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代表作「望郷」本画・小下絵・小下図 初の3作品同時展示 画業の足跡をたどる回顧展 「山口蓬春展 新日本画創造への飽くなき挑戦」 8月7日(水)より高島屋 日本橋・大阪会場にて順次開催

PR TIMES / 2019年7月9日 17時40分

 このたび高島屋は、大正、昭和の画壇で新しい日本画の創造に力を尽くした山口蓬春画伯の足跡をたどる回顧展「山口蓬春展 新日本画創造への飽くなき挑戦」を開催します。
 初期から晩年までの代表作を一堂に集めた本展は、まもなく没後50年を迎える山口蓬春画伯が追い求めた新しい時代の日本の伝統美をあらためて堪能できる貴重な展覧会です。



[動画: https://www.youtube.com/watch?v=UjbOCWwhBFE ]



[画像1: https://prtimes.jp/i/35603/9/resize/d35603-9-959066-0.png ]

<展示概要>
■代表作「望郷」本画・小下絵・小下図 初の3作品同時展示
 愛らしいシロクマがユーモラスに描かれた「望郷」は、蓬春の代表作の一つです。画伯は本作品の制作のため、当時人気を集めていたシロクマやペンギンを上野動物園で写生したことが知られています。本展では「望郷」の「本画」に加え、「小下絵」、「小下図」を並べて展示し、制作の軌跡をたどります。蓬春が「本画」に取りかかる前に描いた「小下絵」は、日本画家、東山魁夷の新居祝いとして贈呈され、また「小下図」は、蓬春と親交のあった名女形、歌舞伎役者の六世中村歌右衛門が大のクマ好きということで本人に贈られました。「望郷」3作がそろって展示されるのは本展が初めてです。蓬春の明るく近代的な造形感覚は、いまも色あせていないことを実感することができます。
[画像2: https://prtimes.jp/i/35603/9/resize/d35603-9-124936-1.png ]


■モダニズムの画風を生んだ画室を再現
 会場には、蓬春の画室の再現コーナーを設けます。蓬春の念願だった画室は同窓で友人の建築家、吉田五十八(よしだいそや)(1894 年・明治 27年~1974 年・昭和 49年)が設計し、今回展示される机や椅子もそのときに吉田にオーダーされたものです。
 蓬春が生涯にわたって制作にうちこんだ画室は、山口蓬春記念館(神奈川県葉山町)に当時のままの姿で残されています。


■初期~晩年にかけての代表作を展示
 新日本画の創造を目指し、常に新しい画風に挑み続けた蓬春の足跡を、初期から晩年にかけての代表作品を含む約50点の展示作品で振り返ります。
[画像3: https://prtimes.jp/i/35603/9/resize/d35603-9-850380-6.jpg ]



■会期・会場
・日本橋会場:2019年8月7日 (水)~19日(月) 日本橋高島屋 S.C.本館 8階ホール
・大阪会場:2019年8月28日(水)~9月9日(月) 大阪高島屋 7階グランドホール
■主 催:朝日新聞社、NHKプロモーション(東京会場)、NHKプラネット近畿(大阪会場)
■特別協力:山口蓬春記念館
■入 場 料:大人800円、大学・高校生600円、中学生以下無料
■URL:https://www.takashimaya.co.jp/store/special/event/hoshun.html

<山口蓬春について>
1893年(明治26年)、北海道松前町の生まれ。東京美術学校で西洋画科から日本画科に転じました。
卒業後は、やまと絵の第一人者として活躍し、そののち日本画家や洋画家らと結成した六潮(りくちょう)会では、流派を超えた研鑽の中で、独自の絵画領域を広げます。伝統的な技法を基盤としつつ広く内外の芸術を吸収するとともに、時代感覚を投影することで独自の世界を創り上げ、戦後の日本画壇に進むべきひとつの方向性を示したと言えます。1965年(昭和40年)には文化勲章を受章しました。

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