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『ナラティブカンパニー 企業を変革する「物語」の力』(東洋経済新報社)2021年5月14日発売。

PR TIMES / 2021年4月19日 9時45分

戦略PRの第一人者・本田哲也による、ビジネス視点でナラティブを解説する初の「教科書」

株式会社本田事務所(所在地:東京都港区)は、代表取締役・本田哲也の著書『ナラティブカンパニー 企業を変革する「物語」の力』が5月14日(金)、東洋経済新報社から刊行されることをお知らせいたします。



[画像1: https://prtimes.jp/i/43585/10/resize/d43585-10-374385-0.jpg ]


ここ数年の大きな社会変化として、SNSの浸透とスマートフォンの普及、またSDGsやESG投資などに象徴される、社会課題への世界規模での関心の高まりが挙げられます。コロナ禍によってこれらの変化は加速しています。新型コロナウイルス感染症は、これまで当たり前だった私たちの価値観や習慣、企業経済や社会構造を変えるインパクトを世の中に与えています。あらゆる分野において私たちは変革を余儀なくされ、ニューノーマルの世界に直面しています。

一方で近年、企業コミュニケーションにおける新たなキーワードとして、「ナラティブ」という概念が世界的に注目されています。「ナラティブ」とは、企業と消費者(生活者、ユーザー)との「共体験」の物語のこと。同じ‘物語’でも主人公が企業の「ストーリー」では、発信は一方通行になりますが、「ナラティブ」では生活者やステークホルダーも主人公となり、企業と共に物語を「共創」していくことが大きな違いとなります。特にコロナ禍から、「共体験」の価値が高まり、企業側との距離感の変化、より企業に「自分らしさ(オーセンティシティ)」が問われる等の変化が表れ始めました。今、社会的共創(企業と生活者、多様なステークホルダーの共創)の重要性が問われる中、新たなアプローチの手段として「ナラティブ」が注目されています。

本書では、「ナラティブカンパニー」を、「ナラティブ(=物語的な共創構造)を生み出し、その構造の中でマーケティングや広告・PR活動を行うことで、業績や企業価値の向上を果たしている企業」と定義しています。コロナ禍の下でも顧客やユーザーとのコミュニケーションで注目される企業には、この「ナラティブ」が共通項として見られます。ナラティブカンパニーが出現する社会的変化、企業価値に直結するナラティブとは何か・・・・・・等々、またナイキ、ソニー、アマゾン、メルカリ等のグローバル企業からスタートアップ企業まで、豊富な事例を紹介しています。そして、ナラティブスクリプトを描くことから実践方法まで体系的に解説、ナラティブカンパニーの可能性と未来について考察しています。

著者の本田哲也は、日本の広告マーケティング業界に「戦略PRブ―ム」を起こし、「世界でもっとも影響力のあるPRプロフェッショナル300人」に選出されたPR専門家で、これまで国内外の多岐にわたるクライアントと仕事をしてまいりました。著書では、数多くのPR戦略を手掛けた経験と豊富なグローバルPRの知見を活かし、新しい企業コミュニケーションの在り方を解説します。

激変する時代においてナラティブへの理解を促進し、「ニューノーマル時代のコミュニケーションの教科書」として、新たな企業価値の創造と、ビジネスパーソンの一助となることを目指し、多くの方々へ本書をお届けしたいと考えております。

【本書で紹介している事例】
アマゾン、ナイキ、ソニー、資生堂、ワールド、ユニチャーム、メルカリ、味の素冷凍食品、パンテーン、WHILL、米SUBARU、サンリオなど、10社以上。

【主要目次】


PART1  なぜナラティブが求められるのか?―ニューノーマルの3つの変化

  1 「共体験」価値の高まり
  2 「社会的距離」の見極め
  3 「自分らしさ」が問われる

PART2  ナラティブを実践する5つのステップ

  STEP1  パーパスの設定:ナラティブの「起点」を定める
  STEP2  パーセプションの形成:ナラティブの「目的」を明確にする
  STEP3  ナラティブスクリプトの作成:ナラティブを「描く」
  STEP4  マルチエンゲージの展開:ナラティブを「共創」する
  STEP5  効果の測定:ナラティブを「はかる」

PART3  企業価値に直結するナラティブ

  1  ナラティブ力を発揮する達人たち
     トランプもナラティブの達人
     ナラティブ不在の「アベノマスク」
     「こんまり」のナラティブ
  2  ソーシャル・レスポンシビリティ:責任を果たすナラティブ
     SDGs達成にも欠かせないナラティブ
     ユニチャームの事例:「生理について気兼ねなく話せる社会」をつくろう
     メルカリの事例:創業の原点は「なめらかな社会を築く」
  3  ビジネス・トランスフォーメーション:変革を進めるナラティブ
     ネットフリックスの事例:世界一の変革企業に見るナラティブ性
     objcts.ioの事例:自分たちが欲しいと思うバッグをつくる
  4  ビヘイビア・プリンシプル:行動を起こすナラティブ
     アマゾンの事例:パワポは禁止、ナラティブを書く
     SUNDREDの事例:「新産業共創」の「拠りどころ」となる
  5  ナラティブカンパニーの時代
     ナラティブは企業価値に直結する
     ビジョナリーカンパニーからナラティブカンパニーへ

【書籍情報】
『ナラティブカンパニー 企業を変革する「物語」の力』
著者 :本田哲也
発売日 :2021年5月14日(金)
定価 :本体2,400円+税
出版社 :東洋経済新報社
https://www.amazon.co.jp/gp/product/4492558004/ref=ppx_yo_dt_b_asin_image_o06_s00?ie=UTF8&psc=1

本田 哲也(ほんだ てつや) プロフィール

[画像2: https://prtimes.jp/i/43585/10/resize/d43585-10-964359-1.jpg ]


「世界でもっとも影響力のあるPRプロフェッショナル300人」に『PRWEEK』誌によって選出されたPR専門家。1999年に世界最大規模のPR会社フライシュマン・ヒラードに入社。2006年にブルーカレント・ジャパンを設立し代表に就任。2009年に『戦略PR』(アスキー新書)を上梓。P&G、花王、ユニリーバ、サントリー、トヨタ、資生堂、ロッテ、味の素など国内外の企業との実績多数。2019年より株式会社本田事務所としての活動を開始。著書に『その1人が30万人を動かす! インフルエンサー・マーケティング』(東洋経済新報社)、『戦略PR 世の中を動かす新しい6つの法則』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、共著に『広告やメィアで人を動かそうとするのは、もうあきらめなさい。』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。国連機関や外務省のアドバイザー、Jリーグのマーケティング委員などを歴任。海外での活動も多岐にわたり、世界最大の広告祭カンヌライオンズでは、公式スピーカーや審査員を務めている。公益社団法人日本パブリックリレーションズ協会(PRSJ)理事。

株式会社本田事務所
URL: http://hondaoffice.co.jp/   
お問い合わせ先: info@hondaoffice.co.jp

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