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日本惣菜協会が主導する令和3年度 革新的ロボット研究開発等基盤構築事業にアールティが参画

PR TIMES / 2021年10月1日 11時15分

~ロボットフレンドリーな環境構築を目指し、人型協働ロボットを惣菜工場へ試験導入~

ロボットのいるくらしの実現をミッションとして掲げる株式会社アールティ(東京都千代田区、代表取締役 中川友紀子、以下アールティ)は、「令和3年度 革新的ロボット研究開発等基盤構築事業」に採択された一般社団法人 日本惣菜協会(会長:平井浩一郎、以下日本惣菜協会)より協力企業として選定され、ロボット・AI導入を促進するロボットフレンドリーな環境構築を目指し、合計16社により構成される企業チームの一員として「令和3年度 革新的ロボット研究開発等基盤構築事業」に参画します。



┃令和3年度 革新的ロボット研究開発等基盤構築事業(ロボットフレンドリーな環境構築支援事業)について
経済産業省では、人手不足が深刻化している施設管理、小売・飲食、食品製造の3分野について、ロボットのリーディングユーザーを核にシステムインテグレーター等が集い、ロボット・AI導入を促進する環境(以下、ロボットフレンドリーな環境)の構築に向けた検討を行う場として「ロボット実装モデル構築推進タスクフォース」(TF) を立ち上げています。
実現のための研究開発事業として「革新的ロボット研究開発等基盤構築事業」を推進し、令和2年度の同事業において、食品分野では、自動化の難易度や人手不足への対応、生産性向上、現場の三密回避の観点から、特に惣菜・お弁当などの中食の盛り付け工程の無人化・省人化を目指すことが必要との結論に至りました。

同事業の執行団体である一般社団法人日本機械工業連合会が、令和3年度の研究開発を実施する事業者を公募した結果、ロボットフレンドリーな環境を構築するには、ロボットにとって盛り付けしやすい方法や、掴みやすい包装容器の在り方などを、製造現場のノウハウを活かして検討する必要があることから、600社強の惣菜関連企業の会員を持つ日本惣菜協会が採択されました。
アールティは日本惣菜協会より、食品盛り付けロボット開発の知見と課題解決のためのトップ技術を持つ企業として選定され、研究開発の一部を請け負います。アールティが人型協働ロボットFoodly(読み:フードリー)の開発で培った知見やノウハウを活かし、ロボットフレンドリーな環境構築を目指して尽力して参ります。

┃ロボットフレンドリーな環境構築のための研究開発プロジェクト概要
日本惣菜協会が中心となり、アールティを含めた16社の参画企業が共に研究開発に取り組みます。
既存ロボットの試験導入による検討、生産性を重視した盛付ロボットシステムの開発、ロボット派遣スキームの構築検討、人とロボットが混在した生産における最適化のためのアプリケーション開発、導入コスト低減のための廉価な盛付ロボットの構想設計や廉価なトップシール機の構想設計など、それぞれの課題について参画企業各社でチームアップして取り組む予定です。
各社の担当について、詳細は日本惣菜協会のリリース(※)をご覧ください。
※2021年9月30日発表 日本惣菜協会 リリース
https://www.nsouzai-kyoukai.or.jp/news/20210930/



┃アールティの担当分野
アールティは主に既存ロボットの試験導入による検討を担当します。
アールティが2018年に発表、2020年に発売し、現在は食品メーカーでの試験導入も始まっている、既存の惣菜盛り付け用人型協働ロボット「Foodly」を、惣菜企業3社:イチビキ株式会社(愛知県名古屋市、代表取締役社長 中村光一郎、以下イチビキ)、株式会社ヒライ(熊本県熊本市、代表取締役社長 平井浩一郎、以下ヒライ)、藤本食品株式会社(和歌山県岩出市、代表取締役社長 藤本典子、以下藤本食品)の協力のもと各社の工場に試験導入します。既存のノウハウに加えて、新たにイチビキ、ヒライ、藤本食品それぞれが提供する食材のピッキングを検証することでロボットによる盛り付け方や掴みやすい食品の形状、包装容器の在り方などについて検討を行います。
[画像1: https://prtimes.jp/i/69918/7/resize/d69918-7-fd0a1bff9eb6538c30f4-0.jpg ]

参照:
2021年10月1日発表 イチビキ リリース
https://www.ichibiki.co.jp/topics/news/20211001_1/
2021年10月1日発表 藤本食品 リリース
https://www.atpress.ne.jp/news/278409

また生産性を重視した盛付ロボットシステムの開発においても、中心となって開発する2社:株式会社FAプロダクツ(東京都港区、代表取締役 貴田義和)、コネクテッドロボティクス株式会社(東京都小金井市、代表取締役 沢登哲也)と連携し、食品工場へ導入するロボットシステムについて、UIなどのガイドライン提供を含む協力体制を構築します。

==========
以下、参考情報

┃令和3年度 革新的ロボット研究開発等基盤構築事業 プロジェクト参画企業(五十音順)
<代表>
一般社団法人 日本惣菜協会

<参画企業>
(株)アールティ
イチビキ(株)
(株)エクサウィザーズ
(株)FAプロダクツ
(株)オフィスエフエイ・コム
(株)グルーヴノーツ
(株)グルメデリカ
コネクテッドロボティクス(株)
(株)デリカスイト
(株)ニッセーデリカ
日本サポートシステム(株)
(株)ヒライ
(株)ファミリーマート
藤本食品(株)
マックスバリュ東海(株)

※2021/9/30発表 日本惣菜協会 リリースより引用
https://www.nsouzai-kyoukai.or.jp/news/20210930/

┃人型協働ロボットFoodlyについて

[画像2: https://prtimes.jp/i/69918/7/resize/d69918-7-588005900740d0cf489c-1.png ]


食品業界のニーズに応える形で2016年頃より技術開発を始め、2018年10月にプロトタイプを発表。
その後FOOMA2019(国際食品工業展)で「ばら積みの食材をひとつひとつ認識してピッキングし、ベルトコンベアのラインで人の隣に並んで働くことができる世界初のロボット」として初出展しました。
2020年に「標準構成モデル」を発売し、食品メーカーの工場で試験的な導入が始まっています。2021年には海苔巻きロボットと連携してセル生産方式で海苔巻きを製造する新たなコンセプトモデルを発表するなど、活用の幅を広げるための研究開発も進めています。
またFoodlyは「令和2年度 革新的ロボット研究開発等基盤構築事業」にアールティが参画した際も研究開発に使用されました。
参照:
2020/10/1発表 アールティ リリース
https://rt-net.jp/notice/20201001/

┃株式会社アールティについて
「Life with Robot」の実現をミッションに掲げ、最先端のAI&Roboticsにおける技術開発に挑戦し、AI・サービスロボット分野での高度人材育成から、教育・サービスロボットの自社開発、受託開発まで幅広い事業展開をしています。
近年のマイルストーンとして、人とロボットがともに働く未来「Work with Robot」の実現を目指しています。

■HP
https://rt-net.jp/

■Facebook
https://www.facebook.com/RTnetjp

■Twitter
https://twitter.com/rt_corp

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