手掛けた古沢良太。
対象の3作品全てフジテレビ制作のコメディドラマだが、『相棒』(テレビ朝日・05年4期から参加)をはじめ、『外事警察』(09年NHK)、『鈴木先生』(11年テレ東、岩下悠子と共同脚本)、映画『ALWAYS三丁目の夕日・シリーズ』(05年~)など、ミステリー、スパイアクション、学園・感動人情もの等、局やテーマなどジャンルを問わないオールラウンダー。
今回のトップは『リーガルハイ』という人気シリーズが続けて高満足度を獲得したことも大きいが、これまでの月9のイメージを覆す挑戦的な作品となった『デート~恋とはどんなものかしら~』も平均満足度3.86と高く、視聴者を飽きさせない様々な作品を描き続けていることが全体の高数値につながったのだろう。
◇第2位は、今クール『ゆとりですがなにか』も好評の宮藤官九郎
「あまちゃん」の満足度は2012年以降の朝ドラで最高の数値を獲得!!
2位は今期『ゆとりですがなにか』(日本テレビ)も第5話までの平均満足度が3.82(初回3.18から徐々に上昇し、第6話では最高の4.21を記録)と好評放送中の宮藤官九郎。
13年放送の朝ドラ「あまちゃん」は平均満足度が4.05と12年以降の朝ドラで最高の数値を獲得。これは全156話中114話が満足度4以上、第97話以降一度も満足度4を切らなかったという驚異の記録。集計の対象となったドラマは2作品だけだが、長期間にわたって多くの視聴者を満足させる手腕が第2位になった理由といっていいだろう。
◇第3位は、ヒットシリーズを量産!福田靖
13年ぶりに復活した「HERO」や、3作続く人気シリーズ「DOCTORS」が高満足度!!
3位は『救命病棟24時』、『海猿』、『ガリレオ』など対象作品以外にも大人気シリーズを多く手掛けている福田靖。
13年ぶりに復活した『HERO』も、第一作と変わらない面白さを維持して平均満足度3.89と高数値を記録。またテレ朝で3シリーズ続く『DOCTORS~最強の名医』はいずれも満足度3.8以上の人気作となっている。どの作品にも共通する“型破りな主人公”というキャラクター設定のうまさもさることながら、『HERO』のような個性的なサブメンバー、『DOCTORS』の高嶋政伸演じる森下卓など、サブキャラの濃さも作品の満足度を上げる要因だ。
今期は得意とするこの路線で『グッド・パートナー』(テレ朝)を執筆。6話までの平均3.82と高推移だ。
◇第4位は、次期NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」を担当する森下佳子
「ごちそうさん」「天皇の料理番」など、普遍的な人間ドラマで高満足度を獲得!!
4位は次期NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」(柴咲コウ主演)を担当することが決定している森下佳子。
TBSの日曜劇場で放送された『とんび』、『天皇の料理番』はいずれも平均満足度4以上、また朝ドラの『ごちそうさん』も3.84と高数値を記録しており、人生の機微を丁寧に描いた感動的なホームドラマを得意としている。
今年1月クールの『わたしを離さないで』は、これまでの感動大河からは大きく路線を変更し、SFタッチのヒューマンドラマに挑戦。難解なテーマだっただけに満足度は低く全体の平均を下げる結果となったが、これからの作品に広がりを予感させた。
テレビドラマのリアルタイム視聴率は年々低下しているが、録画やネット動画などドラマに触れるきっかけは以前よりも増えていることは間違いない。誰が出演するのかも、視聴者にとって見るきっかけをつくる大きなキーポイントだが、ドラマの内容に関して、年々視聴者の目は厳しくなっている。ドラマの根幹を担う脚本の質をどんどん高めていくことは、視聴率ではない部分に必ず成果として現れる。それがさらなる日本のテレビドラマの発展につながるはずだ。
■引用・転載時のクレジット表記のお願い
※本参考情報の引用・転載は、必ずクレジットを明記していただきますようお願い申し上げます。
<例>「データニュース社が運営するテレビウォッチャーが実施した調査結果によると……」
■「テレビウォッチャー」 URL : http://tv-watcher.jp/
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