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アリババクラウド、クラウド技術を利用して東京2020オリンピック競技大会中の熱中症リスクを軽減

PR TIMES / 2021年7月21日 19時15分

オリンピックのデジタルトランスフォーメーションを支援するために多岐にわたるクラウドサービスを提供

国際オリンピック委員会(IOC)のワールドワイドパートナーであるアリババグループは本日、東京2020オリンピック競技大会(以下、東京2020大会)の会場スタッフが、気温が高い現場で働く中で熱中症になるリスクを軽減する新たなクラウドベースのソリューションを発表しました。



[画像1: https://prtimes.jp/i/52991/9/resize/d52991-9-6f29d2053602a0cb05d9-6.png ]

アリババは、東京2020大会期間中にアリババクラウドが開発したデバイスとソリューションを提供し、大会会場で働くスタッフの熱中症対策を支援します。アリババクラウドが提供する耳に装着するインテリジェントなデバイスは、クラウドベースのシステムと連携して、大会会場で働くスタッフの体温や心拍数を計測します。デバイスを装着しているスタッフの体温や心拍数、また会場の環境に関する指数をもとに、現場で働くスタッフの熱中症リスクのレベルをリアルタイムに把握します。分析データにより、熱中症リスクが高まっているスタッフには、熱中症警戒アラートをあげるとともに水分の補給などの熱中症予防対策の通知メッセージが自動的に配信されます。 また、競技会場の14カ所に設置された暑さ指数(WBGT)メーターにより、気温、湿度、日射量、幅射熱などの周辺環境の暑さ指数を観測します。

東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会 メインオペレーションセンター(MOC)チーフの中村英正氏は、次のように述べています。 「東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は暑さから身を守るため様々な暑さ対策に取り組んでいます。オリンピック期間中にも猛暑が予想されますが、大会運営に従事する会場スタッフをサポートする上で、アリババが提供するクラウドベースの技術は重要な役割を果たしています。その技術は会場での暑さ指数測定やスタッフの熱中症予測モニタリングなどに活かされています。組織委員会は、アリババをはじめとするワールドワイドオリンピックパートナーとともに、安全な大会環境の提供に向けて注力してまいります。」

アリババクラウド・インテリジェンスの国際ビジネス担当ゼネラルマネージャーであるセリーナ・ユアン(Selina Yuan)は、次のように述べています。「アリババクラウドの最先端のクラウド技術を活用することで、オリンピックの安全で円滑な運営に貢献したいと考えています。当社の安定かつ柔軟に最適な運用を可能にする、安全なクラウドコンピューティング・インフラストラクチャは、さまざまな形でオリンピックのデジタル化に貢献し、新たな体験をもたらすと確信しています。」

[画像2: https://prtimes.jp/i/52991/9/resize/d52991-9-995e8fbb428d38ec1881-0.png ]

[画像3: https://prtimes.jp/i/52991/9/resize/d52991-9-b7fa91ede4819ebdd542-1.jpg ]

また、アリババは東京2020大会のデジタル化を支援するために、さまざまなクラウドサービスを提供しています。

- 放送局向けの「OBSクラウド」:アリババクラウドとオリンピック放送機構(OBS:Olympic Broadcasting Services)は2018年に、デジタル時代のメディア業界の変革を支援する革新的なクラウドベースの放送ソリューション「OBSクラウド」を発表しました。東京2020大会期間中、ライツホルダー(放送権者)放送事業者(RHB)に、デジタルおよびソーシャルメディア・プラットフォーム向けに特別に設計されたクラウド・ホスティング・プラットフォームへのアクセスを提供します。その中には、OBSが制作し、即座に放送できる多彩な短編コンテンツが含まれます。

- アスリート向けの「3DAT」:インテルの技術を活用し、アリババクラウドでホストされる「3Dアスリート・トラッキング(3DAT)」は、アスリートのパフォーマンスに関するプロフェッショナルな視点での情報をリアルタイムで視聴者に提供します。モーション・トラッキング・センサーを必要とせず、標準的なビデオ、AI、コンピューター・ビジョンを活用して、アスリートの身体の20以上のポイントを3Dで抽出し、そのデータを多様な角度から可視化できるように変換します。それにより、放送局は、陸上競技の主要なスプリント競技における自社のコンテンツを強化することができます。

- 「プレスカンファレンス・オン・クラウド」:東京2020大会期間中に記者会見場に行くことができないメディア関係者のためのクラウド上のメディアサービスで、記者会見のビデオを閲覧したり、ダウンロードすることができます。ビデオ処理、音声・映像編集、ライブストリーム/VOD配信、映像ダウンロード機能などを備えています。

- 「TOKYO 2020 Make The Beat!」:「TOKYO 2020 Make The Beat!」プロジェクトは、SNSを通じて世界中の人々が東京2020大会に参加できる応援プロジェクトです。サポーターはリズムに合わせた自らのパフォーマンスを撮影し、投稿することができます。応援動画の一部は、アリババクラウドの技術を用いて生成されるビデオ・コンピレーション作品としてイベント期間中に放映されます。

- 「オリンピックチャンネル」:アリババクラウド上でホストされるOlympic.comは、オリンピック閉会後も、次の大会に向けて各競技や選手をフォローし、若い世代の観客をスポーツのムーブメントに引き付けることを目的としています。

- 「Alibaba Cloud Pin」:伝統的なピンに新たにデジタル機能を追加したデジタルウェアラブル・デバイスで、オリンピック期間中に国際放送センター(IBC)やメインプレスセンター(MPC)で働くメディア関係者が、安全かつインタラクティブな方法でお互いに交流し、ソーシャルメディアの連絡先情報を交換できるように設計されたオリンピック初のクラウドピンです。

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