2014年11月の世界新車販売台数は年率換算で8,700万台弱-グローバル新車市場トレンド

PR TIMES / 2014年12月16日 10時21分

英LMC社2014年11月の世界自動車販売台数を発表

・11月のグローバル・ライトビークル(乗用車・小型商用車を指す。中大型商用車を除く)販売は、前年同月比0.8%減と2013年3月以来初めてマイナスになった。10月の季節調整済み年率換算販売は過去最高の8,800万台/年超となったが、11月の季節調整済み年率換算の販売は8,700万台/年をやや下回る結果となった。
・中国、北米、西欧の需要は前年同月比で増加を続けているが、東欧はロシア政府による支援があるにもかかわらず、懸念が残る。また、日本とアルゼンチンも販売が急減した。




北米

・米国ライトビークル販売は11月も増加を続けており、季節調整済み年率換算の販売は1,710万台/年となった。2014年通年の販売は1,650万台近くに達すると予測している。民間部門の消費者心理向上と賃金上昇で2015年も経済成長が続くと想定すれば、更なる市場の拡大が予測される。
・カナダの11月のライトビークル販売も好調で、2014年通年の販売は180万台を超えることが確実となった。

欧州

・11月の西欧市場は前年と比べて営業日が1日少なかったために、回復のペースがスローダウンした。季節調整済み年率換算の販売でみると、10月に1,400万台/年超まで拡大した後、11月は1,390万台/年を少しだけ下回る結果に終わった。しかし、2015年に向かって西欧市場は更なる市場拡大を続ける方向は変わっていない。
・11月の東欧のライトビークル市場は前年同月比1.6%減とまたマイナスになったが、2014年前半の減少幅よりは小さくなっている。ロシア市場は年前半の悲惨な販売状況の後、季節調整済み年率換算の販売が上昇した。政府のスクラップ・インセンティブスキームとルーブル下落に起因する価格急騰を予想した自動車購入の前倒しの要因に支えられたことによる。

中国

・速報値によれば、11月の季節調整済み年率換算販売は2,410万台/年となり、10月の下方修正した年率換算販売から1.5%増加した。しかしながら、乗用車は販売増加が続いている一方で、小型商用車は減少が続いている。
・今年の小型商用車販売は前年同期比で5%近く減少しているが、その要因として、次第に人気が高まってきているローエンドのMPV車がミニバス車の販売を奪っている事実がある。また、減速しつつある経済と、中国の排気規制「国4」(Euro 4)の適用をめぐる不確実性も小型商用車販売減少の要因である。乗用車では、最近の在庫が増加しているのが懸念材料である。

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