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WWF(世界自然保護基金)と提携したグローバル イニシアチブを発表

PR TIMES / 2014年8月27日 16時0分

~ 海洋環境保全に貢献する水産資源の調達をハイアット全体で拡充 ~

ハイアット ホテルズ コーポレーション(本社:米国イリノイ州シカゴ、社長兼最高経営責任者:マーク ホプラメジアン)は、WWF(世界自然保護基金)とパートナーシップを組み、海洋環境保全に配慮し、将来にわたり水産物の供給が確保されることを目的とした、“責任ある資源管理に基づいた水産物の調達”を、ハイアットグループ全体で拡充するグローバル イニシアチブを発表いたしました。



まずは2018年までに、ハイアットで取り扱うシーフードの50%以上を、責任ある資源管理に基づいた調達で賄うことを目指します。 また、購入するシーフードの15%以上を、MSC(海洋管理協議会)やASC(水産養殖管理協議会)が認定する漁業者や養殖業者から優先的に購入する取り組みも展開してまいります。

この活動は、世界各地で自然保全活動を行っているWWFとのパートナーシップを通じて、長期的な資源管理、持続可能な水産資源の調達を推進する企業戦略の第一段階であり、ハイアットが従来から実践してきた環境に対する管理責任を更に拡充するものです。 WWFとの協同活動では、資源量の枯渇が懸念される水産物の購入を廃止していくことで、その資源の再生を促進していくことも重視しています。

ハイアット ホテルズ コーポレーションの社長兼最高経営責任者であるマーク ホプラメジアンは、「資源の持続可能な調達を実践し、地球と私たち社会の環境を改善していくことを最重要課題のひとつととらえています。 今回、2018年までに私たちハイアットで取り扱う水産物の50%以上を責任ある調達活動で賄うという取り組みが、ホスピタリティ業界全体の新しい指針となればと考えています。 ハイアットが事業を展開する多くの地域において、漁業が重要な生計の資であるだけでなく、世界中の人々にとって魚介類は大切な蛋白質資源です。こうしたことにおいても、世界の海洋生態系と水産資源を守ることは、大変重要なのです。 私たちハイアットが、人々の生活に新しい発見や刺激を提供していくという理念を実践し、また何事にも配慮を欠かさずに取り組んで行く中で、ハイアットのこうした地球規模の目標や業界全体の指針となるようなイニシアチブは、お客様、オーナー、そしてスタッフにとって責任ある行動を取るという、ハイアットの真摯な姿勢の表れと言えます。」と、述べています。

ハイアットは、約1年にわたるWWFとのパートナーシップを通じて、グローバル規模でのシーフード調達プロセスを審査しました。その結果に基づき、ハイアットは今後以下の調達方法や基準を採用し、水産資源の持続可能性を高めてまいります。

● ハイアットは責任ある資源管理に基づいた天然海産物や養殖魚の調達をグローバルに展開します。 まず手始めに、鮭や海老類、ハタ、メロ、マグロなどの主要海産物を、MSC(海洋管理協議会)やASC(水産養殖管理協議会)が認定する漁業者や養殖業者、そして漁業・養殖改善プロジェクトに参加している業者から、優先的に購入いたします。また、WWFと協同して、他の持続可能な調達源も開拓していきます。

● 2012年に全てのホテル内レストランメニューからフカヒレを取り下げていますが、今後は全てのハイアットで、フカヒレの購入および提供の廃止を徹底します。但し、2014年5月15日以前にフカヒレメニューをご予約いただいた披露宴・宴会・イベントについては、ご要望に応じてフカヒレメニューを提供いたします。

● フカヒレのみならず、WWFの基準において、資源量の枯渇が懸念される水産物の調達も減らし、最終的には廃止していく予定です。

● ハイアットが所有・運営するフルサービスホテルの飲食部門に従事するスタッフは、WWFと共同で開発した、持続可能な漁業に関するトレーニングプログラムを受講します。

● WWFの分析能力や推薦を活かし、今回の世界各地のハイアットで推進していく責任ある資源管理・調達活動の実績や進捗状況を評価していきます。

「世界中でサメを保護しようとする動きが拡大しているにも関わらず、ほとんどのサメ漁業においてサメの漁獲量は許容枠をはるかに超えており、特に主要品種の資源状況は悪化の一途を辿っています。アジア市場でフカヒレ需要を低減させることは重要なキーポイントとなり、今回のハイアットのような企業全体でのイニシアチブは大きな効果をもたらします。」と、グローバル シャーク プログラムのリーダー、アンディ・コーニッシュ氏はコメントしています。

同じくWWFの水産物事業ディレクターのキャロリン・ティペット氏も、「ハイアットはホスピタリティ業界における新基準を打ち出し、責任ある資源管理に基づく水産資源の調達の重要性を世界に示すことができるでしょう。 ハイアットと協力し、グローバル規模での資源調達やスタッフへの資源管理に関する教育を通じて、より持続可能な漁業の推進を図っていくことにとても期待しています。」と、述べています。

Food. Thoughtfully Sourced. Carefully Served (http://hyatt.com/corporate/Programs/food/en/food.html) でも記されているように、ハイアットは人々に、地球に、そして世界各地の地域社会にとって、健全な食環境を提供することを重要視しており、今回のWWFとのパートナーシップは、業界をリードするハイアットの食環境に対にする企業理念を深めようとする強い姿勢の表れです。 また、世界各地の地域社会が、スタッフにとって誇りを持って働ける場所、お客様にとって訪れたい場所、地域コミュニティにとって住みたい場所、そしてオーナーの皆様にとって投資したい場所となることを目指す、ハイアットの社会責任の根本であるHyatt Thrive (http://thrive.hyatt.com/) の考えにも深くつながっています。

ハイアット ホテルズ コーポレーションについて:
ハイアット ホテルズ コーポレーション(本社:米国イリノイ州シカゴ)は、ハイアットが誇る洗練されたおもてなしと心地よい寛ぎを提供する、世界有数のホスピタリティ企業です。 世界各地で働くハイアットスタッフ一人ひとりが、お客様の人生に感動と輝きをもたらす“本物のホスピタリティ”を提供しています。現在、世界中でパーク ハイアット(Park Hyatt)、アンダーズ(Andaz)、グランド ハイアット(Grand Hyatt)、ハイアット(Hyatt)、ハイアット リージェンシー(Hyatt Regency)、ハイアット プレイス(Hyatt Place)、ハイアット ハウス(Hyatt House)、ハイアット ジラーラ(Hyatt Zilara)、ハイアット ジーヴァ(Hyatt Ziva)のホテルブランドを管理、所有、開発、フランチャイズ経営しています。 また、ハイアット ホテルズ コーポレーションの傘下には、ハイアット レジデンスとハイアット レジデンス クラブを展開、運営、販売またはライセンス契約するハイアット レジデンシャル グループ, Incがあります。 2014年6月30日現在、ハイアット ホテルズ コーポレーションのポートフォリオは世界48ヶ国で563施設です。詳しくは www.hyatt.com をご覧ください。

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