『第3回がん撲滅サミット~腫瘍内科の古瀬純司医師らが進める多摩版スクラム・ジャパン構想始動へ!』
PR TIMES / 2017年8月23日 10時47分
2017年11月12日(日)午後1時よりパシフィコ横浜で開催される第3回がん撲滅サミット(http://cancer-zero.com)に登壇する腫瘍内科の権威 古瀬純司医師(杏林大学医学部内科学腫瘍内科教授・がんセンター長)らがスクラム・ジャパンプロジェクトの消化器部門(GI-SCREEN)における東京都多摩地区支部構想を始動させようと準備を開始したことが21日わかった。
[画像1: https://prtimes.jp/i/27400/8/resize/d27400-8-106978-0.jpg ]
そもそもスクラム・ジャパンは国立がん研究センター東病院院長の大津敦医師らが中心となり、ゲノム医療による遺伝子診断によって個別的治療〈プレシジョンメディシン〉を進め、患者一人一人に適した治療を行なっていくことを目的としたもの。2013年より開始した希少肺がんの遺伝子スクリーニングネットワーク「LC-SCRUM‐Japan」と翌14年に開始した大腸がんの遺伝子スクリーニングネットワーク「GI-SCREEN」が統合してできた日本初の産学連携のプロジェクトだ。全国約200の医療機関と10数社の製薬会社が参画し、日本のがん患者の遺伝子異常にあった治療薬や診断薬の開発を目指すため世界最先端の取り組みが行われている。
[画像2: https://prtimes.jp/i/27400/8/resize/d27400-8-561318-1.jpg ]
そのプロジェクトと連携しながら古瀬純司医師ら多摩地区のがん診療拠点病院を中心とした医師たちが、地域住民のために多摩版スクラム・ジャパンを実施しようという構想が始動したというわけだ。
古瀬医師に聞いた。
「プレシジョンメディシンは、がん治療の次世代の治療として期待されています。しかし、まだまだどこでもできるものではなく、東京都多摩地区の患者さんたちは国立がん研究センターまで1時間以上かけて通わねばなりません。そこで地域の人を中心に、この多摩地区にある7つの医療機関と連携。国立がん研究センター東病院に病理検体などを送り、治療の対象となる方のみ国立がん研究センターに行って更に治療を進めていただこうというものです。これまでスクラム・ジャパンへの参加が難しかった多摩地区の患者さんにその機会ができること、さらに治療の適応になるかどうかもわからずに遠方までいく必要もなくなるので患者さんの負担を減らすことができると考えています」
[画像3: https://prtimes.jp/i/27400/8/resize/d27400-8-355765-2.jpg ]
そのために8月2日(水)多摩地区の医師が集まり第1回目の勉強会が始動したのである。すでに北海道などでもこのような取り組みは始まっているが、多摩地区のようにいろいろな地域で進めば、全国レベルでのスクラム・ジャパン構想がさらに充実し、先の大津医師らのスクラム・ジャパンプロジェクトも、より一層強力なネットワークで治験を重ねることが可能になるのである。
古瀬医師は続ける。
「私たちはがんをよく知り、うまく付き合うことも大切です。闘うときは闘う。無理をしないときは休む。そして良い生活を送っていただくことが大事です」
また、こうも語っている。
「標準治療は固定化したものではなく変化していくものです。患者さんに合った治療を提示することもまた大事だと思いますね」
こうした古瀬教授らの考えに基づいて多摩版スクラム・ジャパンが始動するわけだ。これによって無理な治療で副作用に苦しむことなく、より自分に適した治療の提供をローカルでも目指していくのだという。
第3回がん撲滅サミットが開催される11月12日には、この多摩版スクラム・ジャパン構想についても腫瘍内科の権威である古瀬純司医師から最新情報が明らかにされることとなる。
第3回がん撲滅サミットには、そのスクラム・ジャパンの中心人物である大津敦医師も登壇する。他の治療法や医師に対して批判、非難ばかりしていては何も進まない。だからこそ、標準治療にあぐらをかくことなく、より最善なものにしていくためにがんという敵を知り、自分に使える武器は何かを知る。大津医師や古瀬医師のような名医によって、こうした動きが世界に先駆けて日本でも始まっているのである。ゲノム医療について興味ある方は、ぜひ参加してみてはいかがだろうか。
お問い合わせ事務局は、
○公益財団法人がん研究会有明病院 総務課
〒135-8550 東京都江東区有明3丁目8番31号
TEL:03-3570-0397(直通)
担当:山崎・高橋
○第3回がん撲滅サミット運営代行事務局
〒105-0003 東京都港区西新橋2-18-2 NKKビル8階
TEL:03-3433-1500
E-mail:cancer-zero@wci-jp.com
担当:石山・鈴木
参加人数も限られているため、早めの予約が良いとの事。
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