メンター・グラフィックス、Nucleus RTOSの最新バージョンを発表、MCUおよびマルチコアアプリケーションに業界をリードするテクノロジで対応

PR TIMES / 2014年8月19日 10時22分

メンター・グラフィックス・コーポレーション(本社: 米国オレゴン州、以下メンター・グラフィックス)は、組込みコネクテッドデバイス向け高性能次世代アプリケーションに対応するMentor(R) Embedded Nucleus(R) RTOS(リアルタイムオペレーティングシステム)の最新バージョンを発表しました。今回のリリースでは、Nucleus RTOSのプロセスモデルが拡張されており、これにはARM(R) Cortex(R)-Mシリーズに対するサポートも含まれます。



単独の組込みOSがARMコアの全領域に対応するメモリパーティショニング機能を実現するのは業界初であり、ソフトウェア開発者はこの機能を通じてシステムの信頼性を向上させ、ローエンドデバイスからハイエンドデバイスまで、製品シリーズ全体にわたってコードを再利用することが可能になりました。最新バージョンのNucleus RTOSは、複雑なヘテロジニアスSoCのためにIPC(プロセス間通信)とプロセッサライフサイクルを管理するマルチコアフレームワークを備えており、イマジネーションテクノロジーズおよびVivante Corporation製のGPU(Graphics Processor Unit)のサポートなど、グラフィックス機能が強化されています。

MCUベースデバイス向けのメモリパーティショニング機能
Nucleus RTOSは、システムの信頼性向上のためのパーティショニングを実行しつつ、MCU(マイクロコントローラ)ベースのデバイスに典型的なリソース制約のある環境にもスケーラブルに対応します。Nucleus RTOSプロセスモデルは、ARM Cortex-Mプロセッサコア上に搭載されたMPU(メモリ保護ユニット)を利用して、仮想メモリなしでメモリパーティションを実現するとともに、フラッシュデバイスからの「直接実行」が可能なことから、メモリ容量の限られたデバイス内でも実行できる軽量な動作環境を維持します。これにより、厳格な信頼性要件を持つデバイスや、産業および医療機器の安全性要件に適合するよう設計されたデバイスのシステム信頼性を向上させます。

Mentor Embedded Multicore Framework: 業界初の完全なAMPヘテロジニアスソリューション
今日の複雑なSoCアーキテクチャは、アプリケーションクラスのコアとマイクロコントローラクラスのコアを組み合わせており、ヘテロジニアスの動作環境を単一デバイスに統合する傾向が強まっています。このような複雑性に対応するために、AMP(非対称マルチプロセッシング)を実行可能にするMentor Embedded Multicore Framework(MEMF)がNucleus RTOSに搭載されています。VirtIO、remoteproc、rpmsgなどの各機能が新規実装されたMEMFを導入することにより、Nucleus RTOS、Linux(R)、ベアメタルアプリケーションの統合が可能になり、ヘテロジニアスマルチOS環境内でのIPC、リソース共有、プロセッサ制御といった課題に対処できます。また、SoC上の各コアのブートアップとシャットダウンを個別に管理することから、アプリケーションの演算処理性能を最大化したり、利用状況に合わせて電力消費を最小化したりすることが可能になります。

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