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激増する日本の野生動物に迫る『獣害列島』刊行。「住処を奪われている」のは、人間の方だった。

PR TIMES / 2020年10月8日 12時45分

イースト・プレスは2020年10月10日(土)に『獣害列島 増えすぎた日本の野生動物たち』(著:田中淳夫)を刊行します。



[画像1: https://prtimes.jp/i/65025/11/resize/d65025-11-263177-0.jpg ]

https://www.eastpress.co.jp/goods/detail/9784781651279
近年、街中にシカやイノシシ、クマが出没して、よく騒ぎになっている。ニュースなどでよく目にする場面だが、そうした野生動物による「獣害」の深刻な実態を知る者は少ない。

駆除数はシカとイノシシだけで年間100万頭を優に超え、農林水産業被害の総額は、報告されていないものを含めれば年間1000億円を超えるといわれている。

「人間は動物の住処を奪っている」と思っている人は多いが、現在の日本の山間部においてはむしろ「動物が人間の住処を奪っている」のだ。そして、野生動物たちは確実に都市圏へと侵攻を進めている。

[画像2: https://prtimes.jp/i/65025/11/resize/d65025-11-875082-1.jpg ]

本書では、これまで様々な媒体で動物・人間・森林の関係を取り上げてきた森林ジャーナリスト・田中淳夫氏が「なぜ野生動物はこれほどまでに増えたのか?」「共生の道はあるのか?」といった難問に挑む。

動物愛護の精神だけでは解決しない「日本の大問題・獣害」について、偏見を捨て、改善に向けて現状を認識するための1冊。

【内容の一部抜粋】
・列島全域を「奈良公園」化するシカ
・コンビニ前にたむろするイノシシ
・寝たふりできないクマの激増ぶり
・レジ袋片手に冷蔵庫を荒らすサル
・「かわいい殺し屋」ネコが引き起こす生態系の破壊
・「山にエサがない」は嘘? 野生動物が人里に降りてくる本当の理由
・「野生動物は食べればいい」? ジビエでは獣害が解決しない理由
・コロナ禍は獣害! 野生動物との接触が巻き起こす「人獣共通感染症」の危険性
・今後、野生動物たちは地方から都市圏へと侵攻していく、etc…

【著者プロフィール】
田中淳夫(たなか・あつお)
1959年大阪生まれ。奈良県在住。静岡大学農学部林学科卒。探検部の活動を通して野生動物に興味を抱く。同大学を卒業後、出版社、新聞社等を経てフリーの森林ジャーナリストになり、森と人の関係をテーマに執筆活動を続けている。
著作は『イノシシと人間』(共著・古今書院)、『森と日本人の1500年』(平凡社新書)、『鹿と日本人―野生との共生1000年の知恵』『樹木葬という選択』(築地書館)、『森は怪しいワンダーランド』『絶望の林業』(新泉社)ほか多数。

【目次】
第一章:日本は野生動物の楽園?
第二章:破壊される自然と人間社会
第三章:野生動物が増えた本当の理由
第四章:食べて減らす? 誤解だらけのジビエ振興
第五章:獣害列島の行く末

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