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中国のネット保険大手、衆安保険とGrabが合弁会社を設立

PR TIMES / 2019年1月16日 11時40分

東南アジアでネット保険マーケットプレイスを展開

●合弁会社はデジタルプラットフォームを立ち上げ、東南アジアでネット保険を販売
●ユーザーはGrabのアプリから革新的な保険商品の直接購入が可能に
●合弁会社は業界大手各社と共同し、新設するプラットフォーム上で保険商品を提供



[画像: https://prtimes.jp/i/29661/9/resize/d29661-9-372039-0.png ]

中国初のネット専業の保険会社である衆安在線財産保険股份有限公司(HKEX証券コード:6060、以下、衆安保険)は、本日、子会社である衆安科技国際集団有限会社(以下、衆安国際)と、東南アジアにおけるモバイルO2O(オンライン・トゥ・オフライン)プラットフォームの業界大手であるGrab Holdings Inc.(以下、Grab)が合弁会社(JV)を設立し、東南アジアでネット保険販売事業に参入することを発表しました。

JVでは、ネット保険のマーケットプレイスを作り、保険料の分割払特約が付帯した様々な種類の革新的な保険商品を、Grabのモバイルアプリを通じてユーザーへ直接提供します。JVはグローバルの保険パートナーと共同で、特に東南アジアの人々の生活ニーズに応える商品を開発します。

今回の合意の一環として、衆安保険の海外事業開発を担う衆安国際はJVに、プラットフォームを構築するための技術資産の提供と、インターネット経済圏の知見を提供します。Grabは、同社のモバイルアプリを通してネット保険プラットフォームを立ち上げ、同社の広いユーザー基盤と圧倒的な顧客への見識を活用し、カスタマイズされた保険商品を数百万のユーザーに提供します。

新たなプラットフォームは他の市場に先駆け、2019年上半期にシンガポールで提供開始の予定です。これにより、無保険、または十分な保険に入っていない数百万の人々が携帯電話から保険商品にアクセスできるようになり、代理店や業者を介さなくても、Grabアプリから直接、手頃な商品の閲覧や支払いが可能となります。

今回の提携は、適切な保険商品の特定や高額な保険料、支払いにおける選択肢といった良くある悩みに対し、GrabPayまたは決済パートナーを通じて保険料の支払いを調整し自動控除することで応えていくものです。手始めに、損害保険のChubb社と共にGrabは、シンガポールのGrabのパートナー運転手にドライバー保険商品を提供し、病気や事故による収入損失を保障します。

Grabは昨年、東南アジア地域のスーパーアプリになるべく、中核事業である交通サービスに加え、配送サービス、フードデリバリーや食材宅配、金融サービス、そのほかのコンテンツ提供にまで事業を拡大しました。今年は事業をさらに拡大し、外国送金やオンラインヘルスケアサービスを展開する予定です。

Grabのミン・マー社長は次のように述べています。「保険プラットフォームの立ち上げは、同地域で日々の生活に欠かせないスーパーアプリ最大手になるという当社の取り組みの一環です。東南アジアでのダウンロード数が1億3,000万を超え、336の都市で事業展開するGrabは消費者の行動やニーズを深く理解しているため、お客様にとって価値を生む革新的な保険商品を提供できます。」

衆安保険の海外事業の責任者でありバイス・ジェネラル・マネージャーのウェイン・シューは次のように述べています。「東南アジアのネット最大手であるGrabとのこのような力強い提携を発表でき、大変うれしく思います。衆安保険はこの5年間で新しい世代のお客様へ、日常生活のリスクに対する保障を提供する経験を多く積み上げてきました。当社は、300以上のネット業界のパートナーと衆安保険を中心とした保険のエコシステムを構築するという共通の目標のもとで協力し、技術的なソリューションを提供しています。衆安保険はGrabや他の大手保険会社と協調することで、東南アジアの顧客の保険ニーズに一層応えることができると確信しています。」

Grab Financial の責任者のルーベン・ライは次のように述べています。「Grab Financialの使命は、東南アジアに適切で安価な金融サービスを提供することです。この提携を通じて当社ユーザーやパートナー運転手、事業者に対し、日常の不確実な状況に対する適切且つ安価な保険を提供したいと考えています。当社は東南アジアの主要6カ国でライセンスを持つ唯一のデジタル・ペイメント企業として、幅広い事業網を活かし、世界的な保険会社と協力することで、同市場で速やかに規模を拡大して参ります。」

衆安国際にとって、Grab とのJVは東南アジア市場への大きな足がかりとなります。衆安国際は、衆安保険の海外事業開発の会社として2017年12月に設立されました。衆安国際のビル・ソン最高執行責任者(COO)は同社の初年度について次のように述べています。「衆安国際は設立以来、海外の事業展開を支えるため、テクノロジーの開発力を高め、プラットフォーム上での協力関係を築いてきました。今後は、ネットにつながった世界で保険を再定義するという使命のもと、アジア市場を拠点として当社の事業を世界に展開していきたいと思っています。」

衆安国際について
衆安国際は2017年12月、中国のネット専業保険会社の衆安保険が海外市場でのフィンテックやインシュアテック分野での国際事業開発や協業、投資機会を開拓するため香港で設立しました。衆安国際とソフトバンク・ビジョン・ファンドは2018年8月、中国国外、とりわけまずはアジア市場での衆安のテクノロジー・ソリューション事業拡大のための提携を発表しました。衆安国際は2018年9月、日本の大手保険会社の損害保険ジャパン日本興亜に対し、次世代のクラウド型エンド・ツー・エンドの保険システムへのデジタル変革をサポートするため、同社との提携を発表しました。

Grabについて
Grabは、東南アジアにおいて最も利用されるO2Oモバイルプラットフォームであり、消費者へ日々の生活に欠かせない重要なサービスを提供しています。お客様は交通、食、ショッピングのサービスを楽しみ、一元化されたE-ウォレットで簡単に支払いが可能です。Grabは全ての東南アジアの人々がデジタル経済の恩恵を受けるべきだと考えています。Grabは安全且つ安価な交通サービス、食品デリバリー、モバイルペイメント、金融といったサービスへのアクセスを提供しています。Grabは現在、シンガポール、インドネシア、フィリピン、マレーシア、タイ、ベトナム、ミャンマー、カンボジアにおいて事業展開しています。詳細はこちらhttp://www.grab.comをご覧ください。

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