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日本初!1型糖尿病根絶を目指す1型糖尿病患者のための「給付型奨学金」支給開始。

PR TIMES / 2019年6月3日 14時40分

給付型奨学金で1型糖尿病根絶の道を当事者自らの手で切り拓くことをサポート

全国の1型糖尿病患者・家族を支援する認定特定非営利活動法人日本IDDMネットワーク(理事長 井上龍夫、本部 佐賀市)は、1型糖尿病根絶(=根治+治療+予防)を目指す研究の応援や1型糖尿病患者のQOL向上のために活動を行っています。
1型糖尿病根絶のために研究者、医療者を目指したくても経済的事由で大学への進学が困難となっている1型糖尿病患者を応援するために「1型糖尿病根絶奨学基金」を創設し、給付型奨学金(返還不要)を開始します。



[画像: https://prtimes.jp/i/38819/12/resize/d38819-12-682896-0.jpg ]

現在の医学では「治らない」病気である1型糖尿病。その根絶を目指し大学に進学をしたくても経済的事由によりあきらめざるを得ない患者があきらめずに学び続けられるように「1型糖尿病根絶奨学基金」を創設し、給付型奨学金(返還不要)を開始します。

日本IDDMネットワークはインスリン補充から解放され病気になる前のもとの体に戻る「根治」に、現在の治療法の改善により体への負担が軽くなり生活の質が向上する「治療」並びにこれから新しく発症する患者を無くして1型糖尿病を完全に克服する「予防」を加えて、1型糖尿病の「根絶」と定義し、この「根絶」を最終ゴールとして活動しています。2005年に「1型糖尿病研究基金」を創設し、1型糖尿病根絶を目指す研究に累計61件3億500万円の研究費助成を行っています。

1型糖尿病根絶を目指す1型糖尿病の研究者・医療者が増え、患者・家族が真に望む研究の進展がますます加速し、学びたいと思っている患者が夢をあきらめなくても済むように、1型糖尿病患者を対象とした給付型奨学金制度を開始します。1型糖尿病患者は毎日のインスリン補充が必須であり、合併症がなくても医療費が毎月1万5千円~3万円程度かかるためその経済的負担は大きいです。財源は「1型糖尿病根絶奨学基金」を創設し、本事業に賛同してくださる支援者も募集しています。

1型糖尿病患者は全国に約10~14万人と言われています。1型糖尿病は自己免疫により膵島の細胞が破壊されインスリンが分泌されなくなる病気であり、生活習慣には起因しません。「糖尿病」には種類があり、日本人患者の約95%は遺伝や体質、生活習慣などに起因する2型糖尿病です。1型糖尿病の原因はまだ解明されていませんが、ウイルス感染などが要因とされており、生後数ヶ月の乳児でも発症することがあります。インスリンが出にくくなったり、インスリンが出ていても効きにくくなる2型糖尿病と異なり、1型糖尿病ではインスリンがまったく出なくなります。そのため、インスリンを毎日投与しなければ、数日で死に至ります。現在は膵・膵島移植以外に治療法はなく、一生治ることのない「不治の病」です。

毎日のインスリン投与などにより適切な生活管理ができていれば、健康な人と変わらず生活、仕事ができますが、糖尿病=生活習慣病というイメージから、「贅沢しすぎるから」「食べ過ぎ」などさまざまな偏見に苦しみ、傷つく患者・家族も多くいます。就職時等で不利になるケースもあります。

国内での年間発症率は10万人当たり1-2人と希少な病であるため、このように患者と家族の精神的、経済的負担は大きく、社会の病気に対する理解も少ないのが現状です。

応募の方法やプログラム詳細、「1型糖尿病根絶奨学基金」へのご寄付については日本IDDMネットワークの公式サイトをご覧ください。

https://japan-iddm.net/life-info/scholarship/


【本件に関する問い合わせ先】
認定特定非営利活動法人日本IDDMネットワーク
〒840-0823 佐賀県佐賀市柳町4-13
TEL:0952-20-2062 FAX:020-4664-1804
E-mail:info@japan-iddm.net
WEB:https://japan-iddm.net/

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