プラット・アンド・ホイットニー、川崎重工業とリスク & レベニューシェアリング契約を正式締結
PR TIMES / 2014年12月24日 10時43分
~ギアード・ターボファン(GTF)エンジンPurePowerシリーズの開発・生産で~
2014年12月18日 米コネチカット州イーストハートフォード発:
米ユナイテッド・テクノロジーズ(UTC)傘下のプラット・アンド・ホイットニー(P&W)は、ギアード・ターボファン(GTF)エンジン「PurePower」シリーズ向けの主要ハードウェア・モジュールの開発・生産に、川崎重工業株式会社がリスク & レベニューシェアリングパートナー(RRSP)として参画する正式契約を締結したことを発表しました。
P&Wは現在、世界中で10社とGTFエンジンのパートナー契約を締結しており、その多くは複数のGTFエンジンの開発・製造に携わっています。これらのGTFエンジンは、三菱航空機、カナダのボンバルディア、欧州のエアバス、ロシアのイルクート、ブラジルのエンブラエルが計画中の航空機にそれぞれ採用されます。
P&Wでグループ戦略 & 開発担当副社長を務めるバーナード・I・ジマーマンは、「GTFエンジンでの協業は2007年に始まりました。この年、三菱重工業が三菱リージョナルジェット(MRJ)用エンジンとしてPurePower PW1200Gエンジンを採用、プログラムパートナーとして参画しました。それ以来、弊社はGTFエンジンプログラムのリスクシェアリングパートナーの開拓を続けてきました」とコメントしました。
ジマーマンのチームは、これまでP&Wが締結したリスク & レベニューシェアリング・パートナーシップの構築・管理を担当しています。
契約にもとづき、パートナー企業はハードウェア・モジュールや組み立て・試験サービスを提供します。その額はプログラム全体を通じて490億ドルを超える見込みです。このパートナーシップはこれまでに、三菱重工航空エンジン株式会社による三菱リージョナルジェット(MRJ)向けPW1200Gエンジンの組み立て・試験、ならびに独MTUアエロエンジンズ(MTU)によるエアバスA320neo向けPW1100G-JMエンジンの組み立て・試験などにおいて成功を収めています。
「2007年に最初のお客様との契約する前から、弊社はMTUおよび英GKNエアロスペース・エンジン・システムズ(旧ボルボ・エアロ・コーポレーション)と、リスク & レベニューシェアリング契約に向けた取り組みを進めてきました。両社はP&Wの圧縮機やタービン用排気管の開発、ならびにギアード・ターボファン・デモンストレーター・エンジンに投資してくださいました。これらの取り組みが奏功し、新たなお客様やパートナー企業の開拓につながっています」とジマーマン副社長は述べています。
前述したパートナー企業4社に加えて、P&Wは一般財団法人日本航空機エンジン協会(JAEC)、スペインのインドゥストリア・デ・トゥルボ・プロプルソーレス、三菱商事株式会社、シンガポールのSIAエンジニアリング・カンパニー、株式会社IHI、GEアビオの6社とパートナー契約を締結しています。
パートナー企業との新たな契約の締結にもとづき、今後のP&Wの活動は既存のハードウェア・リソースを既存または新規のパートナー契約に盛り込む活動へと移行します。
プラット・アンド・ホイットニー(P&W)について
プラット・アンド・ホイットニー(P&W)は、航空機用エンジンや補助電源ユニットのデザイン・製造・サービス分野におけるグローバルリーダーです。
ユナイテッド・テクノロジーズ(UTC)について
リードしています。ユナイテッド・テクノロジーズ(UTC)は、米国コネチカット州ハートフォードに本部を置き、建設業や航空宇宙業界に先進技術を採用した製品やサービスを提供しています。ホームページアドレスはwww.utrc.utc.com、ツイッターアカウントは@UTCです。
本文書には、今後の事業機会における将来予想に関する記述が含まれており、様々なリスクや不確実性がもとで、実際の結果が予想された内容と異なる可能性があります。その原因となり得るリスクや不確実性には、航空宇宙産業の需要や航空輸送、新造機数の変化、先進技術の設計・開発・製造・保守にまつわる課題、ユナイテッド・テクノロジーズが米証券取引委員会に提出した各種報告書に盛り込まれた内容が含まれますが、これに限定されるものではありません。
【本件に関するお問い合わせ先】
プラット・アンド・ホイットニー広報代理店MSL: 担当 釜井
TEL: 03-5719-8901 090-6033-1953 / FAX: 03-5719-8919
E-mail: yasuo.kamai@msljapan.com
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