1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. プレスリリース

タイ現代文学のカリスマが悩める都市住民に送る、等身大のメッセージ。プラープダー・ユン『新しい目の旅立ち』

PR TIMES / 2020年1月31日 15時15分

直販サイトにて先行発売&2 月7 日(金)より書店発売

株式会社ゲンロン(本社:東京都品川区 代表取締役:上田洋子)は、プラープダー・ユン著 / 福冨渉訳『 新しい目の旅立ち』[ゲンロン叢書004]を2020年2月に出版します。



[画像: https://prtimes.jp/i/34496/7/resize/d34496-7-414256-0.jpg ]


その島は「黒魔術の島」と呼ばれていたーー
経済成長に沸き立つバンコクを飛び出しフィリピンを取材中のプラープダーは、シキホール島の噂を耳にする。自然とのふれあいを探りつつも飛躍の手がかりをつかめなかった作家は、半信半疑で訪問を決意する。
「魔女」との対面、人々との交流を経て再発見したのは都市の自分だった。スピノザ、ソロー、カジンスキー、ラヴロック。
「新しい目」で世界と出会い直す、小説でも哲学でもある旅の軌跡。


ゲンロンが2018 年より刊行する単行本シリーズ「ゲンロン叢書」
第4弾はタイ現代文学の担い手、プラープダー・ユンの哲学エッセイ!
「ゲンロン叢書」シリーズ、第4 弾ではラインナップに初の海外文学が加わります。

本書『新しい目の旅立ち』は、タイの作家プラープダー・ユンが2015 年に発表した哲学エッセイ「違うベッドで目覚める」を翻訳したものです。2016 年から2018 年まで批評誌『ゲンロン』で連載し、大好評を博した翻訳を改稿し、一冊の書籍にまとめました。単行本化にあたり、著者による日本語版への序文、および訳者解説を新たに収録しています。「訳者解説」では作家や作品論のみならず、タイの社会・文化情勢の解説もあり、本書のさらなる理解を助けるものになっています。

【著者プラープダー・ユンより、日本の読者に向けたメッセージ動画】

[動画: https://www.youtube.com/watch?v=wQN9fjOuaDo ]



著者: プラープダー・ユン
1973 年生まれのタイの作家。同世代の映画監督のアピチャッポン・ウィーラセタクン(1970 年生まれ)、作家のウティット・ヘーマムーン(1975 年生まれ) らとともに、タイ・ポストモダンの実力派として人気を博しています。2002 年、短編集『可能性』が東南アジア文学賞の短編部門を受賞、2017 年には、優れた中堅のクリエイターにタイ文化省から贈られるシンラパートーン賞の文学部門受賞しました。文筆業のほか、アーティスト、グラフィックデザイナー、映画監督、さらにはミュージシャンとしても活躍しています。
プラープダー・ユンの作品では、日本ではこれまで、短編集『鏡の中を数える』( 宇戸清治訳、タイフーン・ブックス・ジャパン、2007 年) や長編小説『パンダ』( 宇戸清治訳、東京外国語大学出版会、2011 年) などが出版されています。また、第30 回東京国際映画祭では、2 作目の長編映画監督作『現れた男』がワールドプレミア上映されました。2017 年には英訳短編集 The Sad Part Was が、2018 年には同じく短編集 Moving Parts が刊行され、さらに中国語やイタリア語でも翻訳が出版されるなど、活躍の場を世界に広げている作家です。

訳者: 福冨渉
1986 年生まれの気鋭のタイ文学者、タイ語翻訳・通訳者。鹿児島大学グローバルセンター特任講師。著書に『タイ現代文学覚書』( 風響社、2017 年)、訳書にウティット・ヘーマムーン『プラータナー: 憑依のポートレート』( 河出書房新社、2019 年) があります。同作品は岡田利規の演出、タイの俳優出演で演劇作品として上演され、高い評価を得ましたが、福冨は翻訳とリサーチでこのプロジェクトに参加しました。


『新しい目の旅立ち』刊行記念イベント開催!
プラープダー・ユン氏来日決定!
ゲンロンカフェにて刊行記念イベントを2回にわたり、開催いたします。プラープダー・ユン氏、翻訳者の福冨氏
ほか、豪華ゲストをお招きします。みなさまのご参加をお待ちしています。

『新しい目の旅立ち』刊行記念イベント第1弾!
2020 年3 月18 日(水)
プラープダー・ユン、東浩紀、福冨渉

『新しい目の旅立ち』刊行記念イベント第2弾!
2020 年3 月20 日(金)
プラープダー・ユン、大森望、藤井太洋、福冨渉、東浩紀

場所:ゲンロンカフェ https://genron-cafe.jp/
〒141-0031 東京都品川区西五反田1-11-9 司ビル6F TEL. 03-5719-6821


【目次】
日本語版のための序文
序文(目を開くまでの時間の来歴)
1. 黒魔術の島
あるいは、時間のレンズの中のスピノザと蛍についてのまやかし
2. 魔女 ソロー 魔術師 テロリスト
そして心騒ぐ孤独
3. まやかし
訳者解説

【書籍紹介】
プラープダー・ユン著 福冨渉 訳
『新しい目の旅立ち』[ゲンロン叢書004]
|サイズ|ハードカバー・四六判変形
|ページ数|256 ページ
|ISBN コード|978-4-907188-34-4
|定価|2200 円+税
|発売日|2020 年2 月7 日
|装幀|水戸部功
|電子版|あり(近日配信予定)
|発行所|株式会社ゲンロン https://genron.co.jp/


[表: https://prtimes.jp/data/corp/34496/table/7_1.jpg ]


【問い合わせ先】
株式会社ゲンロン
東京都品川区西五反田1-16-6 イルモンドビル2F Tel 03-6417-9230 FAX03-6417-9231
担当 横山宏介(よこやま・こうすけ) E-mail info@genron.co.jp

企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください