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スカイピークがドローンのレベル4人材育成に向けた検証を実施。愛知県豊川市の災害時情報把握及び物流実証実験に参加。

PR TIMES / 2021年11月25日 15時45分

国土交通省登録管理団体として、ドローンの社会実装に求められる人材育成・環境整備を手がける株式会社スカイピーク(本社:東京都渋谷区、代表取締役:高野耀、以下「スカイピーク」)は、東三河ドローン・リバー構想推進協議会における「災害時状況把握及び物流実証実験」に参画し、地域企業への自動航行を前提とした専門教育プログラムの提供及び、レベル4飛行実現に向けて求められる人材育成のスキルセットの検証を実施しました。本実証は、今年3月度に続く次世代人材の育成輩出に向けた継続的な取り組みであり、国土交通省登録管理団体として人材育成の観点での実証実験の参画は、全国的に希少且つ先進的な取り組み事例となりました。



[画像1: https://prtimes.jp/i/58867/7/resize/d58867-7-5693884d03d9ae034697-6.jpg ]



本実証実験におけるスカイピークの取組背景

スカイピークはこれまでも「東三河ドローン・リバー構想推進協議会(※1)」による実証実験に参画し、「有人地帯上空での目視外飛行」、いわゆる「レベル4(※2)飛行」の実現を見据え、自動航行を前提とした教育プログラムを地域企業に提供及び検証を継続することで、豊川市・新城市をはじめとした東三河地域の新産業創出に向けて、ドローン分野における次世代人材育成及び環境整備に努めてまいりました。

2022年度より操縦ライセンス制度が新設され、レベル4飛行が規制緩和されることで、ドローンによる物資輸送の実現に向けた期待が益々高まっています。実現には、レベル4飛行を行うことのできる高度人材(以下、レベル4人材)の育成が必要とされますが、現時点では必要とされる専門的なスキルセット及び教育課程を定めたものは存在していません。

そこで、本実証実験では来たるレベル4人材育成に向けて『複数機ドローン同時運航におけるポート管理及び運用方法』『ドローン自動航行運用に必要なスキルセット』『協議会推薦企業と連携した自動航行を前提とした地域人材育成』の検証及び取り組みを行いました。スカイピークがこれらの検証と体系化を推進することで、新たなドローンの航空管制システムと、そのシステムの社会実装を前提とした人材育成を行う上での課題点、それらを解決する(新たに習得する)ために必要な育成期間・教育課程・方法について整理を進めることで将来のレベル4飛行実現に向けた高度人材の育成輩出へと繋げ、ドローンの産業実装を通じた地域経済の活性化を推進してまいります。

※1 「東三河ドローン・リバー構想推進協議会」とは
豊川市・新城市の両市が、未来技術の社会実装を通じた地方創生の深化を図り、ドローン・エアモビリティに関する新産業の集積をはじめとする地域経済の活性化及び地域課題の解決に向けた取組を進めるため、官民で構成された官民協議会。

※2 「レベル4」とは
無人航空機の「有人地帯上空での補助者なし目視外飛行」のことを指し、市街地などの第三者の上空を含むエリアを操縦者の目の届かない範囲まで飛行する形態のことを指す。都市の物流や警備、発災直後の救助、避難誘導、消火活動の支援、都市部におけるインフラ点検などがレベル4として考えられる。


本事業実証におけるスカイピーク社の3つの検証内容

その1:複数機ドローン運航における離発着地点のポート管理及び運用方法の検証
その2:災害時状況把握及び物流のドローン自動航行運用に求められる人材におけるスキルセットの検証
その3:協議会推薦企業へ自動航行を前提とした教育プログラム提供による産業実装に向けた地域人材育成

[画像2: https://prtimes.jp/i/58867/7/resize/d58867-7-4d2eabd09147b1620300-5.png ]

(左図:会員企業との飛行前のブリーフィングの様子、右図:会員企業作成ドローンポートと物流配送Box)


本実証実験の概要(2部構成)

■開催日時:令和3年11月3日(祝)
■実施場所(離発着地点)
1. 昭和電線ケーブルシステム株式会社(本部)豊川市御津町佐脇浜2号地1-10
2. 御津2区避難用高台 豊川市御津町佐脇浜地内
[画像3: https://prtimes.jp/i/58867/7/resize/d58867-7-8e18ac4129c77c2928fa-4.png ]

■実施内容
第1部:災害時状況把握の実証実験について
南海トラフ地震の発生を前提として、豊川市御津臨海部の立地企業の主体的な避難行動にドローンを活用し、橋梁や社屋の被害状況の確認と従業員の避難経路の確認。 また企業がドローンで把握した状況を災害対策本部となる豊川市防災センター、救助活動を担う豊川市消防本部と連携し、災害時における民間情報の収集及び迅速な救助活動支援(災害初動)体制の検証を実施。


[画像4: https://prtimes.jp/i/58867/7/resize/d58867-7-402beb03d0b86e0d4640-3.png ]

第2部:物流実証実験について
2022年を目途とする「有人地帯上空での補助者なし目視外飛行」、いわゆる「レベル4飛行」の実現を見据え、都市部上空での活用が期待されるドローン物流の本格導入に向けた、物流事業者の既受発注システム(ネット注文)を活用した複数機のドローンによる注文品の配送を実施。また、地元企業が開発を進めているドローンの離発着を支援するドローンポート(2基)や、庫内温度を一定に保つ遮熱ボックスを注文品の配送に併せて運用し、物流に必要な周辺製品の品質向上へも取り組みました。
[画像5: https://prtimes.jp/i/58867/7/resize/d58867-7-402beb03d0b86e0d4640-3.png ]



実証実験 参加団体一覧


[画像6: https://prtimes.jp/i/58867/7/resize/d58867-7-fcca8748e94238992164-0.png ]



今後の展開

スカイピークは更なるドローンの社会実装を人材育成の観点を軸に推進していきます。本実証実験をはじめとした新技術やレベル4人材育成に向けた検証成果は、先進的な教育プログラムの開発に活かされます。その知見はスカイピーク認定スクールや、各民間企業・自治体・官公庁様など広く提供を行い、今後のドローン運用に活用いただくことで、地域企業が主体となり連携したオープンイノベーション型の取り組みを一層推進し、持続可能な経済活性化に貢献して参ります。本実証実験を一過性のものとせず継続する事で、東三河地域のドローンを通じた地方創生への貢献ならびに、産業実装に対応する人材不足といった、本業界における課題解決にも役立てたいと考えています。


■株式会社スカイピークについて
国土交通省登録管理団体/講習団体として、益々発展するドローンの産業実装の推進に向けて、人材育成を軸とした、ビジネス・実務に特化した教育プログラムの開発、認定ドローンスクールの展開を中心とした操縦ライセンス事業、そして実証実験を中心とした新技術検証及び新規事業開発を行っています。スカイピークは2020年より「免許制」や「レベル4」(有人地帯での目視外飛行)飛行実現を目指した、次世代の高度人材育成に留まらず、社会実装を推進する上で重要な、地域の方々の安心感や信頼感を高めるために「社会受容性」向上への取り組みも積極的に行っています。“ドローンやエアモビリティに関わる人”を総合的に支援することで、新産業創出へ取り組むと共に、ドローンと共存する社会の実現を目指します。

<会社概要>
(1) 社   名  :株式会社スカイピーク
(2) U R L :https://japandronelicense.com
(3)代表取締役 :高野 耀
(4)本社所在地 :東京都渋谷区渋谷2-24-12 渋谷スクランブルスクエア41F
(5) 設   立 :2017年5月

■当社サービス、本リリースに関する問い合わせ先
TEL:03-6683-2616/FAX:03-4333-0759
Mail:takano@skypeak.jp (代表直通)
※代表直通にて承りますが、問い合わせ多い場合は回答ができない場合がございますので予めご了承くださいませ。

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