1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. プレスリリース

トレンドExpress、中国SNSデータから春節シーズンの訪日客ニーズを分析

PR TIMES / 2020年1月21日 14時35分

日本で「したいこと」、「富士山に登りたい」、「渓流下りをしたい」、「舞妓さんになりたい」、「紙漉きをしたい」など、体験型消費が人気~「カプセルホテルに泊まりたい」「結婚式を挙げたい」「ドラマ・映画・アニメ聖地巡り」も急上昇~




株式会社トレンドExpress(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 濱野智成、以下トレンドExpress)が運営する、中国の消費情報と中国SNSデータ(クチコミ)の分析ツールを提供するWEBメディア「中国トレンドExpress」( https://cte.trendexpress.jp/blog/ )は、まもなく迎える中国の「春節(旧正月)」(※)を前に、中国人訪日客のニーズについて、「新浪微博(Weibo)」などの中国SNS(クチコミ)から分析いたしました。春節シーズンでの訪日旅行に関するSNS投稿が多く見込まれる、春節直近の約3ヶ月間について、2017年~2019年までの3年分のデータを集計・ランキングにしています。その一部を本レポートにてご紹介いたします。(※2020年春節(旧正月):1月25日、一般的に1月24日から1月30日までが休暇期間となります)
※プレスリリースPDF版はこちら https://prtimes.jp/a/?f=d49775-20200121-9494.pdf


【トピックス】
◆個人旅行者、訪日旅行リピーターの増加を背景に、体験型消費に人気が集まる
5位「富士山に登りたい」、10位「渓流下りをしたい」、11位「舞妓さんになりたい」、12位「紙漉きをしたい」、13位「オートバイを運転したい」と、ランキング中位には、体験型消費に関するキーワードがずらりと並ぶ結果に。現在中国からの訪日旅行者は、約6割が個人旅行で日本を訪れており、約4割はすでに1回以上日本を訪れたことのあるリピーターとなっています(※)。こうした状況を背景に、買い物だけでなく、日本の自然や文化を、自ら体を動かして体験することに魅力を感じる人が増えていることがわかります。
(※日本政府観光局 JNTO訪日旅行データハンドブック2019(世界20市場))


◆今シーズンの急上昇ワードは「カプセルホテルに泊まりたい」「結婚式を挙げたい」「ドラマ・映画・アニメ聖地巡りをしたい」
2018年以前はランキング50位前後で推移していた「カプセルホテルに泊まりたい」が、今年4位にランクイン。上位3位は不動のキーワードが並んでいることから、最も注目されているワードといっても過言ではありません。日本のカプセルホテルは近年スタイリッシュかつ機能性に優れた内装で、狭い空間でも快適に過ごせることが、中国SNS上でも注目されており、中国国内にも日本のカプセルホテルに着想を得たようなホテルが登場しています。8位の「ドラマ・映画・アニメ聖地巡りをしたい」は、日本のポップカルチャーへの関心が引き続き高い状態にあることや、海外アーティストによる日本でのミュージックビデオ(MV)撮影などが影響していると思われます。最近では映画「天気の子」、アジアで人気のアーティスト「ジェイ・チョウ」のMVロケ地にちなんだスポットなどへ足を運ぶ人が増加している模様です。9位にランクインした「結婚式を挙げたい」については、「結婚式そのものを行う」というよりは、ウェディングフォトの撮影を日本で行いたいというニーズを表しています。日本人の間でも「挙式は日本で行い、フォトは新婚旅行先でも撮影する」といったスタイルがありますが、中国の消費者においては、新婚旅行先に日本を選び、日本ならではの和装や、日本庭園を背景にした撮影などに憧れを抱く人が増えていると思われます。


◆もはや不動のトップ「買い物したい」。買い物の仕方は変化しているため要注意!
観光庁の調査(※)でも依然、諸外国に比べて「買い物」消費額がダントツで高い中国訪日客ですが、前述の通り、個人旅行客・リピーターの増加と越境ECの発展により、買い物のスタイルには変化が表れていると当社では考えています。現在は、「ドン・キホーテ」のような楽しみながら買い物ができるところ、日本流のカウンセリング販売やブランド体験ができるお店、そして、中国の人気アプリ「大衆点評」等から特典が得られるスポットが人気となっている模様です。SNS、ショートムービーなど各種テクノロジーの進化により、中国消費者はリアルタイムに日本のトレンド情報に触れているため、消費行動は今後も敏感に変化することが推測されます。
(※観光庁【訪日外国人消費動向調査】2019年暦年全国調査結果(速報))
[画像: https://prtimes.jp/i/49775/7/resize/d49775-7-554356-2.jpg ]

【調査概要】
集計期間:2019年分(2019年10月2日~12月31日)投稿数約34万件、2018年分(2018年9月26日~12月25日)投稿数約28万件、2017年分(2017年9月27日~12月26日)投稿数約26万件
調査対象:新浪微博(Weibo)、WeChatパブリックアカウント、BBS、個人ブログに投稿されたクチコミデータ
調査項目:「日本で○○をしたい」等、日本でしたいことについて触れられた投稿文を抽出。
<クレジット表記のお願い>
本リリースの引用・転載時には、「中国トレンドExpress調べ」もしくは「トレンドExpress調べ」とご明記ください。


【株式会社トレンドExpress 会社概要】
トレンドExpressでは、ソーシャルビッグデータ(クチコミ)から分析した消費者インサイト(潜在ニーズ)に基づいたプロモーションや越境EC支援事業、Webメディア運営を行っています。原則として、ご提供する施策の前後でクチコミ分析を実施することで、一過性にとどまらない、筋道立った、マーケティングのPDCAサイクルの運用を実現しています。

トレンドExpress HP https://www.trendexpress.jp/
所在地:東京都千代田区富士見一丁目3番11号 富士見デュープレックスビズ 5階
代表取締役社長:濱野 智成(はまの ともなり)
事業内容:
(1)世界各国のソーシャルビッグデータを使ったマーケット調査・分析
・インバウンド消費に関する需要予測
・海外消費者のインサイト分析
・企業のブランド調査・競合調査
・マーケティング戦略策定分析等
(2)ソーシャルビッグデータ分析を基にしたPR及びプロモーション
(3)中国向けマーケティングメディア 「中国トレンドExpress」( https://cte.trendexpress.jp/blog/ )の編集・発行
(4)越境EC支援(販売、CS対応、物流、プロモーション、「越境EC X(クロス)」の運営)

【主な沿革】
2019年10月 日本郵政キャピタルをリード投資家としたシリーズBラウンドの7億円の資金調達計画を発表
2019年7月 中国内陸部・長沙市の小売ブランド「SN’SUKI(エスエヌ スキ)」運営企業と提携
2019年5月 ソーシャルバイヤーの販売活動支援アプリ「World X」発表
2019年2月 中国消費者向けに動画コンテンツを制作し、SNSで拡散するサービス「トレンドMOVIE」発表
2018年11月 ソーシャルバイヤーと日本企業の大規模商談会イベント「ソーシャルバイヤーEXPO」初開催
2018年4月 中国のソーシャルコマース「微店(ウェイ ディエン)」運営企業と提携し、「越境EC X(クロス)」発表
2017年11月 Draper Nexus Venture Partners II, LLC(カリフォルニア州サン・マテオ)ほか2社を割当先とした、1.8億円の第三者割当増資を実施
2017年2月 中国のSNS上のクチコミ分析を活用したプロモーションサービス「トレンドPR」発表
2017年1月 株式会社ホットリンクから分社化
2015年11月 株式会社ホットリンク(東証マザーズ3680)の新規事業として立ち上げ

企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください