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ディープインサイト、カシオと協業しコンパクトカメラのモジュールにAI推論機能を搭載。

PR TIMES / 2018年7月3日 11時1分

組み込みディープラーニングの適用分野を拡大



[画像: https://prtimes.jp/i/21784/9/resize/d21784-9-499178-0.jpg ]

ディープインサイト株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:久保田良則、以下、ディープインサイト)は、カシオ計算機株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:樫尾和宏、以下、カシオ)と協業し、コンパクトカメラにディープインサイト社製の組み込み分野に特化したディープラーニングフレームワーク「KAIBER」(※)のAI推論機能を搭載したモデルを試作しました。

(※)KAIBER(カイバー):国内初の組込み分野に特化したディープラーニングフレームワーク。IoT分野等で重要なトレンドである「エッジコンピューティング」の領域にフォーカスし、センサーユニットやゲートウエイ、産業用コントローラ等のマイコンデバイスに「簡単に」「素早く」ディープラーニング技術を組み込める開発支援ツール。

協業の背景:
ディープインサイトは、組み込みデバイスにディープラーニング技術を簡単に搭載可能なAI開発支援ツールとして「KAIBER」を提供しています。IoT分野で注目が集まっているエッジコンピューティングのコンセプトに基づき、カメラモジュールにAI推論機能を搭載した試作機を開発し、両社でマーケティング活動を推進する事により事業展開を加速する狙いがあります。

協業の内容:
両社は共同で、カシオのコンパクトデジタルカメラにディープインサイトの「KAIBER」AI推論エンジンを搭載し、ディープラーニングの画像認識モデルによる物体認識機能が動作する試作機を開発しました。この試作機は、カシオが市販していたカメラを使用しており、優れた耐久性と性能を持っています。そのハードウエアにAI推論機能を追加する事により、ソフトウエアの変更だけで固有の業務に適したAI画像認識機能を実現出来ます。

ディープインサイトはコンパクトデジタルカメラでカスタマイズ可能なディープラーニング機能を開発支援するツールとして「KAIBER」を提供します。今後も両社は共同で試作モデルの性能向上や適用用途の開拓を進め、エッジコンピューティング領域で協業していきます。


尚、この試作機は、2018年7月5日・6日に大阪で開催される「Embedded Technology WEST 2018」にてディープインサイト社正規代理店 データテクノロジー株式会社のブース(番号J-01)で参考出展されます。


ディープインサイト株式会社について
当社は、「告往知来」(こくおうちらい)という鋭い洞察力を表す故事成語をキーワードに、ディープラーニング技術で未来を見通す力を生み出す企業をめざすテクノロジーベンチャーです。日本初となる組み込み向けディープラーニングフレームワーク「KAIBER」(カイバー)を独自開発する技術力を保有し、IoTとエッジコンピューティングの融合を強力に推進しています。

会社名:ディープインサイト株式会社
代表者:代表取締役社長 久保田良則
設立:2016年3月 所在地:東京都品川区東五反田5−22−37 オフィスサークルN五反田806
事業:ディープラーニングシステムの企画・開発・販売
URL:https://www.deepinsight.co.jp お問い合わせ先:contact@deepinsight.co.jp

以上

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