ベライゾンとコーニングが屋内5Gサービスの提供を開始
PR TIMES / 2021年1月20日 11時45分
WeWork社が初の採用企業の一社に
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ハイライト:
-初の屋内向け5G基地局の展開により、概念実証からスケーラブルな商用ソリューションへ
-屋内5G基地局は、ベライゾンの5G ウルトラワイドバンドネットワークのフットプリントを拡張するための重要なステップで、企業顧客向けのプライベート5Gネットワークを実現
-WeWorkは、米国10か所での屋内基地局展開に関する契約を締結し、実現可能な柔軟な働き方環境を変革
Verizon Business(日本法人:ベライゾンジャパン合同会社、東京都千代田区、代表執行役員社長 職務執行者:山崎隆太、以下「ベライゾン」)とコーニング社(以下:「コーニング」)は、2020年9月に実施された実証実験の成功を経て、企業顧客向けに建物内基地局の商用設置を開始すると共に、屋内5Gソリューションを概念実証から、スケーラブルな商用ソリューションへ、わずか数か月で進展させたことを発表しました。ベライゾンは、顧客と従業員に最速の5G ウルトラワイドバンド体験を提供するために、現在当社リテールストアにおける初期展開を実施しており、順次米国全土のWeWorkロケーションにも設置する予定です。
ベライゾンビジネスのCEOであるTami Erwin(タミーアーウィン)は、次のように述べています。
「我々は、顧客が真に差別化された優れたサービスを提供するため、最先端の5Gテクノロジーを享受するに相応しいと考えています。ベライゾンは、概念実証から商用サービスの提供、現在では企業顧客に向けた拡張へと急速に移行しています。 前例のないパフォーマンスを提供する5Gウルトラワイドバンドの実現は、当社の成長に向けた投資であるだけでなく、お客様のデジタルトランスフォーメーション実現に向けた重要なステップとなります」
フレキシブルスペースソリューションのグローバルリーダーであるWeWorkは、コーニングの屋内5Gセルの提供に関してベライゾンビジネスと契約を締結した最初の採用企業の一社です。同社は、本契約に基づいて、米国10か所のWeWorkロケーションで5G屋内基地局の設置を行う予定です。新型コロナウイルス感染症(Covid-19)の蔓延によって企業顧客と従業員に向けたテクノロジーへの需要が拡大し、またデジタルトランスフォーメーションが加速する中、このコラボレーションは、ベライゾンの5Gの力と結びつける一方、アジャイルなハイブリッドモデルを構築することで、これらのニーズを満たします。
テクノロジーが働き方の未来を変革し続ける中、5Gネットワークは、ユーザーエクスペリエンスを改善、次世代の接続を促進し、ユーザーが前例のないネットワークスピードを利用できるようにするために、重要な役割を果たします。
WeWorkの最高製品&エクスペリエンス責任者のHamid Hashemiは次のように述べています。
「過去数か月のデータによると、信頼性に優れた高速ネットワークに接続する機能を備えたフレキシブルなスペースソリューションに対する需要は、かつてないほど高まっています。そのため、フレキシブルスペースのリーダーであるWeWorkは、ベライゾンなどの企業と提携して、スペースのメンバーが利用できるビジネスソリューションの品質を高めることで、メンバーの事業運営および成長を支援することができます」
屋内基地局が可能にするものとそれが重要な理由
コーニングの屋内基地局は、病院、製造施設、倉庫、学校、港湾、商業オフィススペース、リテールストア、および大量のデータトラフィックを管理および最適化する必要がある屋内施設内で、ベライゾンの5Gミリ波サービスを提供するように設計されています。これらの屋内基地局の展開は、ベライゾンの5Gウルトラワイドバンドネットワークのフットプリントの拡大を推進するとともに、モバイルエッジコンピューティング(MEC)機能を備えたプライベートネットワークの実現を加速するものです。
Tami Erwinは、「クラウドを企業・組織の施設に導入するためには、まずユーザーが最速の5Gにアクセスできる必要があります。屋内での5Gウルトラワイドバンドへのアクセスと、クラウドのパワーをビジネス施設にもたらすプライベートMECプラットフォーム、およびネットワークの運用を支援するプライベートコアを組み合わせることで、企業・組織は安全で、優れた信頼性、高速で低遅延のプライベート5Gソリューションを活用することができます」と述べています。
プライベート5Gネットワークの3つのコンポーネントすべて(屋内5Gウルトラワイドバンド、プライベートMEC、プライベートネットワークコア)を1つの施設に配置することで、データが複数のルーターや広範囲なエリアを通過する必要がなくなるため、パフォーマンスと効率性の改善が期待できます。また、コアリソースをマクロネットワークと共有する必要がなくなり、プライベートネットワークの所有者向けにカスタマイズされた特定の機能の開発を可能にする柔軟性が提供されます。
プライベート5Gネットワークは、企業・組織の自動化とデジタル化の取り組みを加速し、リーテル環境における顧客とのエンゲージメントを強化し、運用のあらゆる側面でセンサーと警報情報をサポートし、ならびにリアルタイムのオンサイトビデオ分析を提供します。 ベライゾンのミリ波帯域幅と高い信頼性により、プライベート5Gネットワークは、Edge AI、コンピュータービジョン、その他の新しいテクノロジーなどの高度な機能を提供すると共に、膨大な数のデバイスを管理するための拡張性を提供します。
コーニングの企業向け屋内セルラーソリューションポートフォリオの一部であるコーニングの屋内5Gソリューションは、洗練されたパッケージに完全に統合されたベースバンドユニット、ラジオ、アンテナを備えています。この屋内5Gソリューションは、コーニングの革新的な複合ファイバーとデータ送信用ファイバーを利用することで、将来に向けた5Gパフォーマンスを実現します。
Corning Optical CommunicationsのバイスプレジデントであるMichael O’Day(マイケル・オデイ)は、次のように述べています。
「コーニングは、当社の5Gミリ波屋内基地局がベライゾンの5Gウルトラワイドバンドネットワークにおいて重要な役割を果たし、ベライゾンの企業顧客に高速で低遅延のネットワーク機能を提供できることを嬉しく思います。企業・組織は費用対効果の高い方法で、屋内5Gの導入したいと考えています。簡単に設置可能なコーニングのソリューションは、そのニーズを満たすように設計されています。当社は、ベライゾンがこれらの機能を顧客に提供できることをうれしく思います。これは、両社の長年のコラボレーションの成果の一つです」
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