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靭帯固定のためのスーチャーアンカー「ICONIX」を発売

PR TIMES / 2019年9月2日 15時0分

~スポーツ医療へ本格参入~

医療機器メーカーの日本ストライカー株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:佐伯 広幸、以下日本ストライカー)は、2019年9月1日付で、肩関節の脱臼や腱板断裂の手術に用いられる靭帯固定具オールスーチャーアンカー「ICONIX(読み方:アイコニックス 以下、ICONIX)」を発売します。保険償還価格は、34,100円(2019年10月1日から33,500円)です。ICONIXは関節鏡視下での肩、肘、手、足、膝、股関節の低侵襲治療に用いられます。特に肩関節の治療においてはスポーツ医療分野でのニーズが高く、日本ストライカーでは、ICONIXの販売を通じてスポーツ医療の領域に本格的に参入していきます。



スーチャーアンカーは、一般に縫合糸がついたアンカー(小さなビス)を骨に埋め込み、そこから出た縫合糸で周辺にある傷んだ軟部組織(靭帯、腱、筋肉など)を骨に固定し関節の機能改善を促すために用いられるインプラントです。スーチャーアンカーの中でもICONIXはポリエチレン素材でできた縫合糸を用いたオールスーチャーアンカー(別称ソフトアンカー)という種類で、アンカーを挿入するための骨切除を小さく抑えることができます。

肩関節脱臼はスポーツが要因となることが多く、若年層に多く発症します。一方で、腱板断裂は加齢と過度な負荷がかかることにより高齢者に多く、若年では野球の投球など肩への負担の強いスポーツが要因で発症します。ICONIXを使用した肩関節の手術は、関節鏡視下での手術に用いられ、また骨切除も小さく抑えられることから低侵襲で、術後の肩関節の可動域制限も少ないため、術後の回復が早く、高いスポーツ復帰率が期待できます。

日本ストライカーでは、関節鏡手術に用いられる半月板修復デバイス AIRを既に販売しており、今後は肩関節手術のニーズが大きいスポーツ医療の領域にも力を入れ、本格的に参入していく所存です。

■日本ストライカー株式会社について
整形外科、外科、脳神経外科、脳血管内科、耳鼻科、口腔外科、形成外科、泌尿器科等、様々な診療科目で使用される医療機器を取り扱うグローバル企業、ストライカーコーポレーションの日本法人です。ストライカー社は米国ミシガン州に本拠地を置き、世界100カ国以上で事業を展開しています。
当社製品は、人工膝関節や人工股関節、骨折治療や脊椎用のインプラント製品をはじめ、脳血管内治療用の製品、内視鏡、手術器械、無影灯や画像統合システム等の手術室関連製品、ベッドやストレッチャー、体外式除細動器、自動心臓マッサージシステムなどの循環器救急医療領域の製品など多岐にわたります。詳しくは www.stryker.com/jpをご覧ください。

■ 製品写真



[画像1: https://prtimes.jp/i/41759/7/resize/d41759-7-591149-1.png ]



[画像2: https://prtimes.jp/i/41759/7/resize/d41759-7-618841-2.png ]


上:全体写真 下: アンカー部分拡大

販売名:ICONIX オールスーチャーアンカー
医療機器承認番号:30100BZX00080000

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