1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. プレスリリース

《奨学金プログラム設立 - 移民・難民の背景を持つ若者向け》大学・専門学校入学予定者に、返済義務なし・最大4年間の給付型奨学金「JWLIスカラシップ」を設立。

PR TIMES / 2021年10月8日 12時45分

2022年度奨学生2名が決定。

フィッシュ・ファミリー財団(本部: 米国ボストン、ジャパンオフィス:東京虎ノ門ヒルズビジネスタワー CIC Tokyo内、創設者:厚子・東光・フィッシュ、ラリー・フィッシュ)は、移民・難民の背景を持つ方のための奨学金プログラム「JWLIスカラシップ」を設立した。JWLIスカラシップでは大学・専門学校入学予定者に、最大4年間の入学金・学費・生活費を含む返済義務なしの給付型奨学金を配布する。第1期となる2022年度奨学生として2名が決定し、その選定・そして入学後の支援についてはJWLIの他プログラム卒業生や卒業生が運営する団体(以下、アラムナイ団体)が参画する。



[画像1: https://prtimes.jp/i/62030/10/resize/d62030-10-edbc7621a0c106b048ea-0.png ]


フィッシュ・ファミリー財団とは
 フィッシュ・ファミリー財団(本部: 米国ボストン、創設者:厚子・東光・フィッシュ、ラリー・フィッシュ)では、2006年にJapanese Women’s Leadership Initiativeを立ち上げ、主にソーシャルセクターで活躍する女性リーダーの育成や表彰を行う「JWLI」「CCJA(チャンピオン・オブ・チェンジ日本大賞)」「JWLI Bootcamp」の3つのプログラムを実施しています。3つのプログラムの卒業生は、現在100名を超えています。

 女性の支援に加え、米国での22年間に渡る移民支援の経験とノウハウを持つフィッシュ・ファミリー財団は、国際社会の担い手であり才能あふれた若い移民難民の背景を持つ方のための奨学金プログラム「JWLIスカラシップ」を日本において創設します。彼女たち・彼らは多文化、多言語という背景から、今後の日本社会において重要な役割を担うと確信しています。


なぜ移民・難民の背景を持つ方への奨学金が必要なのか
 日本政府は2008年に「留学生30万人計画」[注1]を掲げて留学生受け入れを積極的に取り組み、2019年にその目標を1年前倒しで達成しました。一方で、既に日本で暮らす外国人や外国ルーツのある方への進学支援は非常に限られています。実際、難民の背景を持つ方を対象とした奨学金は UNHCR難民高等教育プログラム[注2]が主となりますが対象人数は20名程度に留まっています。

 また、移民の背景を持つ(外国ルーツのある)方に対しても「高校中退率の高さ」と「高校卒業後の進路状況」が課題となっています[注3]。実際、日本語指導が必要な高校生は進学率が42.2%と、全高校生の71.1%から約30%も少ないというデータが出ています[注4]。


JWLIスカラシップとは
 このような背景に対し様々な支援活動・経験を有するJWLI卒業生らとの対話を通じ、「JWLIスカラシップ」の構想が生まれました。「JWLIスカラシップ」は大学・専門学校入学予定者に、最大4年間の入学金・学費・生活費を含む返済義務なしの給付型奨学金を提供します。JWLIの他プログラム卒業生やアラムナイ団体から紹介を受けた候補者の中から年間4名を上限に奨学生を決定しますが、この度秋入試枠にて2名の奨学生が決定しました。2022年度入学者については、冬入試枠で残り2名が選出される予定です。なお、一般公募は行っておらず、アルムナイからの推薦者のみとしています。

 奨学金及び生活費の支給に加え、学生生活及び就職のサポートを行う伴走支援も提供します。支援においては、1.同世代の移民同士のヨコのつながり 2.ロールモデルと出会うタテのつながりが重要と考え[5]、コミュニティ形成や、JWLIエコシステムのリソースや知見を活かしたキャリア形成のサポートにも取り組みます。


奨学金概要
奨学金の内容 :

年間最大4名
対象は日本にある2年制もしくは4年制の大学、および1~4年制の専門学校
入学金を含めた学費 および 年間50万円の生活費を支給(最大4年間)
学部・学科の制限なし(最短卒業年数が4年以上の学部は対象外)
返済の義務なし


対象者:

応募時に日本在住の移民・難民(難民申請者)の背景をもつ方
留学生枠ではなく、一般学生枠等で入学が可能な条件を満たす方
年齢制限無し
女性優先(男女問わず応募可能)
最終学歴が高校卒業、もしくは2022年3月に高校卒業予定
学部への入学を希望する方(編入・大学院は対象外)
JWLIアラムナイ団体より直接支援を受けている、もしくは受けたことがある方



アラムナイ団体
海老原周子(一般社団法人kuriya)
WLI2017年フェロー。一般社団法人 kuriya 代表理事。文部科学省外国籍等児童生徒教育アドバイザー。東京都教育委員会スーパバイザー。。ペルー、イギリス、日本で育つ。慶應義塾大学卒業後、(独)国際交流基金・IOM国際移住機関にて勤務。2009年より、移民の高校生を対象にキャリア教育やアートプロジェクトなどを行う。2016年EU主催「Global Cultural Leadership Programme」日本代表。

品川優(株式会社An-Nahal)
JWLI2019年フェロー。企業のダイバーシティ&インクルージョン推進を支援するAn-Nahal代表。留学生と日本人ビジネスパーソンのメンタリングプログラムや多文化協働プログラムを提供。グローバル人材育成、世界銀行や国際機関との教育関連プロジェクト、NPOでの難民申請者の就労支援等多様なセクターとの協働に携わる。世界経済フォーラム(ダボス会議)任命のGlobal Shaper

クレオニセ・西(Escola Nectar)
チャンピオン・オブ・チェンジ日本大賞(CCJA)2020年大賞受賞。在日ブラジル人学校エスコーラネクター校長。1996年に自宅を教室にして活動を始め、2001年ブラジル本国教育省(MEC)に働きかけ、在日ブラジル人学校認可校のパイオニアとして歩み始める。母語を基礎として健やかに成長し日本語を学べる、多様な教育が受けられる学び場を提供している。

渡部カンコロンゴ清花(NPO法人WELgee)
チャンピオン・オブ・チェンジ日本大賞(CCJA)2020年入賞。日本に来た難民の若者たちへのキャリアプログラムを手がけるNPO法人WELgee代表理事。2016年、難民の仲間たちとWELgeeを設立。東京大学大学院 総合文化研究科・人間の安全保障プログラム 修士過程修了。トビタテ!留学JAPAN一期生。内閣府世界青年の船事業第24回代表青年。


2022年奨学生 秋選考枠2名
Jさん:東日本在住。出身国で迫害を受け、約10年前に家族と来日。中学、高校でも部活や学内活動にて活躍。大学卒業後はグローバルな仕事をしたいという希望を持っている。自身のバックグラウンドを活かして外国籍の子どもたちのための多文化、多言語の学校を作りたいという夢もある。

Kさん:東日本在住。約5年前に家族と来日。出身国では女性は早く結婚し家庭に入るべきという考え方が一般的だが、自立した女性になりたいと進学を決意。大学ではプログラミング等IT分野で学び、それを恵まれない人のためのツールとして活用したいと思っている。


-------


【フィッシュ・ファミリー財団(The Fish Family Foundation)について】
フィッシュ・ファミリー財団は、1999年に米国マサチューセッツ州ボストン市で厚子・東光・フィッシュ、ラリー・フィッシュ夫妻によって設立されました。ボストン近郊の移民や低所得者層の若者支援、また女性リーダー育成や震災復興支援など日本を対象にした様々な活動を行っています。厚子・東光・フィッシュは、2006年にはJapanese Women’s Leadership Initiative、2017年にはChampion of Change Japan Award、2019年にはJWLI Bootcampを立ち上げました。2018年に日本のソーシャルセクターの女性リーダー育成への功績が認められ、旭日小綬章を受賞しました。

今後の活動に関しては、下記URLにて随時情報を更新しております。
JWLIウェブサイトURL: http://jwli.org/
JWLIフェイスブックページ: https://www.facebook.com/jwliboston/


【Japanese Women’s Leadership Initiative各プログラムのご紹介】

[画像2: https://prtimes.jp/i/62030/10/resize/d62030-10-5fc1ebff8028fa51c907-1.png ]

日本各地より選ばれた、活躍が期待される女性リーダーたちを、さらに行動力のあるリーダーへと育成します。ボストンで行われる4週間のリーダーシップ研修を通じて、フェローたちはリーダーとなる自信、マネージメントに必要なスキルと知識を身につけ、社会変革をもたらす具体的なプランを構築します。ボストンではNPOや社会的起業家、インキュベーターを視察訪問し、組織運営のノウハウやファンドレイジングの手法、リーダーシップなどを学びます。また、バブソン大学にて女性リーダーを養成する社会人向けの研修にも参加します。さらに、バブソン大学教授によるコーチングのもと、自身が目指す社会変革のアクションプランを立案、および発表します。帰国後はメンターの伴走のもと、そのプランを2年で実現していきます。

[画像3: https://prtimes.jp/i/62030/10/resize/d62030-10-f1c53ef0ac52a4795019-2.png ]

様々な社会問題や地域社会の課題に対して勇気を持って自ら行動し、地道に活動を続け、課題解決に貢献している女性たちに贈られる賞です。毎年12月に行われる授賞式では、大賞の発表および総額200万円の賞金の贈呈が行われます。2021年は、約200通以上の他薦による応募がありました。本賞はTiffany & Co. とDow Japanに協賛、The Japan Timesにメディア協力をいただいております。

[画像4: https://prtimes.jp/i/62030/10/resize/d62030-10-a7baef4abf39cdfbf04e-3.png ]

社会を先取りし、地域の声を代表する政策提言者としてより良い未来社会を創造するリーダーを育成するプログラムです。2006年から続くJWLIの4週間にわたるボストンでのプログラムを、3日間の合宿型研修に凝縮し、JWLIのエッセンスを日本語で提供します。2022年は、徳島と大阪にて開催予定。


-------


[注1] 「留学生30万人計画」関係省庁会議 令和3年3月31日 資料1-3 ( https://www.kantei.go.jp/jp/singi/kyouikusaisei/jikkoukaigi_wg/koutou_wg/dai8/siryou1-3.pdf)
[注2] UNHCR難民高等教育プログラム(Refugee Higher Education Program – RHEP)( https://rhep-japanforunhcr.org/
[注3] 特定非営利活動法人 移住者と連帯する全国ネットワーク発行情報誌『Mネット』217号「特集 外国にルーツを持つ若者の大学進学」12 神奈川県の NPO の支援現場からみる外国にルーツを持つ若者認定
NPO 法人多文化共生教育ネットワークかながわ(ME-net) 高橋 清樹著
[注4] 文部科学省「日本語指導が必要な児童生徒の受入状況等に関する調査(平成30年度)
[注5] 特定非営利活動法人 移住者と連帯する全国ネットワーク発行情報誌『Mネット』217号「特集 外国にルーツを持つ若者の大学進学」16 大学で学ぶ移民の若者たち— 大学生活の中でつくられるヨコとタテのつながり— 中京大学 三浦 綾希子

企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング