認知症の早期発見にむけた脳ドック用プログラム「Brain Life Imaging (R)」が大手町 東京クリニックにて導入・運用開始
PR TIMES / 2021年8月26日 14時45分
同シリーズの導入は、新百合ヶ丘総合病院に続き、南東北グループで2機関目
ブレインヘルスケア事業を展開する株式会社Splink(本社:東京都千代田区、代表取締役:青山 裕紀、以下「Splink」)は、当社が開発・提供する脳ドック用プログラム「Brain Life Imaging(R)(ブレインライフイメージング)」(以下、Brain Life Imaging(R))が南東北グループ(本部所在地:福島県郡山市、以下「南東北グループ」)である医療法人財団 健貢会 東京クリニック(所在地:東京都千代田区、以下「東京クリニック」)に、2021年8月より導入したことをお知らせいたします。
東京クリニックと同じ南東北グループの医療法人社団三成会 新百合ヶ丘総合病院(所在地:神奈川県川崎市、以下「新百合ヶ丘総合病院」)においては、「Brain Life Imaging(R) 」に加え、健常者向け認知機能テスト「CQ test(R)」が導入されています。今後、グループの他の医療機関に順次導入予定です。
サービス提供の背景
認知症の早期発見の重要性
認知症は、高齢化社会において最も深刻な社会課題の一つであり、近年患者数の増加がみられる疾患です。加齢や様々なストレスにより脳が影響(ダメージ)を受けることで、認知機能が低下することが知られています。このような脳の健康状態の変化に先んじて、その10年以上前から脳は萎縮が始まると言われています。
東京クリニックでは、健診やMRIの受診を希望する患者様が年々増加しています。そうした状況において、更なる受診者様の検診ニーズにお応えし、満足度の高い脳検査を模索していくなかで、東京クリニックは2021年8月に本プログラムを本格導入することを決定しました。
現在の健診やMRIの稼働率を維持および向上していくなかで、受診者様に「健康な脳を維持する指標を提供し、健康意識を向上する」という付加価値を提供していきます。
新百合ヶ丘総合病院での脳ドックサービス受診者数増加・安定稼働に寄与
東京クリニックの関連病院である新百合ヶ丘総合病院では、2019年8月より「PET-CTがんドック+「脳年齢」脳ドックコース」が開始されました。AIで脳MRI画像を解析した結果を数値化した「海馬年齢」、PET/CT検査による「脳代謝」、そして最新の「脳機能」テストの結果を見ることで、脳の健康状態が包括的にわかります。2019年の導入開始より累計約3,000件の脳ドック受診を行うなかで、満足度の高い検査を提供することで、安定したMRI稼働と高い受診者の定着率を維持することに寄与しています。本脳ドック用プログラム「Brain Life Imaging(R)」を活用した脳ドックコースの受診者数も昨対比500%増加しています。
脳ドック用プログラム「Brain Life Imaging(R)」について
[画像1: https://prtimes.jp/i/60865/7/resize/d60865-7-60d6ac7d5198d8ca8f14-2.png ]
AIで脳の海馬体積を測定し、現在の状態と経年変化を可視化、受診者様目線のレポートをお届け
本プログラムは、頭部MRI画像をAIで解析し、脳の中でも記憶や学習にかかわりの深い「海馬」領域の体積を測定・可視化、受診者様目線のわかりやすいレポートを届けることで気づきを促す、脳ドック用プログラムです。また、解析データの保存・蓄積により、経年変化を可視化することで、より深い気づきを個々人に提供します。
東京クリニック 脳神経外科/新百合ヶ丘総合病院 院長 笹沼仁一先生コメント
「脳ドックは、血管系を診るのに意味があったのですが、物忘れが気になるので受診するという方が増えてきました。従来、ある程度萎縮が進んだ高齢者向けの検査が一般的でしたが、Brain Life Imaging(R)シリーズではAIが健常な人(20代から)でも海馬の状態を精度よく測定できるようになったため、新しい脳ドックコースに組み込む判断をしました。脳も身体と同様、生活習慣でその健康状態は変わり続けるので、脳ドックを定期的に受け、経年変化を見ていくことをおすすめいたします。早期発見、早期予防が脳の健康を維持し、病気になりにくい脳を作ることが重要です。」
私たちSplinkは、脳の健康状態を30代から可視化することで、認知症にならない脳、またはストレスや睡眠不足による脳の萎縮などを客観定量的な検査することにより、質の良い「ブレインヘルスケア」が平等に提供され、100歳まで自分らしく生きられる社会の構築に貢献していきます。
Splinkについて
[画像2: https://prtimes.jp/i/60865/7/resize/d60865-7-acd94adb8a2a2fa41197-1.jpg ]
Splinkは、中枢神経領域における医療AIを提供するテクノロジー・スタートアップです。「ブレインヘルスケアを世界の当たり前に」というミッションのもと、注力領域である認知症における医療機器プログラムの開発、提供を進めています。
創業当初からAIを用いた脳ドック用プログラムを都内を中心に様々な医療機関やクリニックでご利用いただいており、予防・早期発見フェーズにおける先行サービスで得られた知見を活用し、「脳画像解析プログラムBraineer」は、診断・治療フェーズにおける認知症見逃しを防ぐために開発されました。
認知症という高齢化社会における大きな課題に対し、健常段階の予防から発症後の病気と共生できる社会に寄与すべく、認知症の予防から診断まで一貫したソリューションをワンストップで提供していきます。
会社概要
[画像3: https://prtimes.jp/i/60865/7/resize/d60865-7-b008b13307c112736aa2-3.png ]
会社名 :株式会社Splink
本社所在地 :東京都千代田区霞が関3丁目3−2 新霞が関ビル18階
事業内容 :ブレインヘルスケア事業、医療データ基盤事業
設立 :2017年1月
代表取締役 :青山 裕紀
URL :https://www.splinkns.com/
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