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今知らないと損をします。イチミがオンラインインターン実態調査を公開

PR TIMES / 2020年9月4日 9時45分

~オンラインという環境を逆手に取った企業の戦略が明らかに~

コロナの影響で3密を避ける新しい生活様式が普及すると共に、これまでオフラインが主流であったインターンシップの形も変容しつつある。今回は、この不測の事態下で試行錯誤しインターンシップにオンラインを取り入れる新しい試みを行う企業にフォーカスした。未だ収束の目処が立たない感染症への対策をしつつ学生との深いコミュニケーションを諦めたくない企業の方や、非常事態下でも自分のキャリアを妥協したくない、長期インターンシップにも挑戦したい学生の方にとって、なにかヒントになれば幸いである。



[画像1: https://prtimes.jp/i/51172/9/resize/d51172-9-336526-0.jpg ]


【調査サマリー】


調査方法:ヒアリング
調査対象:オンラインインターンを導入している企業
調査内容:オンラインインターンの取り組み方/工夫/評価方法/インターン生の感想
調査期間:2020年8月


Q1.オンラインインターンの取り組み方って?


どちらかに手段は限らず、オンラインでのコミュニケーションもとりつつ、週に一回は対面でミーティングをするという機会を設けている(Priv Tech株式会社)
環境変化を捉えながら、インターンとの働き方を日々アップデートしている(株式会社キュービック)
インターンだからといって特別扱いはしない!リモートで働く他の社員と同じように扱う。(株式会社ガイアックス)
働く時間は決まってない!成果さえ出せばOK(イチミ株式会社)


Q2.オンラインインターンの受け入れに当たり、どのような工夫をしていますか?


毎週30分の面談をしている(Priv Tech株式会社)
入社間もないインターンがいつでも気軽に質問や相談ができるよう、CCPC(キュービック・キャリア・プレカレッジというインターン向けの独自初期教育機関)ではzoomを常時接続している。(株式会社キュービック)
コロナでバタバタしていても、社内をあえてそのまま見せるようにしている(株式会社ガイアックス)
対面環境下だったら自然発生する雑談の部分を大事にしている(イチミ株式会社)


Q3.オンラインインターンの評価はどのように行っていますか?


勤務時間ではなく、出した結果で評価(イチミ株式会社)


Q4.オンラインインターンで働く学生は、どのように感じていますか?


地方にいながら経営直下のベンチャーで学べることがうれしい(Priv Tech株式会社)
まめに1on1があって、心の距離をあまり感じない(イチミ株式会社)



調査内容を受けて:イチミ株式会社 オンラインインターン 堀家 実悠希

実際にオンラインインターンを導入する企業にお話をお伺いして、この状況をむしろ好機ととらえる方が多いということに気づかされました。社会の在り方が大きく変化した中でも、失われた物よりも変わらない物/新たに手に入った物に目を向けることでより良い結果を出そうと試行錯誤している、そんな印象を受けました。

これまでビジネスにおける大きな障壁であった物理的距離は、今やオンライン化の進行により問題にならなくなりつつあり、出張、転勤といったこれまでの働き方の常識はどんどん崩れ去っています。そんな中で新たにオンラインインターン採用に挑戦しようとする企業をイチミは全力で支援していきたいと考えております。最後に、今回のインタビューにご協力いただいた皆様に心よりお礼を申し上げます。

【お問い合わせ】

イチミ株式会社

「令和的組織をツクル」として、組織や人事、採用媒体などの情報を、採用コンサルティング業務の中で得た知識や実感を交えながら、発信しています。
https://ichimi13.com/

価値観が大きく変容しつつある就活・採用市場において、私たちと一緒に次なる採用戦略を考えていきませんか。現在、期間限定で無料相談を受け付けております。下記URLからお気軽にご相談ください。
https://ichimi13.com/contact/

【協力企業様 一覧】
・Priv Tech株式会社
https://privtech.co.jp/

・株式会社キュービック
https://cuebic.co.jp/

・株式会社ガイアックス
https://www.gaiax.co.jp/


【調査内容詳細】

▹▹▹オンラインとオフライン、どちらも取り入れる。いいとこどりのインターンとは
【Priv Tech株式会社】

プライバシーテック領域における事業会社であるPriv Tech株式会社は、フラットな組織感やアウトプットを重視しており、コロナに関係なく、もともと働く場所は自由な会社だ。実際にベトナム在住のエンジニアや仕事の合間にサーフィンをするという自由な働き方をするメンバーも所属している。
インターン生に関しても、リモートだけ/オフラインだけ、という風にどちらかに手段を限ることはしていないそうだ。リモートメインで働く地方在住インターン生にインタビューすると、その実態に迫ることができた。
まず、リモートインターン生は、毎日30分代表と面談をするのだという。そして週に一度は全員が1on1の時間をとる。さらに、毎週月曜日は、通勤可能な地域に住んでいるメンバーは顔を合わせてオフラインでミーティングをすることで組織の一体感を保っているのだそうだ。一方で、商談はオフラインからオンラインへの移行が顕著だという。

「自分が地方にいながら経営直下のベンチャーで学べることが嬉しいです。将来は起業することを前提にしているから、それに合わせて今やるべきことを逐一すり合わせしてくれる。自分が今どこのレベル感にいるのかを俯瞰できます」と話すインターン生。リモートでも、オフラインでの体験に劣らないインターン経験を積むことは可能だと考えていいだろう。そういった場合、インターン生でも「オフィスに出社している、長時間頑張っている」という評価指標ではなく、アウトプット=結果が重視されるワークスタイルに変化していくことは避けられないはずだ。

[画像2: https://prtimes.jp/i/51172/9/resize/d51172-9-511122-2.jpg ]



▹▹▹オンラインインターンのメリットとデメリットを鑑みて「しくみ」をつくり、日々改善する
【株式会社キュービック】

「環境変化を捉えながら、インターンとの働き方も日々アップデートしています。」
こう話す株式会社キュービックには、100名以上の学生が長期インターンとして在籍する。現在はコロナによる影響を鑑み、オンラインインターンを行っている。
そのメリットとデメリットについても、次のようにまとめてくれた。

<メリット>

自宅、学校、オフィスという3拠点間の移動時間を削減できる
東京オフィスメンバー・福岡オフィスメンバー合同の研修や勉強会を実施するなど、物理的な距離を超えて学び合える
オフィス勤務時以上の高い自己管理力や自走力が求められるため学生自身の自律が促される


<デメリット>

■学生視点

オフィスで社会人と肩を並べ、会社の雰囲気を肌で感じながら働くことができない
社内メンバーとの関係構築に時間がかかる


■企業視点

入社間もないインターンのつまずきにすぐ気づけず、タイムリーにフォローしづらい
未熟なインターンは、丁寧に業務進捗を追う必要があるのでマネジメント負荷が上がる


組織における新しいメンバーや成長過程にある若手ほど、対面コミュニケーションで得られたものは大きい。だからこそ、それらをオンラインでどう補うかが課題だ。゛歓迎会やランチ、ちょっとした雑談などを通じて親睦を深めることが難しいのに加え、相手の状況が見えづらいことで、入社間もないインターンは相談行為を躊躇してしまうこともあった。
これを、同社は工夫で乗り越えようとしている。「インターンは入社すると、CCPC(キュービック・キャリア・プレカレッジ)というインターン向けの独自初期教育機関で、ビジネススタンスや社会人マナー、マーケティングの基礎知識等、スキルのベースを体得します。入社間もないインターンがいつでも気軽に質問や相談ができるよう、CCPCではzoomを常時接続しています。」

仕組みを作ることでオンライン環境下でもスムーズに業務を進めていくことは可能だろう。しかし、その仕組み作りは一朝一夕にはいかない。感染症の収束まで見通しが立たない今、トライアンドエラーを繰り返すことを恐れない姿勢が重要だろう。


[画像3: https://prtimes.jp/i/51172/9/resize/d51172-9-387791-3.jpg ]



▹▹▹会社のリアルを「オンラインで」のぞいてもらう。日対面型でも充実度の高いインターンの秘訣とは
【株式会社ガイアックス】

今年度のサマーインターンを、完遂率0.01%の “終わらないインターン”と銘打っているガイアックス株式会社。ここ3年間は短期インターンは実施せず、長期インターンのみ受け入れていたが、今年度は実験的に短期インターンシップを開催することに決めたという。「ここ数年は、早期に接触できる学生を重要な採用ターゲットにしていたわけではないのでサマーインターンを行っていませんでした。ですが今年は、挑戦的なキャッチコピーや高い難易度をアピールしたときにどういった層に刺さるのかということが知りたくて。」社員の流拓巳さんはこう話す。オンライン型にしたのでは、ともすると社員がしゃべり学生が聞くだけ、というセミナー形式のインターンになってしまいそうだが、どのようにして充実度・難易度の高いインターンを企画しているのだろうか。
「インターン生を社員と全く同じように扱うんです。社員も現在はリモートで働いているわけですから、地方在住でリモート参加の学生でも彼らと労働環境や条件は同じです。その中で、新規事業立案をして、上司に決裁を仰ぎ、忙しい社長を捕まえてプレゼンをする。インターンのために特別にタイムスケジュールを作って、社員が至れり尽くせりで学生に構うわけではありません。」リモートワークへの移行で社内がバタバタしているのであれば、そのバタバタも学生に見せ、混沌の中で社会のリアルを体験してもらうのだ。「でも結局は、そういうリアルなインターンの方が満足度もエンゲージメントも向上するんじゃないでしょうか。」

非対面型だからといってインターンの可能性が狭まってしまうわけではない。むしろ、開催場所にとらわれない分、学生にとって「会社のリアル・労働のリアル」への参入ハードルは下がっているのかもしれない。
[画像4: https://prtimes.jp/i/51172/9/resize/d51172-9-449020-6.jpg ]



▹▹▹インターン生は全員、地方住み・フルリモート。そんな特殊環境でも「伸びる」理由とは
【イチミ株式会社】

「地方学生をオンラインインターン生として採用することには、思いがけないメリットがありました」代表の杉浦はこう話す。「彼らは触れる情報や機会が少ない分、一つ一つへのエネルギー量や吸収力が高いように感じます。」何もしなくても様々な情報が流れてくる都会と違って、自分で自分に必要なものを取りに行くというアクションをしないとインターンシップにたどり着けない。そんなハードルを乗り越えて企業に接触してくる地方学生は、その時点ですでに情報感度が高く、主体性が強い傾向があるという。
イチミ株式会社はインターンシップ制の雇用形態も特徴的だ。勤務時間ではなく成果で評価し、インターン生の給与の決め方も時給制ではなく実力に応じた月俸制だ。いつ働いてもいいし、長い時間働かなくてもいい。それで結果が出ればOK、という考え方だ。
しかし柔軟な働き方ができる一方で、その距離の遠さと労働形態の自由さによって帰属意識が薄れていくこともある。「だから、オフライン環境下では自動的に発生する雑談の部分をオンライン下では意識的に作り出すようにしています。例えば自己分析会をやって、人生の深い話をしたり。最近ではCollaという質問botを導入して、メンバーの知らない一面を引き出すような取り組みもしています。業務とは関係のないコミュニケーションをどんどんとっていく、そこからアイデアが生まれることもあります」

オンラインインターンという形式が次の時代のニュースタンダードになっていくかどうかを考えるにあたっては、物理的距離を超えて心理的距離を縮めることができるかどうか、というところがひとつ大きなポイントとなってくるだろう。


[画像5: https://prtimes.jp/i/51172/9/resize/d51172-9-468879-4.jpg ]


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